角部屋2面採光のお部屋のカーテン選び:プライバシーと採光を両立させる方法

窓のカーテンに関する質問です。 4月から1Rの賃貸に住むのですが、その賃貸が角部屋の2面採光で、北と東に窓があります。 北にあるのは横幅90cm、縦幅70cmの小さな窓です。 東には、横幅170cmで縦幅180cmの大きな窓です(東側にベランダあり)。 なお、どちらの窓にもカーテンレールがつけられています。 東側には高層ビルがないので光も入ってくるのですが、北側の窓は、窓を開けるとすぐ側に隣ビルの壁が見えるという状態です。 質問ですが、 (1)東側の窓にはカーテンをつけるとして、北側の窓にもカーテンをつけたほうがよいでしょうか? 隣ビルには、こちらの部屋が見えるような窓もないようですし、窓も小さいので、カーテンをつけないのもありかと思ったのですが。 (2)カーテンをつける場合、東と北で窓の大きさが違いますから、カーテンの大きさも変わると思われますが、どれぐらいの大きさのカーテンをつけるのがよいでしょうか。

1. 北側の窓にカーテンは必要?プライバシーと採光バランスの検討

東側の窓にカーテンを取り付けることは、採光調整やプライバシー保護のために一般的です。しかし、北側の小さな窓については、カーテンの必要性について検討が必要です。隣接ビルとの距離が近く、窓を開けると隣家の壁が見えるという状況は、プライバシーの観点からカーテンの設置を検討する必要があります。

北側の窓にカーテンをつけるメリット

  • プライバシーの確保: 隣家からの視線を遮断し、安心して過ごせる空間を確保できます。特に、夜間は照明をつけると室内が見えやすくなるため、カーテンは必須と言えるでしょう。
  • 防寒・断熱効果: 薄手のカーテンでも、窓からの冷気や熱気の流入をある程度抑制する効果があります。特に冬場は、暖房効率の向上に役立ちます。
  • 防音効果: 外の音を軽減する効果も期待できます。隣家の騒音などが気になる場合にも有効です。

北側の窓にカーテンをつけないデメリット

  • プライバシーの侵害: 隣家から室内が見えやすくなる可能性があります。特に、昼間でもカーテンがないと、室内が丸見えになる可能性があります。
  • 採光不足: 北側の窓は、もともと日当たりが悪いことが多いです。カーテンをつけると、さらに採光が不足する可能性があります。しかし、レースカーテンなど透け感のある素材を選べば、採光を確保しつつプライバシーも守ることができます。

結論: 北側の窓は小さくても、隣家との距離が近いことから、プライバシー保護のためにカーテンを取り付けることをおすすめします。 ただし、遮光性の高いカーテンではなく、レースカーテンやシアーカーテンなど、光を通しやすい素材を選ぶことで、採光を確保しながらプライバシーを守ることができます。

2. カーテンのサイズ選び:窓のサイズに合わせた適切なサイズ

カーテンのサイズは、窓のサイズだけでなく、カーテンレールの長さや、カーテンの仕上がり具合によっても変わってきます。 東側と北側の窓でサイズが異なるため、それぞれ適切なサイズを選びましょう。

東側窓(横幅170cm、縦幅180cm)

東側の窓は大きく、ベランダがあるため、カーテンは窓枠よりも大きめに選ぶのがおすすめです。

  • 横幅: 窓枠の幅よりも10~20cm広く、180~190cm程度の幅のカーテンを選びましょう。これは、カーテンを開閉した際に窓枠全体を覆い、日差しを効果的に遮断するためです。
  • 丈: 床に届く長さ、もしくは窓枠から数cm下まで届く長さ(床から1~2cm浮かせるのが一般的)がおすすめです。丈が短いと、窓全体を覆えず、冷気や熱気の侵入を防げません。

北側窓(横幅90cm、縦幅70cm)

北側の窓は小さいので、窓枠に合わせたサイズで十分です。

  • 横幅: 窓枠の幅に合わせた90cm程度の幅のカーテンで問題ありません。
  • 丈: 窓枠の高さに合わせた70cm程度の丈で良いでしょう。ただし、窓枠よりも少し長く(数cm)した方が、窓全体を覆いやすくなります。

3. カーテンの素材選び:機能性とデザイン性を両立

カーテンの素材は、機能性とデザイン性を考慮して選ぶことが重要です。

東側窓:遮光性と断熱性を重視

東側の窓は、朝の日差しが強く入るため、遮光性と断熱性を重視したカーテンを選びましょう。

  • 遮光カーテン: 光を完全に遮断する遮光カーテンは、睡眠の質を高めたい方や、強い日差しを避けたい方におすすめです。厚手の生地を選びましょう。
  • 断熱カーテン: 冬は暖気を逃さず、夏は涼しさを保つ断熱効果のあるカーテンは、省エネにも繋がります。裏地が付いたものや、特殊な素材を使用したものなどがあります。

北側窓:プライバシーと採光を両立

北側の窓は、プライバシーを確保しつつ、できるだけ光を取り込みたいので、透け感のある素材を選びましょう。

  • レースカーテン: 透け感のあるレースカーテンは、プライバシーをある程度確保しながら、自然光を取り込むことができます。柄や素材のバリエーションも豊富です。
  • シアーカーテン: レースカーテンよりも少し厚手で、光を柔らかく拡散させるシアーカーテンもおすすめです。プライバシー保護と採光を両立したい場合に最適です。

4. 専門家への相談:インテリアコーディネーターの活用

カーテン選びに迷う場合は、インテリアコーディネーターに相談してみるのも良い方法です。専門家のアドバイスを受けることで、お部屋の雰囲気やライフスタイルに合ったカーテンを選ぶことができます。

5. まとめ:理想のカーテンで快適な空間を

角部屋の2面採光のお部屋では、窓の大きさや向き、隣家との距離などを考慮してカーテンを選ぶことが重要です。東側の窓には遮光性と断熱性を重視したカーテンを、北側の窓にはプライバシーと採光を両立できるカーテンを選びましょう。 必要に応じてインテリアコーディネーターに相談し、理想のカーテンで快適な空間を実現してください。

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