観葉植物シルクジャスミンの育て方:葉の張りが無い時の対処法と水やりのコツ

観葉植物 シルクジャスミン 育て方 以前 質問(http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1291636792)させてもらった者です。 回答者さんが教えて下さった「バケツに冷水を貯めて鉢植えごと30分ほど入れる」をかれこれ一週間ほど実践していますが どうも元気になりません。 枯れないだけマシ… だと思うのですが、やはり葉の張りが無いのが一番の心配です。 現在は 夜9-11時に桶(風呂にある一般的な奴)に鉢植えの高さと同じくらい水を汲んで その中に鉢を投入(30分~1時間放置)その後部屋に戻す という作業だけなのですが… 他にできることは無いだろうかと言うことで 4本あった苗を大 大 小×2と言う形でそれぞれ別の鉢に入れた位です。 どれくらいで葉は元気(張りが出る)でしょうか。また 他に工夫出来る部分もありましたらその点も教えて下さい。 世間一般でこれ以上水を上げても無駄…という限度はあるのでしょうか? そこもよろしくお願いします。補足ご回答ありがとうございます。自分では毎日水をあげていたつもりなのですが 日光の辺りが悪いのかと思いまして 思い切って外に置いてみたら2日で葉が全て黄色くなってしまいました。ご回答にありましたURLにも書いてある通り 突然外に出して日で焼けてしまった様です。ほかのサイトに「枯れた葉は全てハサミで切って…」と書いてありましたので 葉を全て切りましたが これで良かったのでしょうか?

シルクジャスミンの葉の張りが無い原因と対処法

シルクジャスミンは、比較的育てやすい観葉植物ですが、葉の張りが無くなる原因はいくつか考えられます。質問者様の場合、水やり方法を試行錯誤されているようですが、残念ながら、バケツに浸ける方法だけでは解決しない可能性があります。葉の張りが無い状態が続いているということは、根腐れや日照不足、あるいは栄養不足の可能性も考えられます。

1. 根腐れの可能性

バケツに浸ける方法は、一時的に水分を補給する効果はありますが、常に根が水に浸かっていると根腐れを起こす可能性があります。特に、夜間に行っていることから、土が長時間湿った状態になりやすく、根腐れの原因になっているかもしれません。根腐れを起こすと、根が呼吸できなくなり、植物が栄養を吸収できなくなります。その結果、葉の張りが無くなり、最悪の場合枯れてしまいます。

2. 日照不足の可能性

シルクジャスミンは、日当たりの良い場所を好みますが、直射日光に長時間当てると葉焼けを起こします。質問者様は、外に出した際に葉焼けを起こしてしまったとのことですが、これは日照不足とは逆の状況です。室内で育てている場合、十分な光が当たっているか確認しましょう。窓際に置くなど、出来るだけ明るい場所に置きましょう。ただし、直射日光は避けてください。レースカーテン越しの光が理想的です。

3. 栄養不足の可能性

長期間植え替えをしていない場合、土壌の栄養が不足している可能性があります。シルクジャスミンは、生育が旺盛なため、定期的な追肥が必要です。春から秋にかけては、緩効性肥料を月に一度与えることをお勧めします。

4. その他の可能性

* **温度**: シルクジャスミンは、高温多湿を好みますが、寒さには弱いです。温度変化が激しい場所では、生育が悪くなる可能性があります。
* **害虫**: ハダニやカイガラムシなどの害虫が付いている可能性もあります。葉の裏などをよく確認し、害虫を発見したら適切な薬剤で駆除しましょう。
* **病気**: 病気にかかっている可能性もあります。葉に異常が見られる場合は、原因を特定するために専門家への相談も検討しましょう。

具体的な改善策

現状を改善するために、以下の点を試してみてください。

1. 水やりの見直し

* **土の乾燥度を確認**: 指で土の表面を触って、乾燥しているかどうかを確認しましょう。乾燥している場合は、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水を与えます。
* **水やりの頻度**: 土が乾いてから水やりをするようにしましょう。毎日水やりをする必要はありません。
* **バケツへの浸け置きは控えめに**: 根腐れの可能性を考慮し、バケツへの浸け置きは週に1回程度、30分以内にとどめましょう。
* **受け皿の水は捨てる**: 鉢底に受け皿を使用している場合は、水やり後30分程度で余分な水を捨てましょう。

2. 日光管理

* **明るい場所に移動**: 直射日光を避けて、できるだけ明るい場所に鉢を移動しましょう。
* **観葉植物用のLEDライト**: 日照不足が懸念される場合は、観葉植物用のLEDライトを使用するのも有効です。

3. 栄養補給

* **緩効性肥料**: 春から秋にかけて、月に一度緩効性肥料を与えましょう。肥料の種類は、観葉植物用のものを選びましょう。

4. 葉の剪定について

黄色くなった葉を全て切ったことは、適切な処置でした。枯れた葉は、植物の栄養を奪うため、早めに取り除くことが大切です。

5. 植え替え

もし、長期間植え替えをしていない場合は、根詰まりを起こしている可能性があります。根詰まりを起こすと、根が伸びにくくなり、生育が悪くなります。春または秋に、一回り大きな鉢に植え替えましょう。

専門家の視点

観葉植物の専門家によると、「シルクジャスミンは比較的丈夫な植物ですが、水やりと日照管理が適切でないと、生育不良を起こします。特に、根腐れは致命的なため、水やりの際には土の乾燥度をしっかり確認することが重要です。」とのことです。

葉の張りが戻るまでの期間

葉の張りが戻るまでの期間は、原因と対処法によって異なります。適切な処置をすれば、数週間から数ヶ月で回復する可能性が高いです。しかし、根腐れが進行している場合は、回復が難しい場合もあります。

これ以上水を上げても無駄な場合

根腐れが進行し、根が完全に腐ってしまうと、いくら水をあげても効果はありません。そのような場合は、残念ながら植物を救うことは困難です。

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