要介護3の母のグループホーム:食事・ケアの質と料金に見合うサービスか?

要介護3の母が入居したグループホームについて。(母が利用していた小規模多機能施設に所属するケアマネージャーの強い勧めで同じ法人のグループホームへ入居。)利用料金のわりに食事・入浴・ケアが不十分だと感じています。部屋69800円、食事・おやつ1日1700円、高熱水費23000円、施設管理維持費20000円。(母いわく90才も70才も同じ食事量のため70才母はいつも食べ足りず、私費おやつを間食。母の私費購入飲食物をシェアして食べたがる仕切り屋の入居者がいるが、ヘルパーも一緒になって飲食。私から見て洗濯は下着のみ、2週間同じズボンでした。)レクリエーション等が盛ん。あまり人と話したり、歌うのが苦手な母がレクリエーションに不参加で居室で寝ていると、食事は起こしに来るが、おやつは呼ばれないとのこと。おやつは、せんべい・マシュマロ・たまごボーロ・お歳暮お裾分け・ペラペラの薄切りバナナ・ふかし芋一切れ(←私が行った日)。まんじゅう・プリン・ロールケーキ等は絶対に出ないと。ヘルパーは、自分達が扱いやすい高額紙おむつ(前後両用)を勧めて来る。母も私も、このグループホームに長居したくないので改善要求する気はありません。このグループホームは、利用者のことを考えていると感じますか?

グループホームの現状と課題:料金とサービスのバランス

ご母堂様のグループホームでの生活状況、大変お心を痛めていらっしゃることと思います。 月額費用が10万円を超えるにも関わらず、食事、入浴、ケアの質に疑問を感じ、さらに、ヘルパーの対応にも問題を感じているとのこと。 具体的に、食事内容の偏り、清潔さへの配慮不足、そして、利用者の方々への対応の不平等など、様々な問題点が指摘されています。 これらの問題点を一つずつ分析し、改善策を検討していく必要があります。

食事:量と質の改善

90歳の方と70歳の方で同じ食事量というのは、高齢者の栄養状態を考慮していないずさんな運営と言えます。70歳のご母堂様は、食事量が不足しているため、私費で間食をされているとのこと。これは、施設の食事提供が不十分であることを示しています。 また、入居者同士やヘルパーがご母堂様の私物のおやつを共有している点も問題です。衛生面やプライバシーの観点からも、改善が必要です。

改善策:

* 施設側に食事内容の改善を要望する(個々の利用者の年齢や健康状態に合わせた食事提供)。
* 栄養士による食事指導を依頼する。
* 個別におやつを用意する。
* 私物のおやつを共有しないよう、施設側に注意喚起する。

入浴と清潔さ:適切なケアの提供

2週間同じズボンを着用されていたという点からも、入浴や衣類の着替えの頻度が不十分であることが懸念されます。これは、介護の質の低さを示す明確な証拠です。

改善策:

* 施設側に、入浴頻度と衣類の交換頻度について改善を要望する。
* 定期的な健康チェックと、必要に応じた医療機関への受診を促す。

レクリエーション:個々のニーズへの対応

レクリエーションに不参加のご母堂様への配慮が不足している点も問題です。 歌や会話が苦手な方にも参加できるような、多様なレクリエーションを提供する必要があるでしょう。

改善策:

* 個別のニーズに合わせたレクリエーションの提案を施設に求める。
* 静かに過ごせるスペースの確保を検討する。
* 個別のアクティビティを提供する。

ヘルパーの対応:適切な商品の推奨と倫理観

高額な紙おむつを推奨されている点も問題です。 これは、施設の利益を優先し、利用者のニーズを軽視している可能性があります。

改善策:

* 紙おむつの種類や費用について、施設とよく話し合う。
* 必要に応じて、他の介護用品についても検討する。

料金体系:透明性と妥当性の検証

高額な料金設定にも関わらず、サービスの質が低い場合、料金体系の見直しを求めることも検討すべきです。

改善策:

* 料金内訳を詳細に確認し、妥当性を検証する。
* 他のグループホームと料金を比較する。
* 必要に応じて、消費者センターなどに相談する。

グループホーム選びのポイント:後悔しないためのチェックリスト

今回のケースから、グループホームを選ぶ際には、以下の点を十分に確認することが重要です。

施設の見学とスタッフとの面談:雰囲気や対応を確認

* 施設の雰囲気、清潔さ、スタッフの対応を確認する。
* スタッフの教育体制、資格、経験を確認する。
* 利用者の声や口コミを参考に、施設の評判を調べる。

サービス内容の確認:食事、入浴、ケアの内容

* 食事内容、頻度、質を確認する。
* 入浴、排泄、着替えなどのケアの内容を確認する。
* レクリエーションの内容、頻度、参加者の状況を確認する。

料金体系の確認:透明性と妥当性を確認

* 料金内訳を詳細に確認する。
* 他の施設と料金を比較する。
* 介護保険サービス以外に、追加料金が発生する可能性を確認する。

契約内容の確認:解約条件や変更条件

* 契約内容を十分に理解し、疑問点は解消する。
* 解約条件、変更条件を確認する。
* 契約書の内容をしっかり確認する。

専門家の意見:介護福祉士の視点

介護福祉士の経験から、今回のケースは残念ながら、利用者のニーズに十分に応えられていない施設である可能性が高いと言えます。 高齢者のケアは、単に身体的なケアだけでなく、精神的なケアも非常に重要です。 施設選びは、ご家族にとって非常に大きな決断です。 後悔のない選択をするためにも、複数の施設を比較検討し、ご自身で納得できる施設を選ぶことが大切です。

まとめ:ご母堂様の幸せのために

ご母堂様の現状を改善するためには、施設側との継続的なコミュニケーションが不可欠です。 改善が見られない場合は、他のグループホームへの転居も検討する必要があるかもしれません。 大切なのは、ご母堂様が安心して、笑顔で過ごせる環境を選んであげることです。 そのためには、ご家族の積極的な関与と、専門家への相談が非常に重要になります。 今回の経験を活かし、より良い環境をご母堂様に見つけてあげてください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)