西洋朝顔が開花しない!原因と対策|グリーンカーテンの成功へ

西洋朝顔が咲かない!今からできることはありますか? 西洋朝顔が咲きません。7月はじめにホームセンターで苗を買ってきて植えました。その後順調に茎や葉は伸びていき立派なグリーンカーテンになっています。ただ、現在9月11日・・・まだつぼみもありません。ひとつ思い当たることは、窓の近くにグリーンカーテンとして育てたので、部屋の光がもれていることです。西洋朝顔は短日植物とのことで、明かりが夜まであたっていると咲かないことは調べました。そのせいなのでしょうか?カーテンは白色で確かに外に光がもれています。西洋朝顔のすぐ隣には日本朝顔のカーテンができていて、たくさん咲いてそろそろ終わりを迎えています。花はパーリーゲイツとヘブンリーブルーですがどちらも咲きません。今から咲くことはあるでしょうか?そしてやれることは何でしょうか?根のところをダンボールか何かで隠して暗くすればいいでしょうか?でも葉っぱは部屋のあかりがもれてしまいますが・・・誰か分かる方教えてください!

西洋朝顔が咲かない原因:光と短日性

西洋朝顔は、短日植物です。短日植物とは、一定時間より短い日照時間(夜の長さが一定時間より長い状態)で花芽形成が促進される植物のこと。つまり、夜間に十分な暗闇がなければ、花芽をつけにくく、開花しない可能性が高いのです。

ご質問にあるように、窓から漏れる光が夜間も当たっていることが、開花しない大きな原因と考えられます。特に、白色のカーテンは光を反射するため、植物への影響が大きいです。隣に咲いている日本朝顔は、西洋朝顔に比べて短日性への感受性が低い、もしくは開花条件が異なる品種の可能性があります。

開花を促すための具体的な対策

9月も半ばとなり、開花時期は残りわずかですが、まだ諦めるのは早いです!以下の対策を試みてみましょう。

1. 遮光対策の強化

* 夜間の遮光を徹底する:窓から漏れる光を遮断するために、カーテンに加えて、不織布などの遮光シートでグリーンカーテン全体を覆うことをおすすめします。特に、夕方から朝方にかけてはしっかりと遮光しましょう。
* 根元だけでなく、葉にも配慮:根元だけでなく、葉にも光が当たらないように遮光する必要があります。しかし、完全に暗闇にする必要はなく、薄暗い程度で十分です。
* ダンボールの使用:根元にダンボールを置くのは有効な手段ですが、通気性を確保するために、ダンボールに穴を開けるか、一部をカットして風通しをよくしましょう。ただし、ダンボールは湿気を含みやすいので、雨の日の使用は避け、乾燥した状態を保つように注意が必要です。

2. 環境の見直し

* 鉢の移動:可能であれば、西洋朝顔を窓から離れた場所に移動させましょう。ベランダなど、夜間に十分な暗闇が確保できる場所が理想的です。
* 他の植物との距離:隣に咲いている日本朝顔の影響は少ないと考えられますが、もし西洋朝顔に日が十分当たらないようであれば、間隔を空けるなどの工夫も必要です。

3. 水やりと肥料

* 適切な水やり:土の表面が乾いたらたっぷりと水やりを行いましょう。乾燥しすぎると開花に悪影響を及ぼす可能性があります。
* 肥料の調整:開花促進効果のあるリン酸分の多い肥料を控えめに与えるのも有効です。ただし、すでに生育が十分であれば、肥料を与えなくても問題ありません。

4. その他の要因の確認

* 病気や害虫:病気や害虫の被害を受けていると、開花が阻害される場合があります。植物をよく観察し、異常があれば適切な処置を行いましょう。
* 品種特性:パーリーゲイツとヘブンリーブルーは、開花時期や条件に多少の違いがある可能性があります。品種によって開花時期が異なる場合もありますので、品種ごとの特性を調べてみましょう。

専門家のアドバイス:植物医の視点

植物医の視点から見ると、西洋朝顔の開花不良は、主に光環境の問題である可能性が高いです。短日植物である西洋朝顔は、夜間の光を感知して開花を制御する仕組みを持っています。窓からの光漏れは、この仕組みを妨げ、開花を抑制していると考えられます。そのため、夜間の遮光を徹底することが最も重要です。また、生育状況や土壌の状態なども確認し、必要に応じて適切な処置を行うことが大切です。

まとめ:諦めずに開花を目指して

西洋朝顔の開花には、適切な光環境が不可欠です。特に夜間の遮光が重要です。上記の対策を参考に、環境を整えてあげれば、まだつぼみを付ける可能性があります。諦めずに、開花を目指して頑張ってください!

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