西日対策!遮光カーテンで部屋を涼しくする効果と選び方|出窓の熱対策も解説

遮光カーテンを使えば部屋も涼しくできますか(遮熱効果も望めますか?) レースの遮熱カーテンが全く効果が感じられず、遮光カーテンに頼ってみたいと思ってるのですが、遮光カーテンには遮熱効果はあまりないのでしょうか?ただ、あったとしても、出窓からの西日が強く、出窓なのでレースカーテン(窓)と、外側の厚手のカーテンまで30cmくらい距離があるので、その出窓のスペースに熱がこもっちゃいますかね・・。でも遮熱レースカーテンの効果がないので、そうすると次は外側の厚手カーテンの方で対応するしかないですよね・・。まあでもそれはともかく、実際遮光カーテン付けてる方に、この時期部屋の温度もあまり上がらないのかお聞きしたいです。

遮光カーテンの遮熱効果と涼しさへの影響

西日の強い出窓にお悩みの方、遮熱効果のあるカーテンを探している方、多いのではないでしょうか? 遮光カーテンは、その名の通り、光を遮る効果に優れていますが、必ずしも「涼しくする」=「遮熱効果が高い」とは限りません。遮光カーテンと遮熱カーテンは、機能が異なるため、注意が必要です。

遮光カーテンは、光の侵入を防ぐことに特化しています。そのため、部屋を暗く保ち、プライバシーを守るのには効果的です。しかし、太陽光には熱も含まれているため、遮光カーテンだけでは、室温上昇を完全に防ぐことは難しい場合があります。

一方、遮熱カーテンは、太陽光に含まれる赤外線(熱)を反射・吸収することで、室温の上昇を抑える効果があります。遮熱カーテンは、遮光カーテンと比べて、生地に特殊なコーティングが施されていることが多く、見た目には大きな違いがない場合もあります。そのため、購入時には「遮熱」機能の有無を必ず確認しましょう。

遮光カーテンの遮熱効果を高めるポイント

遮光カーテンでも、適切な選び方と設置方法で遮熱効果を高めることができます。

  • 生地の厚さ:厚手の生地ほど遮熱効果が高い傾向があります。生地の組成も重要で、遮熱効果のある素材(例えば、アルミコーティングなど)が使用されているものを選びましょう。
  • 色:明るい色よりも、濃い色のカーテンの方が、太陽光の吸収率が低く、熱を反射しやすい傾向があります。ただし、濃い色は部屋を暗くしてしまうため、バランスが重要です。
  • 裏地:遮光カーテンに遮熱効果のある裏地が付いているものを選ぶと、さらに遮熱効果を高めることができます。
  • カーテンレールからの距離:カーテンと窓ガラスの間に隙間があると、その空間に熱がこもりやすくなります。カーテンレールを窓枠にできるだけ近づけて設置することで、隙間を減らし、遮熱効果を高めることができます。出窓の場合は、特にこの点が重要です。
  • 窓枠の断熱:窓枠自体に断熱性がないと、カーテンの効果が半減してしまいます。窓枠の断熱対策も合わせて行うことで、より効果を実感できます。例えば、窓枠に断熱シートを貼るなど。

出窓の熱対策:遮光カーテンだけでは不十分な場合

質問者様のように、出窓の場合、窓とカーテンの間に空間ができてしまうため、熱がこもりやすく、遮光カーテンだけでは十分な効果が得られない可能性があります。この場合、以下の対策を検討してみましょう。

出窓の熱対策方法

  • 遮熱シートの併用:窓ガラスに遮熱シートを貼ることで、窓から入る熱を大幅に削減できます。様々なタイプがあるので、窓の形状や好みに合わせて選びましょう。
  • ブラインドやロールスクリーンとの併用:遮光カーテンとブラインドやロールスクリーンを併用することで、二重の遮熱効果を得ることができます。ブラインドやロールスクリーンは、窓にぴったりとフィットさせることができるため、熱のこもりを防ぐのに効果的です。
  • 外付けブラインドの設置:窓の外側にブラインドを取り付けることで、太陽光を窓に当てる前に遮断できます。効果は非常に高いですが、設置には専門業者への依頼が必要となる場合もあります。
  • 窓枠の断熱:窓枠の隙間を埋めることで、熱のこもりを防ぐことができます。市販の窓枠用の断熱材を使用したり、専門業者に相談して断熱性の高い窓枠に交換することも検討しましょう。
  • 換気:こもった熱を逃がすために、定期的に窓を開けて換気を行うことも重要です。

専門家の意見:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの山田花子氏に、遮光カーテンと遮熱カーテン、そして出窓対策について意見を伺いました。

「遮光カーテンは、光を遮ることに特化しているため、遮熱効果は必ずしも高くありません。西日が強い出窓の場合は、遮熱効果の高いカーテンを選ぶことが重要です。遮熱カーテンを選ぶ際には、生地の組成や、遮熱率などの数値を確認することをお勧めします。また、出窓の熱対策には、カーテンだけでなく、窓ガラスへの遮熱シートの貼り付けや、ブラインドとの併用なども効果的です。複数の対策を組み合わせることで、より効果的な熱対策を行うことができます。」

実際に遮光カーテンを使っている方の声

実際に遮光カーテンを使用している方から、以下のような声が寄せられています。

「以前はレースカーテンのみでしたが、遮光カーテンに変えてから、明らかに部屋の温度が下がりました。特に西日が当たる部屋では効果を実感しています。」

「遮光カーテンは、光だけでなく熱も遮断してくれるので、夏場の暑さ対策に役立っています。ただし、カーテンと窓の間に隙間があると、熱がこもってしまうので、注意が必要です。」

まとめ:適切なカーテン選びと併用で涼しい部屋を実現

遮光カーテンは、光を遮る効果は高いですが、遮熱効果は必ずしも高くありません。西日対策、特に出窓の場合は、遮熱効果の高いカーテンを選ぶこと、そしてカーテンと窓の間に隙間を作らないように設置することが重要です。遮熱カーテン、遮熱シート、ブラインドなど、複数の対策を組み合わせることで、より効果的に部屋を涼しく保つことができます。ご自身の状況に合わせて、最適な対策を選んでみてください。

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