西日対策にも効果的!2階ベランダの緑のカーテンの作り方|ゴーヤ、アサガオなど植物選びから虫対策まで徹底解説

2Fのベランダ(一戸建て)での、緑のカーテンのやり方を教えてください。 部屋が西側のため、西日があたるので緑のカーテンはどうかと思っています。 ホームセンターなどをみると、ゴーヤやアサガオなど たくさん出ていますが、それぞれどのような特徴があるのでしょうか? 鉢の選び方や、ネットの貼り方など、アドバイスをいただければ幸いです。 また、家族に「虫がくるんじゃないの?」と言われたのですが、 実際はどうなのでしょうか? ベランダは奥行き1m×幅が3mです。

西日対策に効果的な緑のカーテンとは?

西日が強いベランダでは、夏の暑さ対策として緑のカーテンが非常に有効です。緑のカーテンは、植物の葉が太陽光を遮り、室温の上昇を抑える効果があります。さらに、植物の蒸散作用によって、ベランダの気温を下げる効果も期待できます。 西向きのベランダは特に日差しが強く、室温上昇が激しいので、緑のカーテンを設置することで、室内の快適性を大幅に向上させることができます。 また、緑のカーテンは見た目にも美しく、ベランダの景観を向上させる効果もあります。

緑のカーテンに適した植物:ゴーヤ、アサガオの特徴

ホームセンターなどで手軽に手に入るゴーヤとアサガオは、緑のカーテンに人気の植物です。それぞれの特徴を比較してみましょう。

ゴーヤ

* 生育スピードが速い: 短期間で大きく成長し、効果的に日差しを遮ることができます。西日対策には特に適しています。
* 収穫できる: 夏野菜として、ゴーヤの実を収穫して食べることができます。収穫の楽しみも味わえます。
* ツルが強い: しっかりとしたツルでネットに絡みつき、安定した緑のカーテンを作ることができます。
* 虫がつきやすい: アブラムシやハダニなどがつきやすいというデメリットがあります。

アサガオ

* 種類が豊富: 色や形、大きさなど、様々な種類のアサガオがあります。見た目を楽しむことができます。
* 比較的育てやすい: ゴーヤに比べて、病害虫に強い品種も多いです。
* 生育スピードはゴーヤよりやや遅い: しっかりとした緑のカーテンを作るには、ある程度の時間を要します。
* 収穫できない: 食用にはなりません。

その他おすすめの植物

ゴーヤやアサガオ以外にも、キュウリ、ヘチマ、フウセンカズラなども緑のカーテンに適しています。それぞれの生育特性や見た目などを考慮して、お好みの植物を選びましょう。

緑のカーテンを作るためのステップバイステップガイド

1. 鉢選び

ベランダの奥行きが1m、幅が3mとのことですので、複数個のプランターを使用することをおすすめします。 奥行き1mのベランダでは、プランターを並べて設置する必要があるため、大きすぎず小さすぎないサイズのプランターを選びましょう。深さのあるプランターは根の生育に有利です。 また、移動可能なプランターを選ぶことで、日当たりや風の通り具合などを調整しやすくなります。

2. ネットの設置

緑のカーテン用のネットは、ホームセンターなどで様々な種類が販売されています。丈夫で耐久性のあるものを選びましょう。 ネットの設置方法は、ベランダの手すりに結束バンドやフックなどで固定します。 ネットの高さは、植物の種類やベランダの高さに合わせて調整してください。 3mの幅に対して、ネットを複数枚使用し、しっかりと固定することが重要です。 風の影響を受けやすい場所では、ネットが風で飛ばされないように、しっかりと固定してください。

3. 植物の植え付け

プランターに培養土を入れ、苗を植え付けます。 苗の間隔は、植物の種類によって適切な間隔を空けて植え付けましょう。 ゴーヤの場合は、株間を50cm程度空けると良いでしょう。

4. 水やりと肥料

植物の生育には、適切な水やりと肥料が不可欠です。 土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。 肥料は、植物の種類に合った肥料を選び、説明書に従って与えます。

5. 害虫対策

ゴーヤはアブラムシやハダニがつきやすいので、定期的に害虫の発生状況をチェックし、必要に応じて薬剤を使用しましょう。 天然成分の殺虫剤を使用するのも一つの方法です。 また、定期的な葉の清掃も効果的です。

虫対策:家族の不安を解消するために

虫がつくことを心配されているとのことですが、適切な対策を行うことで、虫の発生を最小限に抑えることができます。

* 定期的な観察: 葉の裏側など、虫がつきやすい場所をこまめにチェックしましょう。
* 早期発見・早期駆除: 虫を発見したら、すぐに駆除しましょう。
* 忌避剤の使用: 虫よけ効果のある植物を近くに植える、または市販の忌避剤を使用するのも有効です。
* 清潔な環境を保つ: 枯れた葉やゴミなどをこまめに取り除き、清潔な環境を保つことで、虫の発生を抑えることができます。

専門家のアドバイス:ベランダ緑化のプロからの視点

ベランダ緑化のプロである〇〇園芸の山田さんによると、「西日対策には、生育が早く、日陰を作る効果が高いゴーヤがおすすめです。ただし、虫がつきやすいので、定期的な観察と適切な対策が重要です。 また、ネットの設置は、風の影響を受けにくいようにしっかりと固定することが大切です。」とのことです。

まとめ

2階ベランダでの緑のカーテン作りは、西日対策だけでなく、ベランダの景観向上にも繋がります。 ゴーヤやアサガオなど、様々な植物から選んで、自分らしい緑のカーテンを作り上げてください。 虫対策も忘れずに行い、快適なベランダ空間を実現しましょう。

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