西日に強いグリーンカーテンの選び方と育て方|2階南西向きの部屋でも涼しく快適に

西日に強いグリーンカーテンについて。私の部屋(2階)は南西にあるので夏は西日が強く、周りに我が家より高い家が無いため、遮るものもなく、部屋の温度も外に居るのとあまり変わりません。それで少しでも涼しくなれば、と思い過去にヘチマ、ゴーヤ、アサガオを育ててみたのですが、どれもあまりの西日の強さに大きくなる前に茶色く枯れてしまいました。(プランターの周りを囲っている手すりが黒で余計熱が溜まりやすい環境です)そこで詳しい方にお聞きしたいのですが、以下の条件に当てはまる植物はありますでしょうか?・西日に強い・グリーンカーテンになる・種や苗を入手しやすい(通販可)・2階でも育てられる(仮に垂れ下がっても自分の家の庭なので可)分かる方がいらっしゃいましたら、ご回答宜しくお願いいたします。

西日対策に効果的なグリーンカーテンの植物選び

南西向きの部屋は、特に午後からの西日が強く、室温上昇の原因となります。ヘチマ、ゴーヤ、アサガオは比較的育てやすいグリーンカーテンの定番ですが、強い西日には弱い面があります。 ご質問にあるように、黒色の手すりによる熱のこもりも、植物の生育を阻害する要因となっています。そこで、西日に強く、生育旺盛な植物を選び、適切な対策を行うことが重要です。

西日に強いグリーンカーテン向きの植物

いくつか候補となる植物をご紹介します。

  • ルコウソウ: 強い日差しと乾燥に非常に強く、夏の西日にも耐えられます。鮮やかな赤い花も楽しめます。つる性で成長が早く、グリーンカーテンとして最適です。種や苗も容易に入手できます。
  • 西洋アサガオ: 一般的なアサガオよりも暑さや日差しに強く、西日にも耐性があります。花の種類も豊富で、好みの色を選べます。ただし、生育が早く、支柱の設置や誘引が必要です。
  • フウセンカズラ: 風船のようなユニークな実をつける植物で、西日にも比較的強い性質を持っています。生育も旺盛で、グリーンカーテンとして十分な効果を発揮します。涼しげな葉も魅力です。
  • パッションフルーツ: 観賞用としても人気があり、甘い実も収穫できます。生育旺盛で、グリーンカーテンに最適です。ただし、支柱が必要で、ある程度のスペースが必要です。

植物選びのポイント

植物を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

  • 耐暑性: 西日は非常に高温になるため、耐暑性の高い植物を選ぶことが重要です。上記で紹介した植物は、いずれも耐暑性に優れています。
  • 生育速度: 短期間で成長し、グリーンカーテンとして効果を発揮する植物を選びましょう。ルコウソウや西洋アサガオは生育が早いです。
  • 入手容易性: 種や苗が容易に入手できることも重要なポイントです。ホームセンターや園芸店、ネット通販などで手軽に購入できます。
  • 管理の容易さ: 初心者でも育てやすい植物を選ぶことが大切です。上記で紹介した植物は、比較的育てやすい種類です。

西日対策を強化する工夫

植物選びに加えて、以下の工夫を行うことで、グリーンカーテンの効果をさらに高めることができます。

プランターと設置場所の工夫

  • 明るい色のプランター: 黒色の手すりは熱を吸収しやすいため、プランターは白や明るい色のものを選びましょう。熱を反射し、植物への負担を軽減できます。
  • 通気性の良いプランター: 通気性の良い素材のプランターを選び、根腐れを防ぎましょう。素焼きの鉢などがおすすめです。
  • 日陰を作る工夫: プランターの周囲に遮光ネットなどを設置し、直射日光を和らげましょう。特に午後からの西日を遮る工夫が効果的です。
  • 風の通り道を確保: 風通しの良い場所にプランターを設置しましょう。風によって熱がこもるのを防ぎ、植物の生育を促進します。

土壌と水やりの工夫

  • 水はけの良い土: 水はけの良い土壌を使用しましょう。鉢底に軽石などを混ぜるのも効果的です。
  • 乾燥を防ぐ: 西日は乾燥しやすいので、こまめな水やりが必要です。土の表面が乾いたらたっぷりと水やりを行いましょう。
  • 肥料の与え方: 生育を促進するために、適切な肥料を与えましょう。緩効性肥料を使用すると、効果的に肥料を与えることができます。

専門家のアドバイス

園芸のプロであるA氏に話を聞きました。A氏は「西日対策には、植物の種類選びに加え、環境整備が重要です。黒色の手すりは熱を吸収しやすいので、工夫が必要です。明るい色のプランターを使用したり、遮光ネットを設置したりすることで、植物の生育をサポートできます。また、こまめな水やりと適切な肥料も重要です。」とアドバイスしています。

まとめ

西日に強いグリーンカーテンを作るためには、植物の種類選びだけでなく、設置場所やプランター、土壌、水やりなど、様々な要素を考慮する必要があります。今回ご紹介した植物や工夫を参考に、快適な空間づくりを目指してください。

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