裁判所の判決に関する疑問と解決策:判決文の閲覧、書記官の役割、控訴について

①裁判官が法廷で読み上げた判決文は原文。原文の閲覧は可能ですか? 裁判官が読み上げた判決内容(原文)と送付された内容(正本)と一致せず ②書記官が作成した判決文書を裁判官は黙読確認した上で送付されますか? ③裁判官の下で法衣を着ているのは判決文書を作成した書記官ですか? ④負けた方が裁判費用を支払うのが一般的な判決でしょうか? ■⑤↑判決内容が読み上げられた内容と送付された内容が異なるのはなぜでしょうか? 私は不服を言っていてるのではなくキツネに包まされたような気分です ・被告の私は喜んで深々とお辞儀をし、ありがとうございましたと挨拶をして部屋を出た ・原告はしばらく突っ立ったまま裁判官に挨拶もせず部屋を出た ↓裁判官は法廷で主文を3つ言い渡す、しかし、送付された文書には4つ書いてある 1読み上げ「被告は・・・から・・・け」-送付された内容→1「・・せ」 2読み上げ「原告は被告に・・払え」-送付された内容→2「被告は原告に・・払え」 3読み上げ「被告は裁判費用を払え」-送付された内容→3「読み上げられてない内容」 4読み上げ「読み上げられてない」-送付された内容→4「訴訟費用は被告の負担とする」 ■この判決が言い渡される30分くらい前、書記官は1人で法廷内にいる私に 「控訴することもできる」と言ったり、 「控訴は2週間以内に届け出る事」 「控訴後の裁判の場所」 「判決内容がどうなっているかまだわからない」等々と説明?言いました 判決文書を作成した書記官には判決当日すでに判決内容は分かっていたはずですよね(笑) ⑥↑この書記官発言は変ですね?、 ⑦裁判所から弁護士経由で原告と被告両者に送付された判決文には 裁判所の押印が入っていませんがこれは普通ですか? ゴム印かワープロで打ったと思われる裁判官の氏名が1カ所と 同じく書記官の氏名が始めと終わりに入っているだけです ⑧裁判官は自分が書いた判決内容を間違えて読み上げることはありませんか? ⑨裁判官の判決には誤解が多く生じるものなのでしょうか? 質問沢山しました 回答お願い致します補足裁判官読み上げた主文では私は勝訴、弁護士経由の主文は敗訴 主文を読み上げた裁判官に「あのもう一度」と言うと書記官が「弁護士に郵送しますから弁護士に聞いて下さい」と邪魔した 裁判官はなぜ書記官に「あとで閲覧させてあげなさい」と言わぬのか 書記官は判決始まる30分前には「弁護士から聞いて下さい」と私に言っている 本来は書記官が判決後に閲覧させるそうですね 後日裁判所事務室内で書記官を責めると「悪かった」と謝罪

判決文の閲覧と内容の相違について

ご自身の判決内容に疑問を抱き、非常に辛い状況にあるとのこと、お察しいたします。裁判の判決内容に食い違いがあったとのこと、大変なご心配ですね。まず、落ち着いて一つずつ確認していきましょう。

判決文の閲覧について

はい、判決文の閲覧は可能です。 判決文は、裁判所から弁護士を通じて送付されますが、ご自身で裁判所に請求することで閲覧することもできます。 ただし、手続きが必要となる場合がありますので、裁判所の窓口にご確認ください。 判決文の写しを取得する際には、手数料が必要になる場合もあります。

判決内容の相違について

判決内容の読み上げと送付された文書の内容が異なるのは、残念ながら稀に起こりうる事態です。 これは、人間のミスが原因であることがほとんどです。 書記官が作成した判決書と、裁判官が読み上げた内容に不一致が生じた可能性があります。 重要なのは、送付された判決書が正式な文書であるということです。 読み上げられた内容に誤りがあったとしても、送付された文書が法的効力を持つことになります。

ご質問のケースでは、読み上げられた内容と送付された内容に複数の相違点があるとのこと。これは、裁判所の事務処理上のミスの可能性が高いと思われます。 具体的には、主文の記述ミス、主文の追加・削除、訴訟費用負担の記述の誤りなどが考えられます。

書記官の役割と発言について

書記官は裁判の記録を作成し、判決書を作成する重要な役割を担っています。しかし、判決内容を事前に当事者に伝えるのは、本来の職務ではありません。 書記官の発言(「控訴することもできる」「判決内容がどうなっているかまだわからない」など)は、非常に不適切です。

書記官の不適切な発言

書記官が判決前に控訴について説明したり、判決内容がわからないと発言したりしたことは、裁判の公正性や透明性を損なう可能性があります。 これは、裁判所の内部規定に違反している可能性も高く、裁判所に対して苦情を申し立てることも検討すべきです。

裁判費用と押印について

裁判費用

裁判費用は、必ずしも負けた方が全額負担するとは限りません。 勝敗や訴訟の経緯によって、費用負担割合は裁判官によって決定されます。 ご自身のケースでは、訴訟費用負担について判決内容に食い違いがあったため、裁判所への確認が必要です。

判決書の押印

判決書に裁判所の押印がないことについては、裁判所によって異なる場合があります。 必ずしも全ての裁判所に押印があるとは限りません。 しかし、裁判官と書記官の氏名、日付などが記載されているのであれば、法的効力を持つ正式な文書とみなされます。 ただし、押印がないことに不安を感じる場合は、裁判所に確認することをお勧めします。

裁判官のミスと誤解について

裁判官のミス

裁判官が判決内容を読み間違えることは、理論上はあり得ます。 しかし、これは非常に稀なケースです。 判決は慎重に検討され、書面で作成されるため、読み間違いはチェック体制によって防がれています。

判決の誤解

判決内容に誤解が生じることは、残念ながら起こりうることです。 専門用語や複雑な法律知識が含まれるため、当事者にとって理解が難しい場合があります。 そのため、弁護士に相談して判決内容を丁寧に説明してもらうことが重要です。

具体的なアドバイス

1. 裁判所へ判決文の写しを請求する: 正式な文書を確認し、内容を正確に把握しましょう。
2. 弁護士に相談する: 判決内容の解釈や今後の対応について、専門家の意見を聞きましょう。 弁護士は、裁判所の対応について適切なアドバイスを与えてくれます。
3. 裁判所へ書記官の不適切な発言について苦情を申し立てる: 裁判の公正性を確保するために、必要な措置を取ってもらいましょう。
4. 控訴を検討する: 判決内容に不服がある場合、控訴の手続きを検討しましょう。 控訴期限を守ることが重要です。 弁護士と相談の上、適切な判断を下してください。
5. 記録を残す: 裁判所とのやり取り、弁護士との相談内容などは、記録として残しておきましょう。

専門家の視点

弁護士などの法律専門家は、判決書の内容を正確に解釈し、今後の対応について適切なアドバイスを提供してくれます。 判決内容に疑問点がある場合、一人で悩まずに専門家に相談することが非常に重要です。

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