被害届後の弁済と起訴の可能性:弁護士からの連絡と対応について

先日、財布をすられました、、 しかし、犯人が捕まり!! 相手の弁護士から、本人は反省していて、弁済したいとの連絡受けました!! もちろん返すのは当たり前!! しかし、受け取ったら起訴出来ないのでしょうか? 犯行が悪質だったため、世のためにぶち込みたいんですが、、、補足警察に被害届だしたうえで、捕まえてもらいました。 刑事事件なので、担当する検事さんから、こちらの事は気にせず、受け取っても良いし、どちらでも構わないと言われました!! 被害額約1万なんで、それを受け取らず、起訴、、、 家庭が厳しいいので、もちろん盗ったものは返したあげく、周りに迷惑掛けた責任とってもらってブチ込めないのだろうか? 世のためです。常習性が見られるため。

弁済と起訴の関係性:被害者にとっての難しい選択

財布の盗難被害に遭われ、犯人が逮捕され、弁護士から弁済の申し出があったとのこと、大変な状況の中、ご心労お察しいたします。 弁済を受け取ると起訴されないのか、というご質問ですが、結論から言うと、弁済の受領と起訴は直接的な関係はありません。検察官は、証拠や犯行の態様、犯人の反省の度合い、前科の有無など、様々な要素を総合的に判断して起訴するか否かを決定します。 被害者が弁済を受け取ったからといって、起訴されない、または不起訴になるということはありません。 逆に、弁済を受け取らなかったからといって、必ずしも起訴されるとは限りません。

検察官の判断基準:起訴の可否を左右する要素

検察官は、以下の点を考慮して起訴の可否を判断します。

  • 犯行の悪質性:今回の盗難事件が、計画的であったか、暴力や脅迫を伴っていたか、被害額が大きいかなど。
  • 犯人の反省の態度:弁護士からの連絡や、犯人の供述、反省の様子など。
  • 前科の有無:常習性があるかどうかは重要な判断材料となります。
  • 被害者の意向:被害者の方の意見も参考にされますが、最終的な判断は検察官が行います。
  • 証拠の状況:犯行を立証する証拠が十分にあるか。

弁護士からの弁済申し出:受け取るべきか否か

弁護士から弁済の申し出があった場合、受け取るかどうかは、ご自身の判断です。 検察官は「どちらでも構わない」とおっしゃっていますが、これは検察の判断に影響を与えないという意味です。 経済的な事情が厳しいとのことですが、弁済を受け取ることで、経済的な負担を軽減できるというメリットがあります。 一方で、受け取らないことで、検察が起訴する可能性が高まるという保証はありません。

専門家の意見:刑事事件における被害者の立場

刑事事件において、被害者は事件の当事者であり、検察官は事件の公訴権者です。 被害者の意向は尊重されますが、検察官は独立して判断を行います。 弁護士に相談することで、より正確な情報を得ることができ、ご自身の状況に合わせた最適な対応を検討することができます。 弁護士に相談することを強くお勧めします。

具体的なアドバイス:状況に応じた対応策

ご自身の状況を踏まえ、以下の点を考慮して対応を検討してみてください。

1. 弁護士への相談

まず、弁護士に相談することが重要です。 弁護士は法律の専門家であり、ご自身の権利を守り、最適な対応策をアドバイスしてくれます。 法律相談窓口などを利用して、弁護士に相談してみてください。

2. 検察官との連絡

検察官に、弁済の受領と起訴の可能性について、改めて確認してみるのも良いでしょう。 ご自身の状況や、犯人の常習性について詳しく説明し、検察官の判断を伺うことができます。

3. 弁済の受領と条件

弁済を受け取る場合、受領書を作成し、証拠として残しておくことが重要です。 また、弁済金額が被害額と一致しているか、不足分がある場合はどのように対応するのかなどを、弁護士と相談して決定しましょう。

4. 今後の生活への影響

事件の影響で精神的に辛い思いをされていると思います。 必要であれば、被害者支援団体に相談し、心のケアを受けることも検討しましょう。

まとめ:冷静な判断と専門家の活用が重要

今回の状況は、感情的に対応しがちですが、冷静な判断が求められます。 検察官の判断は、様々な要素を総合的に判断した結果であり、弁済の受領だけで決まるものではありません。 弁護士などの専門家に相談し、ご自身の状況に最適な対応策を検討することを強くお勧めします。 ご自身の権利を守り、今後の生活を立て直すために、適切な行動をとることが重要です。

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