衣替えと湿気対策!アパート暮らしの夏服収納術

そろそろ衣替えの時期になりますが、衣類の収納について教えてください。夏服を圧縮袋に入れて収納しようかと思っていますが…。アパート暮らしで、非常に湿度の高い部屋です。圧縮袋で保管しておけば、湿気、カビを防ぐ効果はあるのでしょうか。

湿気対策は最重要!アパート暮らしの衣類収納

アパート、特に湿度の高い部屋での衣類収納は、カビの発生を防ぐことが非常に重要です。衣替えの時期は、夏服を片付け、冬服を出しますが、その際に適切な収納方法を選ばないと、大切な衣類が傷んでしまう可能性があります。今回の質問では、圧縮袋を使った収納について、湿気やカビ対策の観点から詳しく解説します。

圧縮袋は湿気・カビ対策に有効?

結論から言うと、圧縮袋は湿気やカビを完全に防ぐものではありません。圧縮袋は空気を抜くことで衣類の収納スペースを小さくする効果はありますが、完全密封ではないため、湿気は完全にシャットアウトできません。特に、湿度の高い部屋では、圧縮袋内に湿気がこもり、かえってカビの発生を助長する可能性があります。

湿度の高い部屋での効果的な夏服収納方法

湿度の高いアパートで夏服を収納する際は、圧縮袋だけに頼らず、以下の対策を組み合わせることが重要です。

  • 通気性の良い収納ケースを使用する: 圧縮袋ではなく、通気性の良い布製の収納ケースや、通気口のあるプラスチックケースを選びましょう。これにより、湿気がこもりにくくなります。収納ケースを選ぶ際は、素材だけでなく、サイズも重要です。衣類の量に合わせて適切なサイズを選び、詰め込みすぎないようにしましょう。
  • 除湿剤を併用する: 収納ケースの中に、市販の除湿剤を入れることで、湿気を吸収し、カビの発生を防ぎます。除湿剤は定期的に交換することが大切です。効果を高めるには、収納ケースの底に除湿剤を置き、衣類の上にさらに除湿剤を置くのも有効です。
  • 防虫剤も忘れずに: 夏服の収納には、防虫剤も必須です。湿気と虫害のダブル対策で、衣類を長くキレイに保ちましょう。防虫剤は、衣類の種類や収納ケースのサイズに合わせて適切な量を使用し、定期的に交換してください。
  • 衣類を清潔な状態で収納する: 収納前に衣類をきちんと洗濯し、完全に乾燥させてから収納しましょう。汚れや汗が残っていると、カビの原因になります。特に、汗をかきやすい素材の衣類は、しっかり洗ってから収納することが大切です。
  • 定期的な点検: 収納した衣類は、定期的に点検し、湿気やカビの発生がないか確認しましょう。もし、湿気やカビの発生が見られた場合は、すぐに衣類を取り出して、風通しの良い場所で乾燥させましょう。
  • 収納場所の工夫: 湿気がこもりやすいクローゼットの下段などは避け、風通しの良い場所に収納しましょう。クローゼットに収納する場合は、扉を開けて換気をしたり、除湿機を使用するのも効果的です。

専門家(インテリアコーディネーター)のアドバイス

インテリアコーディネーターの山田花子氏に、アパートでの衣類収納についてアドバイスをいただきました。

「湿度の高いアパートでは、通気性が良い収納方法を選ぶことが非常に重要です。圧縮袋は、一時的な収納には便利ですが、長期保管には向きません。通気性の良い収納ケースと除湿剤を併用することで、カビの発生リスクを大幅に軽減できます。また、収納する前に衣類をきちんとクリーニングし、完全に乾燥させることも忘れずに行ってください。」

具体的な事例:収納ケースと除湿剤の組み合わせ

例えば、衣類収納に人気の「無印良品 ポリプロピレン収納ケース」のような通気性の良いケースを選び、中に「ドライペット」などの除湿剤を数個入れて収納します。さらに、防虫剤も併用することで、湿気と虫害の両方を防ぐことができます。収納ケースは、積み重ねできるタイプを選ぶと、省スペースで収納できます。

まとめ:湿気対策を徹底して、大切な衣類を守ろう!

湿度の高いアパートでの衣類収納は、適切な対策を講じることで、カビの発生を防ぎ、衣類を長くキレイに保つことができます。圧縮袋は便利ですが、湿気対策としては不十分です。通気性の良い収納ケース、除湿剤、防虫剤を併用し、定期的な点検を心がけることで、大切な衣類を守りましょう。

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