行方不明の息子さん…警察への捜索願提出後、できること

息子(26歳)が行方不明です。どうすれば良いのでしょう?警察署に捜索願は出しました。27日の午前中に、家を出てから連絡が付きません。27日の夜、帰宅しなかったのですが、たびたび彼女の家に泊まるんで、気にしていませんでした。ところが、28日、出勤日なのに出社せず、会社から電話をかけても携帯はつながらず、おかしいと思われた会社の人からうちに連絡があり、私の知るところとなったのです。息子の部屋からは、ノート型のパソコンが無くなっており、26日の仕事終わりの頃に、50万円引き出した明細が残っていました。彼女の家にも行っておらず、彼女も27日の夜から連絡がとれないと・・・それからずっと携帯はつながりません。会社には、30日に息子から退職届が送られてきたそうです。(上野の消印だったそうです。自宅は関西です)29日の夜に、地元の警察署に捜索願をだしました。届けを出したら、どのように捜してくれるのでしょうか?携帯の電源をきっているみたいなので、GPSもだめでしょうね。どこでどうしているのか心配でたまりません。

行方不明届受理後の警察の捜査と、ご家族ができること

ご心配な状況の中、捜索願を提出されたとのこと、まずは心よりお見舞い申し上げます。息子さんの行方不明、そしてパソコンの消失、多額の現金引き出し、退職届…様々な不安要素が重なり、非常に辛い状況だと想像いたします。警察への捜索願提出後、警察が行う捜査と、ご家族としてできることを整理して説明します。

警察の捜査について

警察は捜索願を受理後、以下の様な捜査を行います。

  • 聞き込み捜査:息子さんの知人、友人、職場関係者への聞き込みを行い、最後の目撃情報や普段の行動パターン、人間関係などを調査します。特に、彼女への聞き込みは重要です。彼女も連絡が取れないとのことですので、彼女の安否確認も同時に行われるでしょう。
  • 周辺の防犯カメラ映像確認:息子さんが最後に目撃された場所周辺の防犯カメラ映像を精査し、行動経路を特定しようとします。上野の消印の退職届から、東京方面に可能性があると推測されます。
  • 金融機関の取引履歴調査:50万円の引き出し履歴は重要な手がかりです。警察は、このお金の使い道や、その後どのような取引があったかを調査します。ATMの利用状況なども確認されます。
  • パソコンの追跡:盗難された可能性のあるノートパソコンの追跡も捜査の一環として行われます。パソコンのシリアルナンバーや、もしインターネットに接続された履歴があれば、その情報から居場所を特定できる可能性があります。
  • 全国への情報提供:警察は、息子さんの情報を全国の警察署に共有し、情報提供を呼びかけます。他の地域で目撃情報が得られる可能性があります。

警察の捜査は、時間と労力を要します。すぐに結果が出るわけではないことをご理解ください。

ご家族ができること

警察の捜査を待つだけでなく、ご家族も積極的に行動することで、捜索の手助けができます。

  • 詳細な情報提供:警察には、息子さんの性格、趣味、交友関係、普段の行動パターン、経済状況、抱えていた悩みなど、可能な限り詳細な情報を提供しましょう。些細な情報でも、捜査の糸口になる可能性があります。
  • 息子さんの写真や特徴をまとめる:警察に提供するだけでなく、情報提供を呼びかける際に役立ちます。特徴的な服装や持ち物なども記録しておきましょう。
  • SNSでの情報発信:息子さんの写真や特徴、連絡先などを掲載し、情報提供を呼びかけることができます。ただし、プライバシーに配慮し、個人情報が特定できるような情報は公開しないように注意が必要です。拡散を促すハッシュタグなどを活用しましょう。
  • 失踪者捜索ボランティア団体への相談:多くのボランティア団体が、失踪者捜索の支援を行っています。専門的な知識や経験を持つ団体に相談することで、捜索活動の効率化や、情報収集のサポートを受けることができます。
  • 弁護士への相談:複雑な状況や法的問題が生じた場合、弁護士に相談することをお勧めします。特に、退職届の状況や、もし息子さんが何らかのトラブルに巻き込まれていた場合などは、法的助言が必要となる可能性があります。

専門家の視点:失踪事件の傾向と対策

失踪事件は、様々な要因が複雑に絡み合って発生します。単純な家出とは異なるケースも多く、専門家の視点を取り入れることで、より効果的な捜索活動につながる可能性があります。

犯罪心理学の専門家は、失踪者の行動パターンや心理状態を分析し、捜査に役立つ情報を提供します。また、失踪者捜索に特化したNPO団体やボランティア団体は、実務的なサポートや情報提供を行うことができます。

具体的なアドバイス:行動計画

1. 警察との継続的な連絡:定期的に警察と連絡を取り、捜査状況を確認しましょう。新しい情報があれば、すぐに報告することが重要です。
2. 情報収集の継続:息子さんの知人、友人、職場関係者など、あらゆる人脈に連絡を取り、情報収集を継続しましょう。
3. 冷静さを保つ:不安や焦りは理解できますが、冷静さを保ち、一つずつ問題に対処していくことが重要です。
4. 家族や友人との連携:家族や友人と協力し、情報共有や捜索活動を行いましょう。
5. 自身の健康管理:長期間にわたる捜索活動は、心身ともに負担がかかります。適度な休息を取り、健康管理に気を配りましょう。

まとめ

息子さんの行方不明は、ご家族にとって非常に辛い出来事でしょう。しかし、警察と協力し、ご家族も積極的に行動することで、息子さんを見つけ出す可能性を高めることができます。諦めずに、一つずつ解決策を探していきましょう。

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