蛍光灯が点灯しにくい!丸形蛍光灯の不具合と解決策

蛍光灯が点灯しにくいのです。 部屋の蛍光灯、丸形の蛍光灯が大中小の異なるサイズが使われているものなのですが、これがスイッチを入れても点きかけの状態のままだったり、点かなかったりすることがよくあります。 照明器具のヒモ付きスイッチでこうなってしまうときは、壁のスイッチをON/OFFすることで点灯することもあります。 必ずそうなるわけでもなく、何とかこれらの動作を繰り返して点灯するようにしています。 この蛍光灯器具はグロー球の無いタイプです。 また、小さい電球は問題なく点灯します。 このような症状が出始めて、蛍光灯(電球)の劣化かと思い交換しましたが、この症状に変化はありませんでした。 もしや漏電かと思いましたが、家の分電盤の大元が漏電ブレーカーで、特に異常はありませんでした。 このような状態で、どこを改善すると解決するでしょうか?

丸形蛍光灯の点灯不良の原因究明

ご自宅の丸形蛍光灯が点灯しにくい、点かないといった症状は、電球の劣化だけでなく、いくつかの原因が考えられます。小さい電球は問題なく点灯するとのことですので、電球自体や配線の大問題ではなく、蛍光灯器具やスイッチに問題がある可能性が高いです。以下、具体的な原因と解決策をステップごとに解説します。

1. 蛍光灯器具の劣化・故障

グロー球のないタイプの蛍光灯器具は、インバーター方式を採用していることが多いです。このインバーターが経年劣化により故障すると、点灯不良やちらつきといった症状が発生します。 特に、頻繁にON/OFFを繰り返すとインバーターへの負担が大きくなり、故障しやすくなります。

* 具体的な症状: 点灯しにくい、ちらつく、すぐに消える、点滅するなど。
* 解決策: 蛍光灯器具自体の交換が最も効果的です。同じサイズの器具を購入するだけでなく、より省電力で長寿命なLEDタイプの器具への交換も検討しましょう。LED照明は、蛍光灯と比較して消費電力が少なく、寿命も長いため、ランニングコストの削減にも繋がります。

2. スイッチの接触不良

ヒモ付きスイッチや壁のスイッチの接触不良も原因の一つです。スイッチの接点が劣化したり、汚れが付着したりすることで、電気がうまく流れず、点灯しにくくなることがあります。特に、頻繁にON/OFFを繰り返すスイッチは、劣化が早まります。

* 具体的な症状: スイッチのON/OFF操作で点灯したりしなかったりする、スイッチを何度も操作しないと点灯しないなど。
* 解決策:

  • スイッチの清掃: スイッチのカバーを外し、接点部分に接点復活剤を吹きかけ、乾いた布で拭き取ります。接点復活剤はホームセンターなどで手軽に購入できます。
  • スイッチの交換: 清掃しても改善しない場合は、スイッチ自体の交換が必要となる場合があります。交換は電気工事士の資格が必要な場合もありますので、専門業者に依頼することをお勧めします。

3. 配線の問題

配線に緩みがあったり、断線していたりする場合も、点灯不良の原因となります。特に、古い建物では配線の劣化が考えられます。

* 具体的な症状: 特定の蛍光灯器具だけが点灯しない、複数の器具で点灯不良が起きるなど。
* 解決策: 配線の状態を確認するには、専門知識が必要です。素人判断で作業を行うと感電の危険性がありますので、電気工事士に依頼して点検・修理してもらうことを強くお勧めします。

4. 電圧の低下

電圧が低下していると、蛍光灯が点灯しにくくなることがあります。これは、他の電化製品の使用状況や、配電盤の問題などが原因として考えられます。

* 具体的な症状: 全ての蛍光灯器具で点灯不良が起きる、他の電化製品も動作が不安定になるなど。
* 解決策: 電圧の測定には専用の機器が必要となります。ご自身で判断するのは難しいので、電気工事士に依頼して電圧を測定してもらい、原因を特定してもらうことが重要です。

専門家への相談

上記の方法を試しても改善しない場合は、電気工事士などの専門家に相談することをお勧めします。専門家は原因を的確に特定し、安全に修理・交換を行うことができます。特に、配線に関する問題や、漏電の可能性がある場合は、必ず専門家に依頼しましょう。

インテリアへの影響と対策

照明器具の不具合は、インテリアにも大きく影響します。適切な明るさが確保できないと、部屋の雰囲気が暗くなり、リラックスできない空間になってしまいます。また、頻繁に点灯不良が起こることで、生活にストレスを感じてしまうこともあります。

そのため、照明器具のメンテナンスは、快適な生活空間を保つ上で非常に重要です。定期的な点検や、必要に応じて交換を行うことで、インテリアの美しさだけでなく、生活の質も向上させることができます。

まとめ:快適な空間づくりのために

蛍光灯の点灯不良は、様々な原因が考えられます。まずは、上記で紹介した解決策を試してみて下さい。それでも改善しない場合は、専門家への相談を検討しましょう。快適なインテリア空間を保つためには、照明器具の適切なメンテナンスが不可欠です。早めの対応を心がけ、安心して過ごせる空間を作り上げてください。

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