蛍光灯がつかない!原因と解決策|照明器具の選び方から省エネ対策まで徹底解説

部屋の蛍光灯がすぐに付かなくなる事が多かったので蛍光灯とグロー電球を新しく取り替えました。新しくしてから現在1ヶ月くらいたちましたが、まったく蛍光灯が付かなくなりました。グロー電球がうっすら光ってるだけなんですが、これって器具に原因があるんでしょうか?補足:みなさま回答ありがとうございます(__)インバーター方式とはどういったものでしょうか?

蛍光灯がつかない原因:器具の老朽化の可能性

蛍光灯とグロー球を交換したにも関わらず、蛍光灯が点灯せず、グロー球のみうっすら光る状態とのこと。これは、照明器具自体に問題がある可能性が高いです。特に、長年使用している器具の場合、内部の配線やコンデンサなどの劣化が原因で、電流が適切に流れないことがあります。

具体的には、以下の可能性が考えられます。

  • スターター(グロー球)の不良:グロー球がうっすら光るということは、完全に故障しているわけではなく、弱っている可能性があります。新しいグロー球でも、器具との相性が悪い場合もあります。
  • 安定器(バラスト)の故障:安定器は、蛍光灯に適切な電圧と電流を供給する役割を果たします。老朽化により、安定器が故障し、蛍光灯に十分な電力が供給されなくなっている可能性があります。
  • 配線の断線・接触不良:器具内部の配線が断線したり、接触不良を起こしている可能性もあります。これは目視では確認しづらい場合が多いです。
  • コンデンサの劣化:コンデンサは、電圧を安定させる役割を担います。劣化すると、蛍光灯が点灯しなくなったり、ちらついたりする原因となります。

インバーター方式照明器具について

ご質問にあった「インバーター方式」とは、蛍光灯の点灯方式の一つです。従来のグロー式蛍光灯と比べて、以下のメリットがあります。

  • 省電力:グロー式に比べて消費電力が少ないため、電気代の節約になります。
  • 長寿命:蛍光灯の寿命が長くなります。
  • 点灯速度が速い:瞬時に点灯します。
  • ちらつきが少ない:安定した光で、目に優しいです。

しかし、インバーター方式の安定器は、グロー式よりも故障しやすい傾向があります。故障した場合、グロー球のように簡単に交換できないため、器具ごと交換が必要になるケースも少なくありません。

蛍光灯がつかない場合の対処法

まずは、以下の手順で確認してみましょう。

1. グロー球の確認

新しいグロー球でも不良品の場合があります。念のため、別の新しいグロー球と交換してみてください。もし、それでも点灯しない場合は、器具に問題がある可能性が高いです。

2. 照明器具の点検

器具のカバーを外し、内部の配線や安定器、コンデンサに異常がないか確認します。専門知識がない場合は、無理に分解せず、専門業者に依頼することをお勧めします。

3. 専門業者への依頼

自分で修理することが難しい場合、電気工事士などの専門業者に依頼しましょう。原因の特定と修理、または器具の交換を迅速かつ安全に行ってもらえます。

照明器具の選び方:省エネと長寿命を重視

照明器具を選ぶ際には、省エネ性能と耐久性を重視することが重要です。

LED照明の導入

近年では、LED照明が主流となっています。LED照明は、蛍光灯に比べて消費電力が少なく、寿命も長いため、ランニングコストを抑えることができます。また、発熱量が少ないため、安全面でも優れています。

器具の材質とデザイン

器具の材質も耐久性に影響します。金属製の器具は、プラスチック製の器具に比べて耐久性が高い傾向があります。デザイン性も考慮し、お部屋のインテリアに合った照明器具を選びましょう。

具体的な事例:老朽化した器具の交換

以前、築30年のマンションで、蛍光灯が頻繁に点灯しなくなるという事例がありました。点検の結果、安定器の劣化が原因であることが判明し、器具ごと交換することで解決しました。この事例からも、長年使用している器具は、故障のリスクが高いことがわかります。

専門家の視点:定期的な点検の重要性

電気工事士の視点から見ると、照明器具は定期的な点検が重要です。特に、老朽化した器具は、火災の原因となる可能性もあります。点検によって、早期に故障を発見し、安全対策を行うことができます。

まとめ:安全で快適な照明環境を

蛍光灯が点灯しない原因は様々ですが、器具の老朽化が大きな要因の一つです。安全で快適な照明環境を保つためには、適切な照明器具を選び、定期的な点検を行うことが大切です。もし、自分で修理できない場合は、専門業者に相談することをお勧めします。

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