蛍光灯がつかない!マンションの照明器具の故障と修理依頼先

長い蛍光灯が点かなくなりました。両端がオレンジになって点かないので新しい蛍光灯にかえてみました。でも装着の微妙な位置で点きますがいったんスイッチを切ると点きません。そしてまた装着を両手で加減したら点くのですがスイッチ切ると点きません。これは器具の故障ですか?故障だとするとどこへ頼めばいいですか?痴呆症になった祖父の持ち家です。マンションです。部屋のなかのこういう器具は管理会社にいうべきか個人で電気屋さんに頼むのかも教えてください。

蛍光灯が点かない原因:器具の故障の可能性が高い

蛍光灯の両端がオレンジ色になっている、装着位置によって点いたり点かなかったりする、スイッチを切ると点かなくなる…これらの症状から、蛍光灯自体ではなく、照明器具の故障の可能性が高いと判断できます。 新しい蛍光灯でも同じ症状が出ることからも、器具側の問題であることが強く示唆されます。

具体的には、以下の箇所の故障が考えられます。

  • ソケットの接触不良:蛍光灯を差し込むソケット部分の劣化や汚れによって、十分な電気が供給されない状態になっている可能性があります。両端がオレンジ色になるのは、電圧不足を示唆するサインです。
  • 配線の断線または接触不良:照明器具内部の配線が断線したり、接触不良を起こしている可能性があります。これは、素人では修理が困難な場合が多いです。
  • スターター(グロー球)の故障:古いタイプの蛍光灯器具にはスターター(グロー球)という部品があり、これが故障すると点灯しなくなります。しかし、最近の蛍光灯器具には、スターターが不要なものが多いため、今回のケースでは可能性は低いでしょう。
  • 安定器の故障:蛍光灯に安定した電流を供給する安定器が故障すると、点灯不良やちらつきなどが発生します。これも、専門的な知識と工具が必要な修理となります。

マンションでの修理依頼先:管理会社への連絡が基本

ご祖父のマンションの場合、まずは管理会社に連絡することが重要です。照明器具は、マンションの共有部分に設置されている場合や、個々の住戸に設置されていても、管理会社が修繕の責任を負うケースが一般的です。

管理会社に連絡する際には、以下の情報を伝えましょう。

  • 部屋番号
  • 故障している照明器具の種類と場所(例:居間のシーリングライト)
  • 症状の詳細(例:新しい蛍光灯でも点かない、装着位置によって点灯する、スイッチを切ると点かなくなるなど)
  • いつから故障しているか

管理会社は、状況を確認し、必要に応じて電気工事の専門業者を手配してくれます。費用については、管理規約に則って負担割合が決まります。多くの場合、共有部分の故障であれば管理組合が費用を負担し、個々の住戸内の故障であれば居住者が負担する場合が多いですが、築年数や契約内容によって異なるため、管理会社に確認が必要です。

個人で電気屋さんへの依頼:管理会社への連絡が不可欠

管理会社に連絡する前に、個人で電気屋さんに依頼することはお勧めしません。理由は以下の通りです。

  • 責任の所在が不明確になる:管理会社に連絡せずに個人で修理した場合、費用負担や修理後の責任の所在が曖昧になる可能性があります。
  • 管理規約違反になる可能性:マンションによっては、管理会社を通さずに勝手に修理を行うことを禁止している規約がある場合があります。
  • 安全性の確保:電気工事は専門知識と技術が必要な作業です。不適切な修理は、感電や火災などの危険を招く可能性があります。

ただし、管理会社からの対応が遅い場合や、緊急性の高い状況(例えば、廊下など共用部分の照明が故障している場合)であれば、管理会社に連絡した上で、状況を説明し、一時的な対応として電気屋さんに相談することも可能です。その際も、管理会社への報告は必ず行いましょう

痴呆症の祖父の持ち家:代理人としての対応

ご祖父が痴呆症である場合、ご自身がご祖父の代理人として管理会社と連絡を取り合う必要があります。必要に応じて、医師の診断書などを提示する必要があるかもしれません。

インテリアとしての照明選びとメンテナンス

今回のケースとは直接関係ありませんが、インテリアの観点から照明器具を選ぶ際、そして日々のメンテナンスについて考えてみましょう。

インテリアに合わせた照明選び

照明器具は、お部屋の雰囲気を大きく左右する重要なインテリアアイテムです。お部屋のスタイルや色調に合わせた照明器具を選ぶことで、より快適で魅力的な空間を演出できます。例えば、

  • 北欧スタイルには、シンプルなデザインのペンダントライトやフロアライトが合います。
  • モダンスタイルには、スタイリッシュなデザインのスポットライトやシーリングライトが合います。
  • ナチュラルスタイルには、木製のフレームや布シェードを使った温かみのある照明が合います。

照明の色温度も重要です。暖色系の電球色(2700K前後)は、リラックスできる雰囲気を演出するのに適しており、寒色系の昼白色(5000K前後)は、作業に集中したい時などに適しています。

照明器具のメンテナンス

照明器具の寿命を延ばし、安全に使うためには、定期的なメンテナンスが大切です。

  • 定期的な清掃:照明器具の埃を定期的に拭き取ります。埃がたまると発熱しやすくなり、故障の原因となる可能性があります。
  • 点灯確認:定期的に照明器具の点灯を確認し、異常がないかチェックします。
  • 専門業者への点検:数年ごとに、専門業者に照明器具の点検を依頼することをお勧めします。

まとめ

蛍光灯が点かない場合、照明器具の故障の可能性が高いです。マンションにお住まいの場合は、まず管理会社に連絡し、状況を説明しましょう。管理会社は適切な対応をしてくれます。ご祖父が痴呆症の場合、ご自身が代理人として対応する必要があります。また、日頃から照明器具のメンテナンスを行うことで、故障を防ぎ、安全で快適な生活を送ることができます。

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