Contents
蓄熱暖房とは?導入メリットとデメリット
蓄熱暖房は、夜間の安い電力を利用して蓄熱体を暖め、昼間はその熱を放射することで室内を暖めるシステムです。最大のメリットは、ランニングコストの低さです。深夜電力を使うことで、電気代を抑えられます。また、ガスファンヒーターのような結露の心配も少なく、空気を乾燥させにくいという特徴もあります。輻射熱を利用するため、エアコンのように空気を直接温めるわけではないので、乾燥が比較的少ない点が、ご質問者様のご家庭には魅力的かもしれません。
しかし、デメリットもあります。初期費用が高額であること、設置スペースが必要であること、蓄熱体の容量によっては、暖かさの持続時間に限界があることなどです。また、蓄熱暖房単体では、50坪の二階建て全体を「ぽかぽか」にするのは難しいかもしれません。
50坪の二階建て住宅への蓄熱暖房設置:効果と注意点
50坪の二階建て住宅に1階のみ蓄熱暖房を設置した場合、1階の暖房効果は期待できますが、2階への暖かさの伝播は限定的です。床からの輻射熱で2階に多少の暖かさが伝わる可能性はありますが、劇的な温度上昇は期待できません。2階への暖房は、別途補助暖房が必要になる可能性が高いです。
ご家庭のように、断熱性能が低い住宅の場合、蓄熱暖房の効果は限定的になる可能性があります。Low-Eガラスへの交換は、蓄熱暖房の効果を高める上で非常に有効な対策です。交換後は、より効果を実感できるでしょう。
ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)
蓄熱暖房の乾燥について
蓄熱暖房はエアコンと比較すると乾燥しにくいですが、全く乾燥しないわけではありません。加湿器の併用を検討することをお勧めします。
昼間の放熱抑制と夜間充電
蓄熱暖房は、夜間に蓄熱し、昼間は放熱を抑えるように設計されています。昼間は、窓を閉め、カーテンなどを閉めて、熱を逃がさないように工夫することで、より効果的に夜間の蓄熱を利用できます。
築17年の住宅への適合性
築17年の住宅は、断熱性能が低い可能性が高いため、蓄熱暖房の効果が限定的になる可能性があります。しかし、Low-Eガラスへの交換と併せて導入すれば、効果を実感できる可能性は十分あります。
蓄熱暖房の種類と選び方
蓄熱暖房には、床埋め込み式、壁掛け式、移動式など様々な種類があります。床埋め込み式は、最も効果が高いですが、設置工事が必要で、初期費用が高額になります。移動式は、手軽に設置できる反面、暖房能力が低い場合があります。夜間電力契約を前提とするなら、床埋め込み式や壁掛け式が一般的です。
専門家への相談
蓄熱暖房の導入を検討する際には、専門業者に相談することをお勧めします。専門業者は、住宅の状況やライフスタイルを考慮した上で、最適なシステムを提案してくれます。営業が心配とのことですが、複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することで、より良い選択ができるでしょう。
具体的な対策とアドバイス
1. 断熱性能の向上:Low-Eガラスへの交換は必須です。さらに、窓枠の気密性を高めるなどの対策も検討しましょう。
2. 補助暖房の検討:2階子供部屋には、電気ストーブではなく、安全性の高いセラミックファンヒーターなどを補助暖房として検討しましょう。
3. 加湿対策:蓄熱暖房を使用する際には、加湿器の併用がおすすめです。
4. 業者選び:複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討しましょう。
5. ライフスタイルに合わせたシステム選択:ご家族のライフスタイルや予算に合わせて、最適な蓄熱暖房システムを選びましょう。
まとめ
50坪の二階建て住宅への蓄熱暖房導入は、初期費用が高額ですが、ランニングコストを抑え、快適な室内環境を実現できる可能性があります。ただし、断熱性能の低さや、2階への暖かさの伝播の限界などを考慮し、専門家と相談しながら、最適なシステムを選択することが重要です。 Low-Eガラスへの交換と併せて導入することで、より効果を実感できるでしょう。