茶室風和室の床柱選び:素材の選び方とタブーについて

和室に関して教えてください!茶室の床の間で、床柱の材について。床柱の材で使ってはいけないものってありますか?本格的な茶室を目指すわけではなく (作りたいけどお金がないので諦めています)、茶室風和室なぐらいで考えています。お花をいけるとき、実の付くものはダメだったりするので、例えば花梨の柱とかはダメだったりするのかなぁと思って。小間風の感じにしたいのですが、もちろん、赤松皮付がいいのはわかっています。他に、椿やコブシやしゃれ木(流木)等が良いというのは調べました。ただ、予算の関係で標準仕様のものの中から選ぶとすると、雰囲気に合うのが花梨か欅でした。リビングなどの床材を欅にしているので、花梨の方がおもしろいかと思ったのですが、ふと疑問に思って。また、茶会などのお道具選びでも、テーマはあるものの富士とか全く同じのがのってるものは避けるように、ゆかがケヤキだったら床柱はケヤキで全く同じになるのはダメなのでしょうか。いくら本格的ではない、なんちゃって茶室のような部屋だとしても、タブーを犯す事はしたくないので、タブーかどうかわかる方いらっしゃればお教えください。ちなみに、他の仕様は、床の間は本床(畳床、おとしがけ?、床がまち有り)、釘もできるだけ打つ、天井は網代(そんなに高くなかったので)大壁の和室なので、デザインとしての腰張(クロスで和紙のもの)野々田の電熱炉そして6畳です。思っていたより、それ程のお金をかけず茶室風の和室にできるのではないか、という事で挑戦中です。生活の中でお茶が少しでも楽しめたらいいな、という目的で、初めての家作りですし、予算も限られているので完璧を求めるのは諦めています。今は『わが家に茶室をつくるには』を参考に、他にも図書館で関連本を借りたりして、こうしてみたいと方針を立ててきました。タブーかどうかがわからなかったので、質問させていただきました。現在、赤ちゃんがおり、お教室に通っていないので、先生に聞ける環境でもなくて。どうぞよろしくお願い致します。

初めてのマイホーム建築、しかも赤ちゃんもいらっしゃる中での茶室風和室づくり、大変ですね!予算を抑えつつ、理想の空間を実現したい気持ち、よく分かります。この記事では、ご質問いただいた床柱の素材選びについて、タブーとされる点や具体的なアドバイスを分かりやすく解説します。

床柱の素材選び:タブーとされるもの、おすすめの素材

茶室の床柱選びは、建物の雰囲気や全体の調和を大きく左右します。本格的な茶室でなくても、素材選びには配慮したいもの。まず、タブーとされるものから見ていきましょう。

使ってはいけない素材はあるのか?

「使ってはいけない」という絶対的なルールはありません。しかし、茶室では古来より素材やデザインに意味やこだわりが込められてきました。 例えば、実のなる木は避けられる傾向があります。これは、実が成熟し落ちる様子を「衰え」や「終わり」と捉える風習に由来すると言われています。花梨は実のなる木なので、厳格な茶室では好まれない傾向があります。しかし、ご質問のように「茶室風和室」であれば、必ずしも避けなければならないわけではありません。

予算と調和を考慮した素材選び

予算の都合上、標準仕様から選ぶとのことですが、それは全く問題ありません。重要なのは、全体の調和です。リビングの床材が欅とのことですので、床柱に欅を使うと統一感が出て落ち着きのある空間になります。一方、花梨は欅とは異なる個性的な色味と木目を持ち、変化のある空間を演出できます。どちらを選ぶかは、あなたの好みと全体のバランス次第です。

欅と花梨、それぞれのメリット・デメリット

  • 欅:落ち着いた色味と重厚感のある木目が特徴。高級感があり、和室に良く合う。耐久性も高く、長く使える。
  • 花梨:赤みを帯びた美しい木目と光沢が特徴。個性的な雰囲気を演出できる。ただし、欅に比べて価格が高い場合もある。

もし、欅と花梨のどちらにも魅力を感じるのであれば、床柱の一部に花梨を使用するなど、部分的に取り入れるのも良いでしょう。例えば、床柱の上部だけ花梨にする、など、デザイン性の高い工夫も可能です。

その他、おすすめの素材

予算と調和を考慮した上で、以下のような素材も検討できます。

  • 赤松(皮付き):茶室の床柱として最もポピュラーな素材。自然な風合いと温かみがあり、小間風の雰囲気に最適です。
  • 椿:美しい木目と光沢が特徴。上品で落ち着いた雰囲気を演出できます。
  • コブシ:白い花を咲かせることから、清々しい印象を与えます。比較的入手しやすい素材です。
  • 流木(しゃれ木):個性的な形と風合いが魅力。一点物の存在感で空間のアクセントになります。ただし、耐久性や耐水性に注意が必要です。

床柱と床材の素材を揃える必要性

床材が欅だから床柱も欅にする必要はありません。むしろ、全く同じ素材を使うと単調になりがちです。床柱と床材で異なる素材を使うことで、空間の奥行きや変化が生まれ、より魅力的な空間になります。 茶道具選びと同様に、全く同じ素材を避けることで、より洗練された空間を演出できます。

専門家の意見:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点からアドバイスします。茶室風和室は、伝統的な要素と現代的な要素のバランスが重要です。床柱の素材選びは、全体のデザインコンセプトを明確にした上で、素材の質感や色味、そして予算を考慮して決定することが大切です。 もし迷うようであれば、インテリアコーディネーターに相談してみるのも良いでしょう。プロの視点から、あなたの好みや予算、そして空間全体のバランスを考慮した上で最適な素材を選んでくれます。

実践的なアドバイス:予算を抑えつつ魅力的な空間を作るには

予算を抑えつつ、魅力的な茶室風和室を作るための具体的なアドバイスです。

  • 標準仕様の素材を最大限に活用する:標準仕様の素材でも、十分に魅力的な空間を作ることができます。素材の組み合わせや配置、照明などを工夫することで、個性を出すことができます。
  • DIYを取り入れる:一部の作業をDIYすることで、コストを抑えることができます。例えば、腰張りの施工などは、比較的容易なDIY作業です。
  • 照明計画を立てる:照明計画は、空間の雰囲気を大きく左右します。間接照明などを効果的に使うことで、落ち着いた雰囲気を演出できます。
  • 小物で個性を出す:床柱以外の部分、例えば掛け軸や茶道具、置物などで個性を出すことができます。これらはお手頃な価格で手に入るものも多いので、予算を抑えつつも魅力的な空間を作ることができます。

まとめ

茶室風和室の床柱選びは、素材の特性や全体の調和を考慮することが大切です。必ずしもタブーとされる素材はありませんが、伝統的な考え方や空間のバランスを考慮しながら、あなた自身の好みや予算に合った素材を選びましょう。この記事が、あなたの理想の茶室風和室づくりに役立つことを願っています。

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