芳香剤臭が染み付いた部屋の消臭方法:新生活を快適に!

芳香剤くさい部屋の臭いを取るには? 結婚をして二人暮らし。この間初めて旦那の実家の旦那が学生のときに使ってた部屋に入りました。とってもとっても、くっさーい!!天気の良い日に一日中窓を全開にしてもダメだし、一日中、空気清浄器を置いておいてもダメでした。学生の時の事だから臭いがしみついてるんやろな。。あまりの臭さで酔いそうです。助けてください。

長年染み付いた芳香剤臭、その原因と対策

長年使用された部屋、特に芳香剤の香りが強く残っている場合、単なる空気の入れ替えや空気清浄機だけでは効果が薄い場合があります。これは、芳香剤の成分が壁や家具、カーペットなどに染み込んでしまっているためです。 今回は、そんなしつこい芳香剤臭を徹底的に除去する方法を、具体的なステップを踏まえてご紹介します。 新生活を始めるにあたり、快適な空間を作るためのハウツーとして、ぜひ参考にしてください。

1. 臭いの原因特定と徹底的な清掃

まず、臭いの原因を特定することが重要です。芳香剤の種類や使用期間、部屋の素材(壁、床、家具)などを考慮しましょう。 古い芳香剤は、揮発性の高い成分を含んでいる場合があり、それが長期間にわたって臭いを放ち続ける原因となります。

  • 壁と天井の清掃: 壁や天井は、拭き掃除で取り切れない汚れや臭いが蓄積されている可能性があります。中性洗剤を薄めた水で丁寧に拭き掃除を行い、その後、乾いた布で拭いて乾燥させましょう。ひどい場合は、専門業者に依頼するのも良いでしょう。
  • 床の清掃: カーペットや絨毯がある場合は、掃除機で念入りにゴミやホコリを取り除き、できれば専門のカーペットクリーナーを使用しましょう。フローリングの場合は、雑巾がけだけでなく、ワックスがけも効果的です。ワックスは、臭いを閉じ込める効果もあります。
  • 家具の清掃: 家具の表面は、乾拭きだけでなく、湿らせた布で拭くことで、臭いの原因となる汚れを取り除くことができます。布製の家具は、可能であればクリーニングに出すのがベストです。木製家具は、専用の家具用クリーナーを使用しましょう。
  • カーテンや布製品の洗濯: カーテンや布製のソファカバーなどは、洗濯可能なものは洗濯し、乾燥機でしっかり乾燥させましょう。洗濯できないものは、クリーニングに出すことをおすすめします。
  • ゴミの徹底的な処分: ゴミ箱や不用品なども臭いの原因になっている可能性があります。不要なものは全て処分し、ゴミ箱は定期的に清掃しましょう。

2. 消臭効果の高いアイテムを活用する

清掃後も臭いが残る場合は、消臭効果の高いアイテムを活用しましょう。

  • 重曹: 重曹は、優れた消臭・脱臭効果を持つ天然素材です。部屋に置いておくだけでも効果がありますが、水に溶かしてスプレーボトルに入れて使用すると、より効果的です。特に、カーペットや布製品に吹きかけると効果があります。
  • 炭: 備長炭などの活性炭は、空気を浄化し、臭いを吸着する効果があります。部屋に数個置いておくだけで、効果を実感できます。定期的に天日干しをして、吸着能力を復活させることも重要です。
  • 消臭スプレー: 市販の消臭スプレーを使用する際は、天然成分配合のものを選びましょう。人工的な香料は、既存の臭いと混ざって、かえって臭いを強くしてしまう可能性があります。柑橘系の香りなどは、爽やかな印象を与え、臭いをマスキングする効果も期待できます。
  • 空気清浄機: 高性能な空気清浄機は、微細な粒子状物質や臭い物質を除去する効果があります。フィルターの交換を忘れずに、定期的に清掃しましょう。プラズマクラスターなどの機能が付いている空気清浄機は、より効果的です。
  • オゾン脱臭機: オゾン脱臭機は、オゾンを発生させることで、臭いの原因となる物質を分解します。効果が高い反面、長時間使用すると人体に影響を与える可能性があるので、使用時間には注意が必要です。使用後は必ず換気を行いましょう。

3. プロの力を借りる

それでも臭いが取れない場合は、専門業者に依頼することを検討しましょう。専門業者であれば、特殊な機器や技術を用いて、より効果的に臭いを除去することができます。特に、壁や床に染み込んだ臭いは、専門業者に依頼する方が確実です。

4. 予防策

今後のために、芳香剤臭を防ぐための予防策を講じましょう。

  • 芳香剤の使用を控える: 芳香剤の使用を極力控え、自然な香りのアロマオイルなどを活用しましょう。アロマオイルを使用する際は、必ず適切な拡散方法を用い、過剰な使用を避けましょう。
  • 定期的な清掃: こまめな清掃と換気は、臭いの発生を防ぐ上で最も重要です。定期的に掃除機をかけ、窓を開けて換気をすることで、臭いの蓄積を防ぐことができます。
  • 湿気の対策: 湿気は臭いを発生させやすく、カビの繁殖にも繋がります。除湿機を使用したり、換気をしっかり行うことで、湿気を防ぎましょう。

専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、芳香剤臭は、空間全体の印象を大きく損なう要因となります。 単に臭いを消すだけでなく、部屋全体の空気感を改善することが重要です。 例えば、カーテンやラグなどのファブリックを新しいものに変えるだけでも、部屋の印象は大きく変わります。 また、植物を置くことで、自然な香りで空間をリフレッシュすることもできます。 消臭対策と合わせて、インテリア全体の見直しを行うことで、より快適な空間を実現できるでしょう。

まとめ

長年染み付いた芳香剤臭の除去は、簡単な作業ではありませんが、適切な方法を用いることで、必ず解消できます。 今回ご紹介した方法を参考に、快適な空間を手に入れてください。 新生活を始めるにあたり、心地よい空間作りを心掛けて、幸せな日々を送ってください。

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