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花粉症対策!切り花を選ぶ際のポイント
春は美しい花々で部屋を彩りたい季節ですが、花粉症持ちの方にとっては悩ましい時期でもあります。せっかくの美しい花も、花粉でくしゃみが出たり、目が痒くなったりしては楽しめませんよね。そこで、今回は花粉の心配が少ない切り花の種類と、切り花を選ぶ際のポイントをご紹介します。
まず、全ての植物が花粉を全く出さないわけではありません。 「花粉が出にくい」あるいは「花粉症の原因となる可能性が低い」という表現が適切です。 また、個人の感受性にも差があるため、完全に安全とは言い切れません。 それでも、比較的花粉の少ない種類を選ぶことで、快適に花を楽しむことができます。
花粉の少ない切り花を選ぶ際の3つのポイント
- 花弁が大きく、雄しべ・雌しべが目立たない花を選ぶ:花粉の量が少ない傾向があります。
- 二倍体の花を選ぶ:多くの場合、花粉の量が少なくなります。品種改良された園芸品種は、花粉が少ないものが多く流通しています。
- 信頼できる販売店で購入する:花粉の量や種類に関する情報を得られる可能性があります。
花粉の出にくい切り花10選
それでは、花粉の出にくいとされる切り花を10種類ご紹介します。 これらの花は、一般的に花粉が少ないとされていますが、個体差や品種によって異なる場合がありますので、ご注意ください。
1. ひまわり
質問にもありましたが、ひまわりには花粉の少ない品種があります。 特に、八重咲きのひまわりは、花粉がほとんど出ません。 大きな花で存在感があり、お部屋を明るく華やかにしてくれます。
2. ユリ
オリエンタルハイブリッド系のユリなどは、花粉の少ない品種が開発されています。 豪華な花姿と甘い香りが魅力です。 ただし、一部の品種では花粉が出る場合もありますので、購入前に確認することをお勧めします。
3. アジサイ
アジサイは、装飾花と呼ばれる、花びらのように見える萼片が美しく、中心部にある小さな両性花(めしべとおしべを持つ花)から花粉が出ますが、量は比較的少ないです。 様々な色があり、涼しげな印象を与えてくれます。
4. バラ
バラにも花粉の少ない品種があります。 特に、スプレーバラと呼ばれる小輪のバラは、花数が多く、華やかで、花粉の心配も少ないです。 ただし、品種によって花粉の量は異なります。
5. ダリア
ダリアは、花びら(舌状花)が大きく、中心部の筒状花から花粉が出ますが、量は比較的少ないです。 様々な色や形があり、個性的なアレンジに最適です。
6. カーネーション
カーネーションも、花粉の少ない品種が多く出回っています。 花持ちが良いのも魅力です。 様々な色があり、アレンジしやすい花です。
7. チューリップ
チューリップは、花粉が比較的少ない花です。 シンプルながらも美しいフォルムが魅力です。 早春のインテリアにぴったりです。
8. フリージア
フリージアは、甘い香りが魅力的な花です。 花粉の量は比較的少なく、小さな花が密集して咲く様子も可愛らしいです。
9. スイトピー
スイトピーは、可憐な花姿と優しい香りが魅力です。 花粉の量は比較的少なく、アレンジにも使いやすいです。
10. アイリス
アイリスは、シックで上品な花です。 種類によって花粉の量は異なりますが、比較的少ない品種もあります。
花粉対策の追加アドバイス
花粉の少ない花を選んだとしても、完全に花粉を避けられるわけではありません。 より快適に花を楽しむために、以下の対策も合わせて行いましょう。
- 花をこまめに掃除する:花粉が飛び散らないように、定期的に花びらについた花粉を優しく払い落としましょう。
- 部屋の換気をこまめに行う:花粉を溜め込まないために、こまめな換気が重要です。
- マスクを着用する:花粉の飛散が多い時期は、マスクを着用して作業しましょう。
- 花粉症の薬を服用する:症状が辛い場合は、医師に相談して適切な薬を服用しましょう。
専門家の意見
フラワーアレンジメントの専門家によると、「花粉の少ない品種を選ぶことはもちろん大切ですが、花選びだけでなく、お部屋の環境を整えることも重要です。 こまめな掃除や換気、そして、花粉症対策として適切な薬の服用なども検討しましょう。」とのことです。
まとめ
花粉の心配が少ない切り花を選んで、お部屋を華やかに彩りましょう。 今回ご紹介した花々以外にも、花粉の少ない品種は数多く存在します。 お気に入りの花を見つけて、快適な空間を演出してください。