自閉症児の異食対策と腰壁DIY:サンゲツFE-4048の有効性と代替案

【腰壁調壁紙】について!我が家には、知的障害を伴う自閉症児(5歳)がいます。こだわりの一つで、壁のコーナー部分をガジガジと噛んでしまいます。なので・・我が家のコーナーはドンドンえぐれていってます。そこで、壁紙をDIYで腰壁に変更しようと思ってみたんですが・・。全て使用だとかなり高額になりそうで(泣)色々ネットで調べてみると、サンゲツ FE-4048:スーパー耐久性 の壁紙を発見しました。以前DIYで12畳の部屋の壁紙を貼ったので、これならいいかも!と思ったのですが・・。購入前に一度ご意見が聞きたく、質問させて頂きました。壁の角を顔を横ににして食らいつくので・・いくら耐久性に優れていても意味ないでしょうか?もし、他にいいアイデアがあれば是非よろしくお願いします。異食がある為、今のままでは石膏まで指で削って、食べてしまい本当に困ってます。よろしくお願いします。

自閉症児の壁かじり対策:サンゲツFE-4048は有効か?

5歳のお子さんの壁かじり、そして異食による石膏摂取は、ご心配ですよね。サンゲツFE-4048はスーパー耐久性と謳われていますが、お子さんが顔を横に付けて強く噛み付く場合、その耐久性も限界があるかもしれません。

FE-4048は、一般的な壁紙よりも耐久性が高いのは事実です。しかし、お子さんの力の強さや噛む頻度によっては、傷んでしまう可能性があります。特に、コーナー部分は力が集中しやすいので、ダメージを受けやすい箇所です。

サンゲツFE-4048以外の選択肢

FE-4048を使用する前に、以下の点を検討してみましょう。

  • 素材の硬さ:FE-4048は、比較的硬い素材ですが、お子さんの噛む力によっては、それでも傷んでしまう可能性があります。より硬い素材の壁紙、または保護シートを検討する必要があるかもしれません。
  • 保護シートの併用:FE-4048の上に、さらに保護シートを貼ることで、耐久性を高めることができます。透明な保護シートであれば、壁紙のデザインを損なわずに保護できます。ただし、シートの剥がれや、シート自体を剥がして食べてしまう可能性も考慮する必要があります。
  • コーナー部分の保護:コーナー部分に、木材やプラスチックなどの硬い素材で保護材を取り付けることで、壁紙へのダメージを最小限に抑えることができます。角を丸く加工することで、お子さんが噛みつきにくくなる効果も期待できます。
  • 壁紙以外の素材:壁紙ではなく、塗装やタイルなど、より耐久性のある素材で腰壁を作ることも検討できます。ただし、DIYで施工するには難易度が高くなる可能性があります。

異食対策:根本的な解決策を探る

壁紙の耐久性向上だけでなく、異食行動そのものへの対策も重要です。

専門家への相談

お子さんの異食行動については、医師や臨床心理士、言語聴覚士などの専門家にご相談することを強くお勧めします。専門家は、異食行動の原因を特定し、適切な対応策を提案してくれます。

  • 栄養バランスの確認:異食行動は、栄養不足が原因となっている場合があります。お子さんの食事内容を見直し、必要な栄養素が不足していないか確認しましょう。
  • 感覚過敏のチェック:自閉症スペクトラム障害のお子さんの中には、感覚過敏を持つ方がいます。壁を噛む行為が、感覚的な刺激を求める行動である可能性があります。専門家は、感覚統合療法などのアプローチを提案してくれるかもしれません。
  • 行動療法:専門家と協力して、壁を噛む行動を減らすための行動療法を行うことができます。例えば、噛む代わりに他の行動をすることを促すなど、様々な方法があります。

DIY腰壁の施工:費用を抑える工夫

腰壁DIYの費用を抑えるためには、以下の工夫が有効です。

施工範囲の限定

全ての壁を腰壁にするのではなく、お子さんが特に噛む箇所だけに腰壁を施工することで、費用を抑えることができます。

材料の選定

高価な材料を使用するのではなく、ホームセンターなどで比較的安価に手に入る材料を選びましょう。例えば、木材であれば、SPF材などの安価な木材を使用することができます。

DIYのスキルアップ

DIYのスキルを高めることで、施工時間を短縮し、人件費を抑えることができます。YouTubeなどの動画サイトで、DIYのやり方を学ぶことができます。

まとめ:安全で安心な環境づくりを

お子さんの安全と健康を守るためには、壁紙の耐久性向上だけでなく、異食行動への適切な対応が不可欠です。専門家のアドバイスを受けながら、お子さんにとって安全で安心な環境づくりを目指しましょう。

サンゲツFE-4048は選択肢の一つではありますが、お子さんの行動を考慮し、より効果的な対策を検討することが重要です。 保護シートの併用や、コーナー部分の保護材の設置、そして専門家への相談を検討してみて下さい。 費用を抑えつつ、安全性を高める工夫を凝らし、快適な生活空間を実現しましょう。

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