自転車追跡と警察官職務執行法:兄とのトラブルと警察対応について

警察官職務執行法に二条について あまり関係のない話から始まるのですが(申し訳ないです・・・) 実は今年一人暮らしを始めた兄が僕の自転車を勝手にもっていってしまいた。 今日その兄が家に大事な書類を取りにきたので、兄が書類を確認している時に兄のカバンの中に入っていた兄の大切なカードゲームのカード?をとって預かることにしたんです。(兄はこの日電車で家にきました) 兄が僕の自転車を返してくれれば、僕も兄のカードを返すということを言い僕が兄のカードを持って階段を登ろうとしたら兄が殴りかかってきたので、振り払って部屋に逃げました。 前々からこういうことが何度かあったので母親に限界がきたらしく 母親が通報をして警察官が3人程家にやってきたので事情を話しました。 兄も僕も怪我をしていなくて、兄が自転車を返せば僕もカードを返すということで兄も納得しました、その後自分は警察官に説教?をされ兄はその間に帰っていきました。 ここからが本題です 説教?が終わり警察官が帰っていったので、すぐに部屋に戻り兄のカードがあるか確認したら なくなっていたので母親の自転車を使い、兄を追いかけて見つけたのでカードを担保として僕に預けるように説得していました、すると先程の警察官三人がきて僕の周りを囲い始めたんです。 警察官が帰ってすぐにカードがないことに気づき自転車で追いかけ 僕が自転車に乗った時には家の前にまだ警察官がいたので、帰り途中だったんだと思います。 警察官3人が僕の周りをバイクで囲っている間に兄が逃げようとしてたので バイクの間を抜け自転車でおいかけようとしたら警察官の一人が僕の走ろうとしている道をバイクで塞いで 停止するように言ってきたのです。 任意ではなく義務ですか?と聞いたところ義務だというので止まって どんな法的根拠があるのか聞いたところ、警察官職務執行法第二条で犯罪の予防の為に 強制的に止めることができるとのことでした。 「犯罪が行われようとしていることについて知つていると認められる者を停止させて質問することができる。」とありますがこれはあくまで義務ではなく任意ですよね・・・?(質問①) その警察官の人は義務だと何度も言って、早く家に帰れやと乱暴な言葉を使い高圧的な態度で顔近づけてくる(距離にして10センチくらいです)輩でした、僕も悪い所があり幼稚ですがこの警察官はあまりにも非常識だと思います、みなさんはどう思いますか・・・?(質問②)

質問①:警察官職務執行法第二条と職務質問の任意性について

警察官職務執行法第二条は、「犯罪の予防のため必要があると認めるときは、その場所において、その者に質問をすることができる」と規定しています。 しかし、この条文は「質問することができる」とあり、強制力を持つ規定ではありません。つまり、職務質問は原則として任意です。警察官が「義務だ」と主張したことは、法解釈として誤っています。

警察官が職務質問を行う際には、法律に則って適切な対応をする必要があります。具体的には、以下の点を満たす必要があります。

  • 職務質問の目的を明確にする:犯罪の予防、捜査、または公衆の安全の確保など、具体的な目的を伝える必要があります。
  • 身分を明らかにする:警察官であることを証明する必要があります。
  • 質問の範囲を限定する:必要最小限の質問にとどめる必要があります。
  • 暴力や威圧的な態度を取らない:丁寧な言葉遣い、適切な距離感などを保つ必要があります。

今回のケースでは、警察官が「犯罪が行われようとしている」と判断した根拠が不明瞭です。兄が逃走しようとしていたからといって、必ずしも犯罪が行われようとしているとは限りません。 また、質問者の行動は、兄のカードを取り戻すという私的な目的であり、それ自体が犯罪行為とはみなされません。警察官の対応は、職務質問の範囲を超えており、違法な職務執行の可能性があります。

質問②:警察官の対応について

質問者様の記述によると、警察官は乱暴な言葉遣いをしたり、威圧的な態度を取ったりしていたとのことです。これは、警察官としての職務上の義務違反にあたる可能性があります。警察官は、国民に対して常に敬意を払い、丁寧な対応をすることが求められています。

警察官の職務執行には、国民の権利と自由を尊重することが不可欠です。今回のケースでは、警察官の対応は、質問者様の権利を侵害している可能性があります。

  • 不適切な言葉遣い:「早く家に帰れや」といった言葉遣いは、明らかに不適切です。警察官は、国民に対して常に敬意を払い、丁寧な言葉遣いを心がけるべきです。
  • 威圧的な態度:10cmという至近距離での対応は、威圧的で不快感を与えるものです。警察官は、国民に恐怖感を与えないよう、適切な距離感を保つ必要があります。
  • 法令違反の可能性:職務質問の範囲を超えた行為、身体への接触、不当な拘束など、法令違反に当たる可能性があります。

具体的なアドバイス

このような状況に遭遇した場合、以下の対応が考えられます。

  • 警察官の氏名と所属を確認する:警察官の身分を明確にすることで、後日の対応に役立ちます。
  • 警察署に苦情を申し立てる:警察署に直接電話するか、書面で苦情を申し立てることができます。警察署の窓口で対応をしてもらえます。
  • 弁護士に相談する:警察官の対応に違法性がある場合、弁護士に相談することで、適切な法的措置を取ることができます。
  • 記録を残す:警察官とのやり取りを録音したり、メモを残したりすることで、証拠として活用できます。ただし、録音は事前に相手方に伝える必要があります。

警察官の職務執行は、法律に基づいて行われる必要があります。もし、警察官の対応に疑問を感じたり、権利を侵害されたと感じたりした場合は、ためらわずに適切な対応を取るようにしましょう。

専門家の視点

弁護士などの法律専門家は、警察官職務執行法や刑事訴訟法に精通しており、今回のケースのような状況において、適切なアドバイスを提供することができます。警察官の対応に問題があったと判断された場合は、法的措置を検討することも可能です。

まとめ

今回のケースでは、警察官の対応に問題があった可能性が高いです。職務質問は原則として任意であり、警察官は国民の権利と自由を尊重する必要があります。不当な対応を受けた場合は、ためらわずに適切な手段で対応しましょう。 冷静な対応と証拠の確保が重要です。

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