自宅地下に音楽スタジオ兼核シェルター増設:防音と防災、最適な選択とは?

将来、自宅地下に音楽スタジオ兼ねた核シェルター増設を考えています。万一核攻撃を受けた場合、普通の地下室で被爆即死するか、地下核シェルター内で1週間後体力衰えて死ぬのではどっちが理想ですか?先日、自宅にスタジオを作りたいと知り合いの工務店に相談したら、「ドラムだったら130dbは出るのでヤマハなどの部屋の中に組み立てる防音ルームでは防音、防振しきれない。本気で閑静な住宅地の中の一軒家にスタジオを造る気なら地下室しかない。」と言われました。7坪程の地下スタジオを自宅新築時に増設したとして、地下掘り起こし、基礎工事、25センチRC構造、防音設備(換気、二重扉、200v電設含む)で約800万と見積もられました。(上屋は当然別です)その見積もりの中で、あと200万足して1000万出せるならいっそのこと地下に核シェルターを造ってそこをスタジオ代わりにしたら一石二鳥じゃないの?という話になりました。調べてみるとたまたま近所の神戸にある綾部精機製作所という会社が日本で核シェルターの実績が高いらしく、メールで問い合わせしてみると、地下5メートルほど掘るので防音防振は全く問題なく、普段は音楽スタジオとして使うことも問題ないとのこと。地形、土壌で基礎工事で変わるが相場として10人規模のシェルターで1200万程度と返事が来ました。ここから迷っているのですが、そもそも核シェルターで放射能、中性子、サリン、VXガスなどを電動の浄化装置で浄化し延命できたとしても、日本中皆死んでしまえばそのうち、電気が止まり、手動浄化に切り替えても食料が尽きて体力が衰えてきた時点で浄化できなくなり、結局死ぬ運命にあるのだから、核シェルター自体が1週間の延命装置にすぎないので無駄だし、ジワジワ苦しみながら死ぬより、一瞬で焼け死んだ方が楽とか、変なことばかり考えてしまい、結論がでません。ただの防音地下室(800万)か、たぶん1週間だけの延命装置(1200万)。どっちがいいでしょうか?補足家族4人とご近所数名収容を想定して造ります。でも、核攻撃が昼間だったら家族みんな外出中でシェルター意味無いし、深夜だったら、テレビラジオの核攻撃速報聞けないで爆睡中に爆死だし。よい子浜口みたいに鶏飼っても半年が限界だろうし、発電機のガソリンを無人となったGSで手に入れるも劣化の問題から2年が限界だろうし。ウンコはどうするか。造ることよりアフターのほうが問題デカそうですね。

音楽スタジオと核シェルターの両立:現実的な検討

まず、ご質問にある「防音地下室(800万円)」と「核シェルター(1200万円)」のどちらを選択すべきかという点について、現実的な視点から検討していきましょう。結論から言うと、現状の日本において、1200万円を投じて核シェルターを建設することは、費用対効果の観点から疑問です。

核シェルターの費用対効果:本当に必要か?

核シェルターの建設費用は非常に高額です。10人規模で1200万円という見積もりは、決して安いものではありません。さらに、維持管理費、食料・水・燃料などの備蓄費用、そして何よりもシェルター内の生活環境の維持といった問題も考慮しなければなりません。

ご質問にあるように、電気の供給が途絶えた場合の浄化装置の稼働や、食料の確保、廃棄物処理など、長期的なサバイバルには膨大な労力と資源が必要となります。1週間の延命装置という認識は、残念ながら現実的な見解と言えるでしょう。

一方、800万円の防音地下室は、音楽スタジオとしての機能を十分に果たせるだけでなく、地震などの災害時にも一定の安全性を確保できる空間となります。費用対効果、そして現実的なリスクとメリットを考慮すると、まずは防音地下室の建設を優先することが賢明です。

核攻撃以外の災害への備え:現実的なリスク管理

核攻撃は極めて低い確率の出来事です。一方、地震や台風などの自然災害は、日本においては現実的な脅威です。800万円の防音地下室は、これらの災害時にも避難場所として機能し、家族の安全を確保する上で大きな役割を果たします。

核シェルターに投資するよりも、地震対策、防災用品の備蓄、避難計画の策定など、より現実的なリスク管理に予算を充てる方が、家族の安全を確保する上で効果的です。

音楽スタジオとしての機能性:防音性能と快適性

音楽スタジオとしての機能性に関しても、両者の違いを比較してみましょう。

防音性能:地下構造のメリット

地下構造は、優れた防音性能を発揮します。特にドラム演奏のように低音域の音が問題となる場合、地下室は最適な環境となります。核シェルターはさらに深い位置に建設されるため、防音性能はさらに向上するでしょう。しかし、800万円の防音地下室でも、適切な設計と施工を行えば、十分な防音性能を確保することが可能です。

快適性:生活空間としての考慮

音楽スタジオとして利用するだけでなく、災害時の避難場所としても機能させるためには、快適な生活空間を確保することが重要です。換気、照明、温度管理など、生活に必要な設備を十分に考慮した設計が必要です。この点においても、専門業者に相談し、適切な設計と施工を行うことで、快適な音楽スタジオ兼避難場所を実現できます。

具体的な対策:段階的なアプローチ

まずは、800万円の防音地下室の建設を優先することをお勧めします。その後、予算と必要性に応じて、防災対策を強化していくという段階的なアプローチが現実的です。

段階1:防音地下室の建設

* 専門業者への相談:設計、施工、防音性能に関する専門家の意見を聞きましょう。
* 防音材の選定:遮音性能、吸音性能、耐久性などを考慮し、適切な防音材を選びましょう。
* 換気システム:十分な換気システムを導入し、室内の空気を常に清潔に保ちましょう。
* 照明・温度管理:快適な環境を確保するために、適切な照明と温度管理システムを導入しましょう。

段階2:防災対策の強化

* 備蓄:食料、水、医薬品などの備蓄を行いましょう。
* 非常用電源:発電機などの非常用電源を確保しましょう。
* 通信手段:ラジオや衛星電話などの通信手段を確保しましょう。
* 避難計画:家族や近隣住民と避難計画を立てましょう。

専門家の意見:建築士・防災士の視点

建築士や防災士などの専門家に相談することで、より安全で快適な空間を設計・建設することができます。彼らは、建築基準法や防災に関する専門知識に基づいて、最適な設計・施工方法を提案してくれます。

専門家のアドバイスを受けることで、予算の無駄遣いを防ぎ、本当に必要な対策に集中することができます。

まとめ:現実的な選択と備え

核シェルターの建設は、費用対効果と現実的なリスクを考慮すると、現状では優先順位が低いと言えます。まずは、音楽スタジオとして機能する防音地下室を建設し、地震などの自然災害への備えを強化する方が、費用対効果が高く、家族の安全を確保する上で有効です。段階的なアプローチで、安全で快適な空間を築き上げていきましょう。

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