自作防音室の作り方|少女漫画雑誌と布団で防音効果を高める方法

自作防音室を作りたいと思っています。私は小学生から3年間くらい集めた、少女漫画雑誌がずっと家に溜まっています。趣味は歌を歌うことでよく家で自分の部屋の窓をしめて歌っています。多分、声が外にダダ漏れだと思うんですが、そこで、雑誌で防音室が作れないかと思っています・・・。私の考えでは、雑誌をhttp://gigazine.net/news/20120411-sound-absorbing-material/このサイトに乗っているような感じで、縦に切っていきます。そして、切った雑誌を積み重ねて貼っていって小さな部屋を作ります。中学生で、親にも迷惑をかけずに、家にあるものや、この雑誌だけでできるだけ外に漏れないような部屋を作りたいです。あとは、布団などを壁に引っ付けたり・・・。自分が入れる小さな部屋でいいのでつくろうと思っています。私のやり方で、できるのでしょうか?音漏れが防げるのでしょうか?また、もっといいやり方や、家にあるもので簡単に作れる防音室の作り方を知っている方は教えて下さると、うれしいです。よろしくお願いします!!

少女漫画雑誌を使った防音室の現実的な可能性

中学生で、家にある少女漫画雑誌を使って防音室を作りたいという熱意、素晴らしいですね!歌を歌うのが趣味とのこと、防音対策をして快適な練習環境を作ることはとても大切です。しかし、残念ながら、少女漫画雑誌だけで効果的な防音室を作るのは難しいでしょう。

記事で紹介されているギガジン記事にあるように、雑誌を縦に切って重ねる方法は、ある程度の吸音効果は期待できます。しかし、遮音とは異なります。吸音は音を吸収することで、遮音は音を遮断することです。防音室を作るには、遮音と吸音の両方を考慮する必要があります

雑誌は主に紙でできており、空気の振動を完全に遮断するほどの密度や重量がありません。そのため、高い遮音効果は期待できません。窓を閉めていても、歌声が外に漏れてしまうのは、このためです。

効果的な防音対策:遮音と吸音を両立させる

より効果的な防音室を作るためには、遮音材と吸音材を適切に組み合わせることが重要です。

遮音材:音を遮断する

遮音材は、音を反射したり透過させたりするのではなく、音を遮断する役割を果たします。理想的な遮音材は、密度が高く、重量のある素材です。

* 石膏ボード:比較的安価で入手しやすい遮音材です。複数枚重ねることで遮音効果を高めることができます。
* 防音シート:鉛やゴムなどの素材で作られたシートで、高い遮音効果があります。石膏ボードの裏側に貼ることで効果を高められます。
* コンクリートブロック:最も遮音効果が高いですが、中学生が一人で扱うのは困難です。

吸音材:音を吸収する

吸音材は、音を吸収することで、残響音を減らし、音の反響を防ぎます。

* 断熱材(グラスウールなど):安価で入手しやすい吸音材です。石膏ボードの間に挟むことで効果を発揮します。
* 防音マット:様々な素材と厚みがあり、効果も様々です。
* 厚手のカーテンや布団:手軽に使える吸音材として、ある程度の効果は期待できます。

現実的な自作防音室の作り方:費用を抑えて効果を出す

中学生で、親御さんに迷惑をかけずに、できるだけ費用を抑えて防音室を作るには、以下の方法がおすすめです。

1. 小さな空間を作る

クローゼットや押し入れなどの既存の空間を利用するのが最も簡単です。既存の壁やドアを活用することで、遮音効果を高めることができます。

2. 既存の空間を改良する

クローゼットや押し入れの内側に、石膏ボードや防音シートを貼ることで、遮音効果を高められます。吸音材として、断熱材や厚手のカーテン、布団などを追加しましょう。

3. 吸音材の工夫

少女漫画雑誌は、完全な防音材にはなりませんが、吸音材として活用できます。雑誌を縦に切って重ねるだけでなく、厚手の布で包んで壁に貼り付けることで、より効果を高めることができます。また、布団や毛布も有効です。

4. 隙間をなくす

防音室の隙間から音が漏れるのを防ぐために、隙間をテープやパテなどで丁寧に塞ぎましょう。

専門家の視点:防音室作成の注意点

防音室を作る際には、以下の点に注意しましょう。

* 低音の遮音は難しい:低い音程の歌声は、高い音程よりも遮音しにくいです。
* 完全な防音は難しい:完全に音を遮断することは、専門的な設備と費用が必要となります。
* 安全面への配慮:石膏ボードやその他の材料を扱う際には、安全に作業を行いましょう。必要に応じて、大人に手伝ってもらいましょう。

まとめ:現実的な防音対策で歌声を楽しみましょう

少女漫画雑誌だけで完璧な防音室を作るのは難しいですが、既存の空間を活用し、遮音材と吸音材を適切に組み合わせることで、ある程度の防音効果を得ることができます。 安全を第一に、親御さんにも相談しながら、快適な練習環境を作っていきましょう。

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