臆病な猫の爪切りと猫との暮らし方:安心安全な環境づくりと効果的なしつけ

迎え入れたばかりの猫ちゃんの爪切りとしつけについて 3日前に団体さんより、約2か月♀・5か月♂の子猫を2匹引き取りました。 (♀の子の白血病検査がまだの為、隔離しています。) ♀の子は幼い為か、早くも我が家に慣れてきた様子でトタトタ走り、膝に乗ってきたり、撫でると気持ちよさそうに喉を鳴らしてくれるので心配はなさそうです。 反対に♂の子は臆病な子で、初日は棚の下に潜り込んでいました。 昨日は少し家を探索し、遊ぶのが大好きな様で一人遊びをしていましたが、人が側を通るとすっ飛んで逃げて行きます。 でも猫じゃらしが気に入ったのか猫じゃらしで誘うと出て遊んでくれます。 (その際やごはんの時(朝だけ手から少しおやつをあげています。)に背中を少し撫でる位は出来ました。でも慣れるまでは可哀想なので、猫じゃらしとご飯以外はこちらからコンタクトを取らないように気を付け、鳴いた時だけ返事をしてあげています。) そして昨日猫じゃらしで遊んでいる時に、彼の爪が鋭く尖っていることに気が付きました。 多分今まで爪切りはされてなく、シェルターのゲージには爪とぎもなかったので伸びっぱなしだったのでしょう。 悪気はなく、遊んでいるうちについ刺さってしまうのがわかるのですが、凄く痛い…、加えて家への傷も心配です。 でもこんな臆病な子で私達に慣れてもいないのに爪切りを出来るとは思えませんし、嫌われるのも怖く、無理やりは可哀想で出来ません。 病院等でカットして貰おうかとも思いましたが、怖いと思われてしまったらその後自宅で出来ないのではと不安で。 一応3種類の爪とぎは用意しましたが、使ってくれる気配を感じません。 でも伸びっぱなしは彼にとっても危ないですし…。 どうしたらよいと思われますか? また、壁で爪とぎをしたり、カーテンを登っていたので「ダメ!」と軽く言って猫に近づくとすっ飛んで逃げて行きます。 (その後その場所に爪とぎを置き、カーテンは纏めました。) 慣れるまではしつけは諦めるべきなのでしょうか? でも仕事中は部屋に出しているので自宅の損傷が気になります…。 それともしつけが出来るまでは家族が家にいる時以外はゲージに入れた方がいいのでしょうか? ちなみに♀の子は今から自宅での爪切りに慣れさせ、しつけも随時行う予定でいます。 当方この子達で4.5匹目ですが幼い子からしか育てたことが無い為に、彼への接し方等に戸惑いと不安でいっぱいです。 どうか皆様のお知恵とアドバイスを宜しくお願い致します。

臆病な猫への対応:安心できる環境づくりが第一

2匹の子猫ちゃんをお迎え、おめでとうございます! 臆病な♂猫ちゃんへの対応、お気持ちよく分かります。 まずは、猫が安全でリラックスできる環境づくりを最優先しましょう。 いきなり爪切りや本格的なしつけに取り組むのではなく、猫があなたを信頼し、安心できる関係を築くことが大切です。

安全で快適な空間を確保する

* 隠れ家を作る: 猫は安心できる隠れ家が必要です。段ボール箱、猫用ベッド、キャットハウスなどを用意し、彼にとって安全な場所を確保しましょう。 隠れ家には、猫が落ち着けるように、柔らかい布などを敷いてあげると良いでしょう。
* ストレスを軽減する: 新しい環境へのストレスは、猫の行動に大きく影響します。 猫が落ち着けるまで、静かな環境を心がけ、大きな音や急激な動きを避けましょう。
* 多頭飼育の注意点: ♀猫と♂猫は、まだ完全に隔離されている状態ですか? 白血病検査の結果が出るまでは、徹底した隔離が必要です。 検査結果が陰性であれば、徐々に慣れさせる必要がありますが、無理強いせず、ゆっくりと時間をかけて行いましょう。

爪切りの方法:段階的に慣れさせる

臆病な猫にいきなり爪切りをするのは危険です。 猫が爪切りを嫌う原因は、痛みや恐怖体験が大きく関わっています。 そのため、段階的に慣れさせることが重要です。

ステップ1:爪に触れることに慣れさせる

まずは、猫がリラックスしている時に、優しく手を近づけ、足に触れてみましょう。 嫌がったらすぐにやめ、褒めてご褒美を与えましょう。 これを繰り返すことで、猫は「爪に触れられる=良いこと」と学習します。 この段階では、爪切りは行いません。

ステップ2:爪切りバサミを見せる

爪切りバサミを猫に見せ、音に慣れさせましょう。 最初は遠くから見せて、徐々に近づけていきます。 嫌がったらすぐにやめ、褒めてご褒美を与えましょう。

ステップ3:爪を切る練習

猫が爪に触れられることに慣れてきたら、実際に爪を切ってみましょう。 最初は1本だけ、切る前に優しく爪をマッサージし、猫がリラックスしていることを確認してから切りましょう。 爪切りは、猫が嫌がる前に止め、褒めてご褒美を与えましょう。 一度に全ての爪を切る必要はありません。 数本ずつ、数日に分けて行う方が猫にとってストレスが少ないです。

ステップ4:プロの力を借りる

どうしても爪切りができない場合は、動物病院で爪切りをしてもらうのも良い方法です。 動物病院では、猫を安全に保定し、スムーズに爪切りを行うことができます。 また、獣医さんに爪切りの方法を教わることで、自宅での爪切りがよりスムーズになるでしょう。

しつけ:嫌なことを強制しない

猫のしつけは、強制するのではなく、猫が「良い行動=ご褒美」と学習するように促すことが重要です。

肯定的な強化によるしつけ

* ご褒美: 猫が爪とぎポールを使った時、良い行動をした時は、すぐに褒めてご褒美を与えましょう。 おやつ、おもちゃ、撫でるなど、猫が好きなご褒美を選びましょう。
* 無視: 壁やカーテンで爪とぎをした時は、叱るのではなく、無視しましょう。 叱ると猫は恐怖を感じ、あなたを避けるようになります。
* 代替行動の提供: 猫が壁やカーテンで爪とぎをするのは、適切な爪とぎ場所がないためです。 様々なタイプの爪とぎポールを用意し、猫が気に入るものを見つけるまで試行錯誤しましょう。 猫が爪とぎポールを使うようになったら、すぐに褒めてご褒美を与えましょう。
* 猫の行動を観察する: 猫がどのような行動をするか、よく観察しましょう。 猫の行動のパターンを理解することで、より効果的なしつけを行うことができます。

ゲージの使用:必要に応じて

仕事中は、猫が部屋を傷つけないように、ゲージに入れておくことも検討しましょう。 ゲージは、猫にとって安全な場所であり、落ち着ける空間を提供します。 ただし、ゲージに入れっぱなしにするのではなく、遊びの時間や休息の時間を確保しましょう。 ゲージの中で、猫が遊べるおもちゃや快適なベッドを用意してあげましょう。

専門家のアドバイス:獣医さんや猫行動学者の意見を参考に

猫の行動やしつけに不安がある場合は、獣医さんや猫行動学者に相談しましょう。 専門家のアドバイスを受けることで、猫との生活をより円滑にすることができます。

まとめ:時間と愛情を注ぎ、信頼関係を築く

臆病な猫との生活は、最初は大変かもしれませんが、時間と愛情を注げば、必ず信頼関係を築くことができます。 焦らず、猫のペースに合わせて、ゆっくりと接していきましょう。 猫との幸せな生活を願っています!

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