臆病な猫が安心して暮らせる家づくり:冬の寒さ対策から犬との同居まで

猫が住みやすい家とはどんなものでしょう? 今飼っている猫がこの寒い冬でも家の中に居ようとしません。我が家の猫は3年前に迷い込んできました。捨てられたのか、飼い猫のようでした。大変おとなしく、ペットフードしか食べず、トイレのしつけもできており、台所でもテーブルに乗るようなことはありません。ほとんど鳴かず、用があるときは足元に来てすりすりします。そのため、気がつかずに蹴飛ばすことになったりします。大変臆病で、神経質のようです。ただ、人は好きなようで、来客があるとどこからともなくやって来て挨拶?します。私の知る限り、すりすりしなかった人はいません。私たち息子家族に抱っこされるのは嫌いなようで、来客や、おばあちゃんのひざの上でおとなしく抱かれているのは見たことがあります。家は同居なのですが、私たち息子家族は二階に両親は一階になります。子供は居ますが、子供は苦手です。猫の世話といっても餌ぐらいですが私がします。我が家に来た当初は、家のどこかで寝ていたり、夜、布団にあがってきたりしていました。その後、ほぼ、おばあちゃんのところが居場所のようでした。猫が一番好きで甘えるのはおばあちゃんでした。最近、おばあちゃんのところにも居る様でなく、(毛が抜ける等で敬遠された感じです)おじいちゃんの部屋にいたり、たまに2階にいたり、寝床を転々としていました。それが寒さが厳しくなる頃から、どこに居るのか?雨や雪でも帰ってこないときがあります。秋ぐちには良く居た縁側も寝床にペットヒーターを入れてあげましたが、寒すぎるのかあまり使いません。たまには過ごしていた二階も模様替えをしたためか、滅多に来ません。冬休みで子供が居る為もあるかもしれません。もともとベタベタされるのが嫌いな猫だと思っていましたから。私は寄ってきたら頭をなでてあげるくらいであとは猫が嫌がること(濡れてきたら拭くとか、天気が悪いときに外に居たら抱っこ?捕まえて家に 入れるとか)をするので敬遠されても仕方ないのですが。この家が猫にとって安心して過ごせないことは正直、悲しいです。猫はこれまでに家の中でびっくりしたり、怖かったことがあったと思います。大きな音がしたり、猫のそばに物を落としてしまったり、猫窓があるので、野良猫が入り込んだり、家の中では餌を食べるときなどビクついて、家を出るとき、入るときも警戒しているのがわかります。思い当たることはあるので、よそに過ごしやすいお宅を見つけたのかなとあまり心配しなくて良いかともおもいますが・・・。猫ですから、人が思うより気楽に暮らしているのかも知れません。ただ、田舎とは言え、近所の家にいつかれても良くないと思います。臆病な猫を飼っている方などアドバイスをお願いします。補足お正月に2日ほど滞在する親類が飼い犬を連れてくるかも知れません。大丈夫でしょうか?

臆病な猫のための安心できる住空間づくり

3年前に迷い込んだ猫ちゃん、人間を信頼していてとても愛らしいですね。しかし、最近の猫ちゃんの行動から、現在の住環境に不安を感じている様子が伺えます。猫が安心して暮らせるためには、安全で落ち着ける空間、そして適切な環境調整が不可欠です。以下、具体的な対策を提案します。

1.寒さ対策:猫が快適に過ごせる温度と場所の確保

冬の寒さは猫にとって大きなストレスです。猫ちゃんは寒さに弱いので、特に高齢猫や子猫は注意が必要です。

暖房器具の適切な設置

* ペットヒーターは、猫が直接触れても安全なものを選びましょう。やけど防止のため、カバーをつけることも重要です。
* 猫が好む場所(猫ベッド、段ボールハウスなど)の近くに設置し、温度を調整しながら様子を見てください。
* 床暖房を使用する場合は、猫が低温やけどしないよう、温度設定に注意が必要です。
* ホットカーペットは、猫が直接触れると危険なため、使用を避けた方が無難です。

暖かい寝場所の確保

* 猫が好む素材のベッドを用意しましょう。ふわふわの毛布や、暖かい素材のクッションなどがおすすめです。
* 日当たりの良い場所にベッドを設置することで、自然の暖かさも利用できます。
* 猫が自ら入りたくなるような、隠れ家のような空間を作るのも効果的です。段ボール箱やペット用のハウスなどを活用しましょう。

寒さ対策グッズの活用

* 猫用の防寒着も効果的です。特に高齢猫や病気の猫には、体温維持に役立ちます。
* 窓際が寒い場合は、断熱カーテンなどを活用して冷気を遮断しましょう。

2.安全で落ち着ける空間の確保

猫ちゃんは臆病な性格のため、安全で落ち着ける空間が不可欠です。

猫専用の安全なスペースを作る

* 猫が自由に登ったり降りたりできるキャットタワーを設置しましょう。高い場所から周囲を見渡せることで、安心感が高まります。
* 猫が隠れられる場所を作ることも重要です。段ボール箱やペット用のハウスなどを活用し、複数の隠れ家を用意しましょう。
* 猫が落ち着いて過ごせる静かな場所を確保しましょう。家族の活動が少ない部屋や、人の出入りが少ない場所がおすすめです。

刺激の少ない環境を作る

* 大きな音や急激な動きは、猫にとって大きなストレスになります。できるだけ静かに過ごせるように心がけましょう。
* 猫が驚かないように、猫のそばで物を落とさないように注意しましょう。
* 猫窓から野良猫が入ってくるのを防ぐため、網戸や防犯対策をしましょう。

猫が嫌がる行動を避ける

* 猫が嫌がる無理な抱っこや、撫で方を避けましょう。猫が自ら近づいてきた時だけ優しく撫でてあげましょう。
* 猫が落ち着いて食事ができるように、静かな場所で食事を与えましょう。

3.家族とのコミュニケーション

猫との良好な関係を築くことで、猫の安心感が高まります。

猫とのコミュニケーション

* 猫がすり寄ってきたら、優しく頭を撫でてあげましょう。猫が嫌がる場合は無理強いせず、猫のペースに合わせて接しましょう。
* 猫と遊ぶ時間を設けましょう。猫が楽しめるおもちゃを用意し、一緒に遊んであげましょう。
* 猫がリラックスできるような環境を整えましょう。フェロモン系のスプレーなども効果的です。

家族間のルール作り

* 猫が落ち着いて過ごせるように、家族みんなで協力しましょう。
* 猫が嫌がる行動をしないように、家族全員でルールを作り、守るようにしましょう。
* 猫との接し方について、家族で話し合い、共通認識を持つことが重要です。

4.犬との同居について

お正月に犬が来る可能性があるとのことですが、臆病な猫にとって、犬との同居は大きなストレスになる可能性があります。

犬との接触を制限する

* 犬と猫を完全に隔離できる環境を作るのが理想です。別々の部屋で生活させ、接触を完全に避けるのがベストです。
* どうしても完全に隔離できない場合は、犬と猫が直接顔を合わせないような工夫が必要です。ケージやベビーゲートなどを活用して、物理的に距離を置くようにしましょう。
* 犬が猫に近づかないように、しつけを徹底しましょう。

猫の安全を確保する

* 猫が逃げ込める安全な場所を複数用意しましょう。高い場所や、犬が届かない場所などがおすすめです。
* 猫がストレスを感じないように、犬が来た際は、猫が落ち着ける場所を確保し、静かに過ごせるように配慮しましょう。

5.獣医への相談

猫の行動に不安がある場合は、獣医に相談しましょう。猫の健康状態や、行動の背景にある原因を特定し、適切なアドバイスを受けることが重要です。

まとめ

臆病な猫が安心して暮らせるためには、安全で落ち着ける環境づくり、適切な寒さ対策、そして家族との良好なコミュニケーションが不可欠です。猫の性格や行動をよく理解し、猫にとって最適な環境を整えることで、猫はより幸せに暮らすことができるでしょう。

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