臆病なハムスターの脱走と快適な飼育環境について

生後4か月のゴールデンハムスター(カラーの黒)メスを飼っています。すっごい臆病な性格でエサを手で上げてる時に、もう片方の手で私が自分の頭をかこうと手を動かすとすっごいスピードで逃げます。(笑) いまプラスチック製のハムスター用ケージで飼っています。巣箱は木製で、かじり木に目もくれず巣箱をがんがんとかじって、よく家の入口が回し車のほうに向いたり、入口の方に向いたりします。そして、昨日ケージの隙間に下の歯をかけて思いっきり上に顔をあげケージをはずし、脱走しました。幸い彼氏が、夜中音がする・・・と起きて捕まえてくれました。ですが一度脱走を覚えてしまい、何度もしたの歯を使って脱走を試みようとします。まさかこんな脱走の仕方があるの!?と驚いてしまいました。勢いよすぎて上にケージを持ち上げるときひっくりかえっていました。その姿が可愛くてたまらないんですが、ストレスがたまっているのかと心配になります。部屋が一人暮らし用の部屋で狭く、物が多いので散歩させるのが不安でベッドの上で軽く遊ばせています。最近ケージの隙間をよく噛むのでケージが狭いんでしょうか?ハムスターボールもあまりよくないと聞くので、本当に狭い範囲でしか散歩をさせていません。今は、ケージのふたを持ち上げられないようおもりをのせ、周りをサークルでかためています。散歩させる場合はみなさんどのような対処を行っていますか?ベッドの下やいろいろな隙間があるので不安です。また、ゴキブリ用のエサを隙間の奥においているので取るに取れないんです、それも食べないか心配で。。。ケージを広くするべきなんでしょうか?ジャンガリアンの飼育経験しかなく、脱走もかじり木を狂ったようにかじるのも見たことがないので心配です。食欲は旺盛で手を近づけると今日のごはんなに?という顔で凄いスピードで巣箱からでてきます。可愛くてしょうがないので、快適な場所を提供してあげたいのですがどういう工夫をすればよいか知恵をお貸しくださいませ。よろしくお願いいたします。

ハムスターの脱走とストレス:原因と対策

4ヶ月齢のゴールデンハムスターの脱走は、ストレスやケージ環境の不備が原因と考えられます。臆病な性格も脱走行動に影響している可能性があります。 プラスチック製ケージの隙間を歯でこじ開けての脱走は、予想外の行動で驚きでしたね。しかし、これはハムスターが自身の安全な空間を求める本能的な行動です。ケージが狭く、ストレスを感じている可能性が高いでしょう。

ケージ環境の見直し

まず、ケージのサイズを見直しましょう。ゴールデンハムスターは比較的活動的なため、十分な広さが求められます。最低でも、床面積60cm×40cm以上のケージが推奨されます。現在のケージがこれより小さい場合は、すぐに広いケージへの買い替えを検討しましょう。

  • ケージの材質:プラスチック製ケージは、噛み砕かれる可能性があります。齧りやすい素材のケージを使用している場合は、金属製やしっかりとした木製ケージへの変更を検討しましょう。
  • 床材:清潔で、ハムスターが快適に過ごせる床材を選びましょう。紙製の床材や、天然素材の床材がおすすめです。
  • 隠れ家:巣箱以外にも、ハムスターが隠れることのできる隠れ家を用意しましょう。陶器製のハウスや、布製のシェルターなど、複数の隠れ家を用意することで、ハムスターは安心感を高めることができます。
  • 回し車:回し車はハムスターの運動不足解消に役立ちます。静音性が高く、ハムスターの足に負担がかからない材質の回し車を選びましょう。
  • かじり木:かじり木は、ハムスターの歯の伸びすぎを防ぎ、ストレス軽減にも繋がります。様々な種類のかじり木を用意して、ハムスターの好みを見つけるのも良いでしょう。

安全な散歩スペースの確保

部屋に物が多く、散歩させるのが不安とのことですが、ハムスターが安全に遊べるスペースを作る工夫が必要です。

  • サークル:広いサークルを用意し、その中で遊ばせるのが最も安全です。サークルの底に、柔らかい布などを敷いてあげましょう。
  • ベビーサークル:ベビーサークルを利用して、ハムスターが安全に遊べるスペースを確保することもできます。隙間がないか、しっかりと確認しましょう。
  • 散歩コースの安全確認:ベッドの上で遊ばせる場合も、ベッドの下や周囲の隙間にハムスターが入り込まないよう、事前にしっかりと確認し、危険な場所を塞ぐなどの対策が必要です。
  • ゴキブリ用餌の撤去:ゴキブリ用餌は、ハムスターにとって危険なため、すぐに撤去しましょう。ハムスターが誤って食べてしまうと、健康被害が懸念されます。

専門家の視点:獣医師への相談

ハムスターの行動に不安がある場合は、獣医師に相談することをお勧めします。獣医師は、ハムスターの健康状態をチェックし、適切なアドバイスをしてくれます。脱走行動の頻度や、ケージを噛む行動の強さなどを詳しく説明することで、より的確なアドバイスが得られるでしょう。

インテリアとの調和:ハムスターケージの設置場所

ハムスターケージの設置場所も、ストレス軽減に繋がります。

ケージの設置場所:

  • 直射日光の当たらない場所:直射日光は、ケージ内の温度を上昇させ、ハムスターに熱中症のリスクを与えます。
  • 風通しの良い場所:風通しの悪い場所は、ケージ内の空気が悪くなり、ハムスターの健康に悪影響を及ぼします。
  • 静かな場所:騒音は、ハムスターにストレスを与えます。静かで落ち着ける場所にケージを設置しましょう。
  • 人の視線:ハムスターは、人の視線に敏感です。常に人の視線が当たる場所にケージを設置するのではなく、ハムスターが落ち着いて過ごせる場所を選びましょう。

ケージの周囲のインテリアも、ハムスターのストレス軽減に影響します。落ち着いた色合いのインテリアで、ハムスターがリラックスできる空間を作りましょう。ブラウン系の家具や、自然素材のインテリアは、ハムスターにとって安心感のある空間を作り出すのに役立ちます。

まとめ

ハムスターの脱走は、ストレスや環境の不備が原因である可能性が高いです。ケージの広さ、安全性、そして散歩スペースの確保など、様々な点を改善することで、ハムスターのストレスを軽減し、快適な生活環境を提供することが重要です。 獣医師への相談も視野に入れ、愛ハムスターとの幸せな時間を過ごしてください。

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