臆病なゴールデンハムスターとの上手な付き合い方:環境とコミュニケーション

僕が飼っている、生後3ヶ月(家に来てから2ヶ月)のゴールデンハムスターについてです。僕のハムスターは、一向に僕に慣れてくれません。とても臆病なようで、ちょっとの音や僕の動きに過敏に反応します。たまに手渡しでおやつをあげようとしたりしているのですが、巣箱から鼻だけ覗かせて5分くらい様子を見て、ようやく体を出してくるのですが、その間に僕が1ミリでも手を動かすと、ビクッとして小屋の中に戻ってしまいます。餌を交換する時以外はあまり関わっていません。前は手渡しでも餌を食べてくれていたので、慣れるどころか、ますます臆病になっている気がします。勿論、最近何かハムスターを脅かすようなことをした、ということは無いと思います。ケージを90×30×30の水槽に変えてからは、前はとても気に入っていた砂遊びもしなくなり、回し車にも最近全く乗っておらず、巣箱の中が満杯になるくらいの木屑を詰め込んで、餌を巣箱へ持ち運ぶ時以外出てきません。部屋で飼っているので、室温は大体いつも15度前後だし、ペット用のヒーターも使っているので、寒いということは無いと思います。冬なので、活動をあまりしなくなるのは普通なのでしょうか?本当に窒息死するんじゃないか?という位の半端じゃない量の木屑を巣箱に持ち込んでいるのですが、これも普通なのでしょうか?あと、慣れてもらうにはこれからどういう付き合い方をすれば良いでしょうか?もっとふれあった方が良いのでしょうか?質問が多いうえ、文章が下手ですみません。みなさん、回答をよろしくお願いします。補足 水の量は、普段通り日々減っていると思います。うちにはエアコンが無いので、なんとか部屋全体が暖かくなる設置場所を探して、ヒーターを出来るだけつけるようにしています。餌の食いつきは、確かに前よりも少し悪いような気がします。糞は、基本巣箱の中でするので、よく確認出来ない(ハムスターがいつも巣箱に入っているので)ですが、巣箱以外でした数少ない糞を見た限りでは、おかしいところは無かったように感じます。

ハムスターの行動と現状分析

まず、ご心配されているハムスターさんの様子を整理してみましょう。新しい水槽型ケージへの変更、砂遊びや回し車の使用頻度低下、大量の木屑搬入、飼い主さんへの警戒心の増大、餌の食いつきの悪化などが挙げられます。これらの症状は、単独で起こることもありますが、複合的に現れることで、ハムスターがストレスを感じている可能性を示唆しています。

環境の変化とストレス

90×30×30cmの水槽型ケージは、ハムスターにとって広々とした空間を提供しますが、同時に、以前のケージと比べて視覚的に開けた空間になった可能性があります。ハムスターは、隠れ家や安全な場所を必要とする動物です。以前より視界が開けたことで、不安を感じているのかもしれません。

冬眠と活動量の低下

冬場は、ハムスターの活動量が低下することがあります。ただし、完全に冬眠するわけではなく、活動量は減るものの、餌を食べたり、排泄をしたりといった基本的な活動は行います。室温15度前後であれば、ペットヒーターの使用で問題ない範囲ですが、ヒーターの設置場所によっては、ケージ内の温度にムラが生じている可能性も考えられます。

大量の木屑搬入:巣作りと安心感の確保

大量の木屑を巣箱に持ち込む行動は、ハムスターが安全で安心できる巣を作ろうとしているサインです。これは、ストレスや不安を感じている状態を示す可能性が高いです。巣箱の中に安全な空間を確保することで、外部からの刺激から身を守ろうとしていると考えられます。窒息の危険性も考慮する必要があり、巣箱の大きさや木屑の量を調整する必要があります。

餌の食いつきと排泄

餌の食いつきが悪くなっているとのことですが、これはストレスや体調不良のサインである可能性があります。糞の状態が問題ないとのことですが、継続的な観察が必要です。

ハムスターとの良好な関係構築:具体的なアドバイス

ハムスターと良好な関係を築くには、時間と忍耐が必要です。焦らず、ハムスターのペースに合わせて接することが大切です。

ケージ環境の見直し

* 隠れ家の追加:ケージの中に、ハウスやシェルターなどの隠れ家を追加しましょう。ハムスターは、安全な場所に隠れることで安心感を高めます。材質や形状のバリエーションを用意して、ハムスターの好みを見つけるのも良いでしょう。
* 視覚的な遮蔽:ケージの一部に、布や段ボールなどで視覚的な遮蔽物を設置し、ハムスターが落ち着ける空間を作ることを検討しましょう。
* 温度管理の徹底:ケージ内の温度を均一に保つように心がけましょう。サーモスタット付きのヒーターを使用すると、温度管理が容易になります。ケージ内の温度を定期的に測定し、記録しておくと、ハムスターの状態把握に役立ちます。
* 床材の調整:巣箱に詰め込まれた木屑の量を調整しましょう。窒息の危険性がないように、適切な量を維持することが重要です。

コミュニケーションの改善

* 距離を保つ:ハムスターに近づきすぎず、一定の距離を保ちましょう。急に手を近づけたり、大きな音を立てたりしないように注意します。
* 静かに観察:ハムスターの様子を静かに観察し、ハムスターがリラックスしている時間帯を見極めましょう。
* おやつはケージ内に置く:手渡しではなく、ケージ内に直接おやつを置いてあげましょう。ハムスターが自ら食べに来るのを待ちましょう。
* ゆっくりとした時間をかける:ハムスターに無理強いせず、ゆっくりと時間をかけて信頼関係を築きましょう。毎日、数分間でも構いませんので、静かにハムスターを観察する時間を取りましょう。
* 声かけ:優しく声をかけながら、ハムスターに存在を知らせましょう。ハムスターは、飼い主さんの声に慣れていくことで、安心感を覚えます。
* 匂いを共有:飼い主さんの匂いのついた布などをケージ内に置いておくことで、ハムスターが飼い主さんの匂いに慣れていくのに役立ちます。

専門家への相談

上記の方法を試しても改善が見られない場合は、動物病院を受診することをお勧めします。獣医師は、ハムスターの健康状態をチェックし、適切なアドバイスをしてくれます。

まとめ

ハムスターとの信頼関係構築には、時間と忍耐が必要です。焦らず、ハムスターのペースに合わせて接し、安全で快適な環境を整えることが大切です。環境改善とコミュニケーションの工夫を通じて、臆病なハムスターとの絆を育んでいきましょう。

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