脳梗塞後の母のための適切な施設探し:京都での介護とリハビリ

母を受け入れてくれる施設をさがしています。 脳梗塞で少し精神的におかしくなった(病院で大きな声で人をよんだり、つじつまのあわないことをいったり・・)母は今精神病棟に入っています。 そこへ入所するまでは普通食でリハビリによりつたえ歩きができていました。そこへ入所後3週間ほどでとろとろの食事になっていました。大きな声をだしたり、安全のため歩いたりしないように薬で調節しているため、その副作用で飲み込むことが困難になっているとスタッフに言われました。 トイレくらいできるようにリハビリを頼みましたが「歩いて徘徊するようになってもどっちが幸せかわかりませんからね」と受け入れてもらえませんでした。 母がお世話になっているので、その場では何も言えませんでしたが、薬で行動を抑えたりすることは精神科ではよくあることなのでしょうか。人間らしく扱ってもらっていない気がしました。 私は痴呆症の父と一緒に暮しており、生活と病院代を払うため仕事をしているので週一くらいしかお見舞いにいけません。私がお見舞いに行く日は母を車椅子に乗せて外へ出たりできますが、普段は何もない部屋で天井や壁を見て暮しているようです。 母はまだお箸も使えるし、字も読んだり書けたりします。でもこのままではからだが固まってしまうのではないかと心配です。 できればリハビリをしてくれたり、リハビリまでとはいわなくても毎日寝たきりにならないような違う施設に移りたいと思っています。 こういう母でも受け入れてくれる施設が京都にありませんでしょうか。

脳梗塞後の認知機能変化と介護施設選び

ご心配されているお気持ち、よく分かります。脳梗塞の後遺症として、認知機能の低下や行動の変化が現れることは珍しくありません。大きな声を出したり、つじつまの合わないことを言ったりすることは、混乱や不安の表れかもしれません。現在の精神病棟での状況、特にリハビリへの制限や食事形態の変化は、ご家族として不安に感じられるのも当然です。

薬物療法とリハビリテーションのバランス

精神科では、患者の安全確保のために、行動を抑制する薬物療法が用いられることがあります。しかし、薬の副作用で飲み込みづらくなる、活動性が低下するといった問題は、QOL(生活の質)を大きく低下させる可能性があります。 重要なのは、薬物療法とリハビリテーションのバランスです。薬だけで行動を抑制するのではなく、原因となる不安や混乱に対処するための認知行動療法などの心理療法や、可能な範囲でのリハビリを組み合わせることが理想的です。

京都で適切な施設を探すためのステップ

京都で、ご母の状況に適した施設を見つけるためには、以下のステップを踏むことをお勧めします。

  • 具体的なニーズの明確化: ご希望のリハビリ内容(理学療法、作業療法、言語療法など)、認知症ケアの有無、食事形態(普通食、刻み食、ミキサー食など)、24時間体制の介護が必要かなど、ご母の状況を具体的に把握し、必要なケアをリストアップしましょう。
  • 京都市介護保険課への相談: 京都市には介護保険課があり、介護サービスに関する相談窓口があります。専門の相談員が、ご母の状況を聞き取り、適切な施設やサービスを紹介してくれます。
  • 介護施設紹介サービスの利用: 多くの介護施設紹介サービスが存在します。これらのサービスは、ご希望の条件に合う施設を複数紹介してくれるため、比較検討が容易になります。
  • 複数の施設の見学: 紹介された施設を実際に訪れ、施設の雰囲気、スタッフの対応、他の利用者の様子などを確認しましょう。 見学時には、ご自身の目で見て、感じて、判断することが重要です。
  • 担当者との綿密なコミュニケーション: 施設の担当者と、ご母の状況、ご家族の希望などを丁寧に話し合いましょう。 疑問点や不安な点は、遠慮なく質問することが大切です。

施設選びのポイント:リハビリと生活の質

施設を選ぶ際には、以下の点を特に重視しましょう。

  • リハビリテーションへの積極性: 機能訓練に力を入れている施設を選びましょう。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの専門職が常駐しているか、リハビリの頻度や内容なども確認しましょう。
  • 認知症ケアへの対応: 認知症の症状への理解があり、適切なケアを提供できる体制が整っている施設を選びましょう。
  • 生活環境: 明るく清潔な環境で、プライバシーが尊重されているかを確認しましょう。 日中の活動内容やレクリエーションなども確認し、母が刺激的で充実した日々を送れるかを確認しましょう。
  • 食事: 可能な限り普通食に近い食事を提供してくれる施設を選びましょう。 嚥下機能の訓練や、食事介助体制も確認しましょう。
  • スタッフの質: スタッフの対応が丁寧で、利用者の方々を温かく見守ってくれる雰囲気の施設を選びましょう。 スタッフの配置状況や、研修体制なども確認しましょう。

専門家の視点:介護施設選択における注意点

介護福祉士やケアマネージャーなどの専門家は、ご家族の状況を丁寧に聞き取り、最適な施設を紹介し、その後のサポートもしてくれます。 一人で抱え込まず、専門家の力を借りることも検討しましょう。

専門家への相談は、施設選びだけでなく、介護保険制度の利用方法や、経済的な支援策についてもアドバイスをもらえるため非常に有効です。

具体的な行動計画

1. 京都市介護保険課に連絡し、相談窓口を利用する。
2. 介護施設紹介サービスを利用し、複数の施設を紹介してもらう。
3. 紹介された施設を実際に訪問し、見学を行う。
4. 施設の担当者と詳細な面談を行い、ご母の状況やご家族の希望を伝える。
5. 複数の施設を比較検討し、最適な施設を選択する。
6. 入所手続きを進める。

まとめ

ご母の状況を改善するためには、適切な施設選びが非常に重要です。 焦らず、一つずつステップを踏んで、ご母にとって最適な環境を見つけ出してください。 そして、専門家の力を借りながら、ご家族皆でサポートしていくことが大切です。

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