脳梗塞で入院した知人への対応:遠距離からのサポートと具体的なアドバイス

脳梗塞で病院に入院していた知人から、「病院のやることがおかしい」とSOSの電話がありました。対応策についてアドバイスをお願いします。この方は私の母が経営していたアパートの入居者の方です。母は3年前になくなり、アパートは私が売却したので今は別の方に渡っています。規制した時に会うなどして、以前から顔見知りではあったのですが、アパートを売却するまで色々とお話しをしたり、架空請求のことで相談を受けたので法テラスで弁護士さんを探してあげたりと、その後もお付き合いのあった方です。ただ、私は東京でサラリーマンをしており、その方は神戸市内で身体障害者として生活保護を受けていらっしゃいます。私の知る所ではいつも首にコルセットを装着して、薬を服用して一日中静養されていて、そのために仕事に就けない状況だったはずです。ですからアパートにずっといらしてベッドに横になられている時間がほとんどの生活を送られていました。私の所には母が飼っていた猫がおり、その方も猫が好きで、その様子を伺うために3~4ヶ月に1度は電話をしてこられ、近況も含めてお話しをされてこられます。今日、先ほど(夜中の12時ごろですが)急に電話があり、「脳梗塞で神戸市内の病院に救急車で運ばれ、それから入院している」と連絡してこられました。また、「病院のやることがおかしい。助けて欲しい」ともです。呂律が回らず、なかなか話を聞き取れなかったのですが、入院する部屋の要望が聞き入れられなかったとか、ナースコールが反応しないとか、かなり疑心暗鬼になっている様子でした。とりあえず、明日、生活保護を受給するに当たってお世話になっているはずの市役所の担当者に連絡してはどうかとアドバイスし、電話を終えています。この方は身寄りもなく高齢で連絡をする方もいなくて私に電話してきたようです。また、上記の内容から、どうやら他の人は相手にしていないようでした。脳梗塞の初期段階では、周りの状況が把握できず、疑心暗鬼になることは聞いたことがあります。このような場合、主治医の方に連絡して状況を伝えたり、何かボランティア団体に相談相手をお願いするなどした方がいいのでしょうか。入院費用の支払いも心配です。居住場所も離れていますし、そんなに親しい方とは言えないのですが、やはり放っておくこともできないので、できる範囲で何かしてあげたいのですが、良いアドバイスがあればお願いします。長文失礼しました。宜しくお願いいたします。

状況整理と緊急性の確認

まず、ご心配されているお気持ち、よく分かります。遠方に住む高齢で身寄りのない知人が、脳梗塞で入院し、不安な状態にあるとのこと。緊急性の高い状況です。ご自身も東京にお住まいとのことですので、まずは状況を整理し、緊急度に応じて対応していくことが重要です。

具体的な対応策

1. 市役所担当者への連絡:生活保護の確認と支援

既に市役所の担当者への連絡をアドバイスされているとのこと、これは非常に適切な対応です。生活保護を受けている方の入院は、市役所が大きく関わってきます。入院費用の支払い、医療に関する相談、そして何より、ご本人の状態や不安の解消に繋がる可能性が高いです。担当者から病院への連絡や、ケアマネージャーなどの紹介があるかもしれません。

2. 病院への連絡:状況把握と情報収集

ご本人が「病院のやることがおかしい」と感じているとのことですが、直接病院に連絡することは難しいかもしれません。しかし、市役所担当者を通して、またはご本人の同意を得た上で、主治医に状況を伝えることが重要です。呂律が回らないなど、ご本人の状態を伝えることで、より適切な対応が期待できます。

3. 弁護士への相談:医療過誤の可能性と権利擁護

「病院のやることがおかしい」という発言は、医療過誤の可能性も示唆しています。ナースコールが反応しないなど、医療提供体制に問題がある可能性も否定できません。もし、医療過誤が疑われる場合は、弁護士に相談することをお勧めします。弁護士は、医療関係の専門知識を持ち、ご本人の権利を擁護する上で大きな力になります。法テラスなどの無料相談を利用することも可能です。

4. ボランティア団体への相談:精神的なサポート

脳梗塞の初期段階では、不安や混乱、疑心暗鬼になることは珍しくありません。ご本人は、精神的なサポートを必要としている可能性が高いです。地域包括支援センターや、高齢者向けのボランティア団体などに相談し、入院中の精神的なケアを依頼することも検討しましょう。

5. ご自身の負担軽減:可能な範囲でのサポート

遠方にお住まいのため、頻繁な訪問は難しいでしょう。しかし、電話や手紙、メールなどで定期的に連絡を取り、ご本人の不安を軽減する努力は可能です。また、ご本人の希望を聞きながら、可能な範囲でサポートを提供していくことが大切です。例えば、入院中の身の回りの品を送ったり、好きな本や雑誌を送ったりするなど、小さな気遣いが大きな心の支えになります。

6. 情報収集:脳梗塞と高齢者の入院生活

脳梗塞の後遺症や、高齢者の入院生活に関する情報を集め、ご本人の状況をより深く理解することで、より適切なサポートを提供できるようになります。インターネットや書籍、医療機関のパンフレットなどを活用しましょう。

入院費用の支払いについて

生活保護を受けているとのことですので、入院費用は基本的に生活保護費から支払われるはずです。しかし、高額な医療費が発生する可能性も考慮し、市役所の担当者とよく相談することが重要です。

親しい友人ではない場合の対応

ご質問では、それほど親しい間柄ではないと述べられています。しかし、長年のお付き合いがあり、ご本人が唯一相談できる存在であるという状況を鑑みると、見捨てることは難しいでしょう。できる範囲で、ご本人の不安を解消し、生活を支えるサポートを行うことが、人道的な対応と言えるでしょう。

まとめ:段階的な対応と継続的なサポート

今回のような状況では、慌てず、段階的に対応していくことが重要です。まずは市役所担当者への連絡、そして状況に応じて病院への連絡、弁護士やボランティア団体への相談などを検討しましょう。遠方にお住まいであることを考慮し、できる範囲で継続的なサポートを提供することで、ご本人の不安を軽減し、安心して療養できる環境を作ることに繋がります。

専門家の視点:医療ソーシャルワーカーの役割

医療ソーシャルワーカーは、医療機関で患者さんの社会的な問題解決を支援する専門家です。入院費用の問題、退院後の生活支援、介護サービスの利用など、様々な相談に対応してくれます。病院に医療ソーシャルワーカーがいるか確認し、必要であれば相談することをお勧めします。

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