脱走癖のあるキンクマハムスターと、快適な飼育環境の作り方

キンクマの脱走癖について 自分のキンクマは脱走癖がやばいです。 起きてきたらとりあえず外にでようと必死です。 ※水槽で飼っています。 だから少し部屋で自由に散歩させてるんですが… 水槽に戻すと、また暴れだして脱走しようとします。 夜の脱走ケースが多々あります。 そして回し車がいつもたおれています。 直してあげるとまたたおそうとします。 見る限り、回し車をたおして脱走しようとしてるんだと思います。 脱走しないようにダンボールを改造して水槽の上にかぶせ その上に本を置いています(力が強いので) どうすれば脱走癖がなくなると思いますか? 回し車にも飽きたみたいで…てかたおすから遊べない? たおしてもクルクル回ってるときもあるけど… 夜少し覗いてみると、さびしそうな顔でボーっとしてます。 見てて可哀そうです。 もう人生楽しくないみたいな顔してます。 そして自分の寝床に戻らず、そこでさびしそうに寝ます。 ハムチャンが喜んでくれそうな遊び道具をいれたいのですが もう水槽のなかにはいっぱいいっぱいです><。 【トイレ ハムチャンの家 回し車 エサ入れ お水飲み】 水槽を変えるのもお金がかかりますし…今の水槽がもったいない。 皆さんの意見を聞かせてください。

キンクマハムスターの脱走癖の原因を探る

キンクマハムスターの脱走癖は、単なるいたずら心ではなく、環境への不満やストレスが原因であることが多いです。 水槽飼育の場合、特に以下の点が問題となっている可能性があります。

  • 飼育スペースの狭さ:水槽はハムスターにとって窮屈な空間かもしれません。運動不足やストレスにつながり、脱走を試みる行動に繋がります。
  • 環境の刺激不足:ハムスターは好奇心旺盛な動物です。刺激の少ない環境では、退屈から脱走を試みる可能性があります。回し車に飽きているという記述からも、この可能性が高いと言えるでしょう。
  • 不安感:水槽の上からダンボールと本で覆っている状態は、ハムスターにとって圧迫感や不安感を与えている可能性があります。暗くて狭い空間は、安全な隠れ家とはならず、逆にストレスを増幅させる可能性があります。
  • 回し車の問題:回し車を倒して脱走しようとする行動は、回し車自体に問題があるか、もしくは単に回し車に飽きてしまっている可能性があります。回し車のサイズや材質、安定性などを確認しましょう。

脱走癖を改善するための具体的な対策

ハムスターのストレスを軽減し、安全で快適な環境を作ることで、脱走癖は改善できる可能性が高いです。以下の対策を試してみてください。

1. 飼育ケージの見直し

水槽飼育は、通気性が悪く、ハムスターの活動範囲が制限されるため、おすすめできません。ケージは、広々とした空間を提供できるものが理想的です。 できれば、床面積が広いケージに買い替えることを検討しましょう。 金網ケージや、多段式ケージなど、ハムスターが自由に動き回れる空間を確保できるケージを選んでください。

2. 遊び道具の充実

ハムスターは、様々な遊び道具を使って遊ぶことで、運動不足やストレスを解消します。 回し車以外にも、以下の遊び道具を用意してみましょう。

  • トンネル:ハムスターは隠れるのが大好きなので、トンネルは最適な遊び道具です。様々な素材や形状のトンネルを用意することで、飽きさせずに遊ばせることができます。
  • シェルター:安全な隠れ家となるシェルターは、ハムスターの安心感を高めます。陶器製、木製など、様々な素材のシェルターがあります。
  • 砂浴び場:砂浴びはハムスターの健康維持に不可欠です。清潔な砂を十分な量用意しましょう。
  • 木製おもちゃ:かじって遊ぶことができる木製のおもちゃは、ハムスターの歯の健康にも役立ちます。安全な無塗装の木製おもちゃを選びましょう。
  • ボール:ケージ内で自由に転がせるボールは、運動不足解消に役立ちます。ただし、ハムスターがケージから出てしまう可能性があるので、使用時は注意が必要です。

これらの遊び道具は、ローテーションさせることで、ハムスターの飽きを防ぎ、常に新鮮な刺激を与えられます。

3. 環境のエンリッチメント

ハムスターの知的好奇心を満たすために、環境を豊かにする工夫が必要です。

  • 隠れ家を増やす:複数の隠れ家を用意することで、ハムスターは安全な場所を選んで休むことができます。
  • 高さのある構造物:ハムスターは高い場所にも登るので、高さのある構造物を設置することで、運動の機会を増やすことができます。
  • 床材の種類を変える:紙製の床材、木製の床材など、様々な床材を試してみることで、ハムスターの好みや、足裏への負担を軽減する効果が期待できます。

4. 回し車の見直し

回し車が倒れる原因を特定し、対策が必要です。

  • サイズの確認:ハムスターのサイズに合った適切なサイズの回し車を選びましょう。小さすぎると、ハムスターの背骨に負担がかかります。
  • 材質の確認:プラスチック製の回し車は、滑りやすく、ハムスターの足に負担がかかる可能性があります。木製や金属製の回し車の方が安定性が高いです。
  • 設置場所の確認:回し車が安定して設置できる場所を選びましょう。不安定な場所に設置すると、ハムスターが回し車を倒してしまう可能性があります。

5. 夜間の様子の観察

夜間にさびしそうにしている様子は、ハムスターが寂しいと感じている可能性を示唆しています。 夜間は静かに見守ることが大切です。 過剰な干渉はストレスになる可能性があります。

6. 専門家への相談

上記の対策を試しても改善が見られない場合は、獣医師に相談することをおすすめします。 病気やその他の原因で脱走癖が出ている可能性もあります。

まとめ

キンクマハムスターの脱走癖は、飼育環境の改善によって改善できる可能性が高いです。 ハムスターが快適に過ごせる空間づくりを心がけ、愛情を持って接することで、幸せなハムスターライフを実現しましょう。 飼育環境の見直し、遊び道具の充実、そしてハムスターの様子を注意深く観察することが大切です。

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