脱衣所隣接WICのメリット・デメリットと湿気対策:新築間取り検討における賢い選択

脱衣所に隣接するWICはどうでしょうか?? こんにちは!ただ今新築の間取りを検討してる真っ最中です。 間取り希望に1階WIC(ウォークインクローゼット)の設置を出したら、 1回目に出た案では和室に隣接してWICがありました。 和室有効に使えて良さそう!と思いましたが、 場所が南東の良い場所にそれを設置した為勿体ないような気が… 、また他の部分の修正を申し出たら脱衣所の横にWICが付きました。(浴室→脱衣所→WICが一直線) 1階にWICを付けたい理由は1階で使う物を仕舞うためと、 夫・私の会社制服、子供幼稚園用品をそこに仕舞い、平日の朝起きたら1階で済ませれるようにする為です。(2階の各部屋に収納はあります) で、まず思ったのが湿気大丈夫かな??です。 場所がほぼ真北になり、何より脱衣所の横…。 湿気には注意が必要な地域のため不安です。 窓をつけたり大容量の除湿器をおいたり対策をとるつもりですが不安です(–;) 今の住宅ならそんなに心配はいらないと聞いたのですが、本当かな~と半信半疑です。 また脱衣所横にあるメリットが、本当に使い勝手が良いかも不安です。 (歯を磨いてすぐ着替えれる。帰ってから手を洗って着替えれる等々…) もし似たような場所に設置した方で、良かったよ!悪かったよ~!等々 何かアドバイス頂けると有り難いですm(__)m 補足mitys_dreamさん画像添付までして頂き感謝ですm(__)mとても素敵なおうちですね!広いと羨ましいです(*^^*)みなさまもご意見感謝です!湿気がやはり一番心配でお風呂にはガス浴乾つける予定です。金曜に最終打ち合わせなのでそれまでどうするか悩みに悩みます(^^;

脱衣所隣接WICのメリットとデメリット

新築住宅の間取りで、1階にウォークインクローゼット(WIC)を設置する計画とのこと、そしてその候補地として脱衣所隣接が挙がっているのですね。 浴室、脱衣所、WICが一直線に配置されるプランは、動線としては非常に効率的です。しかし、湿気の問題が懸念材料となっています。

メリット:抜群の利便性と効率的な家事動線

脱衣所隣接WICの最大のメリットは、その利便性の高さです。

  • 入浴後のスムーズな着替え:お風呂から上がってすぐに着替えられるため、冬場の寒さ対策にも有効です。
  • 帰宅後のスムーズな着替え:帰宅後、手を洗ってすぐに着替えられるので、汚れを家中に持ち込む心配がありません。
  • 朝の身支度の効率化:制服や幼稚園用品をWICに収納しておけば、朝の忙しい時間帯でもスムーズに身支度ができます。
  • 家事動線の短縮:洗濯物を干す、畳む、収納するといった家事動線が短縮され、家事の負担軽減につながります。
  • 1階に収納を集中:1階で使用するものをまとめて収納できるため、2階に上り下りする回数が減り、生活の負担を軽減できます。

デメリット:湿気対策の必要性と収納スペースの制限

一方、デメリットとしては、湿気の問題と収納スペースの制限が挙げられます。

  • 湿気:浴室や脱衣所は湿気がこもりやすい場所です。WICに湿気が侵入し、衣類のカビや臭いの原因となる可能性があります。
  • 採光と通風:北側に位置するWICは、採光や通風が不足しがちです。湿気対策をさらに難しくする可能性があります。
  • スペースの制約:脱衣所隣接のWICは、必ずしも広々としたスペースを確保できるとは限りません。収納したいもの全てを収容できるか、事前にしっかりと検討する必要があります。

湿気対策:効果的な方法と選び方

脱衣所隣接WICにおける最大の懸念事項である湿気対策について、具体的な方法をいくつかご紹介します。

1. 換気システムの活用

  • 24時間換気システム:新築住宅には標準装備されていることが多い24時間換気システムを最大限に活用しましょう。常に空気を循環させることで、湿気の滞留を防ぎます。
  • 窓の設置:WICに窓を設置することで、自然換気が可能になります。ただし、プライバシーに配慮した窓選びが重要です。
  • 換気扇の設置:WIC内に小型の換気扇を設置するのも有効です。湿気がこもりやすい場所に設置することで、効果的に湿気を排出できます。

2. 除湿対策

  • 除湿機:大容量の除湿機を設置し、定期的に使用することで、効果的に湿気を除去できます。コンプレッサー式とデシカント式の2種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあるので、使用環境に合わせて選びましょう。
  • 除湿剤:クローゼット内に除湿剤を置くことで、湿気を吸収し、カビの発生を防ぎます。定期的に交換する必要があります。
  • 吸湿材:珪藻土や炭などの吸湿材は、自然素材で湿気を吸収するため、環境にも優しく、安心して使用できます。

3. 収納方法の見直し

  • 通気性の良い収納:通気性の良い収納ケースやハンガーを使用することで、衣類の湿気を逃がすことができます。密閉性の高い収納ケースは避けるのが良いでしょう。
  • 衣類の乾燥:洗濯後はしっかりと乾燥させてから収納しましょう。乾燥機を使用したり、風通しの良い場所で干したりすることで、湿気を防ぎます。
  • 定期的な清掃:WIC内は定期的に清掃し、湿気やカビの発生を防ぎましょう。掃除機をかけたり、拭き掃除をしたりすることで、清潔な状態を保てます。

4. その他の対策

  • 防湿シート:WICの床や壁に防湿シートを貼ることで、湿気の侵入を防ぎます。施工は専門業者に依頼するのが安心です。
  • 断熱材:壁や天井に断熱材を使用することで、室温の変化を抑え、結露の発生を防ぎます。
  • 浴室乾燥機:浴室乾燥機は、浴室だけでなく、WICの乾燥にも役立ちます。浴室乾燥機と連動した換気システムを検討しましょう。

専門家の意見:建築士のアドバイス

建築士の視点から見ると、脱衣所隣接WICは、動線と利便性を重視する設計では有効な選択肢です。しかし、湿気対策は必須です。特に北側に位置し、換気が不十分な場合は、上記で挙げた対策を十分に講じる必要があります。 設計段階で、窓の設置や換気システムの強化などを検討することで、より快適な空間を確保できます。 また、WICの素材選びも重要です。湿気に強い素材を選ぶことで、カビの発生リスクを軽減できます。

まとめ:賢い選択で快適な生活空間を

脱衣所隣接WICは、利便性が高い反面、湿気対策が不可欠です。 この記事で紹介した対策を参考に、ご自身の状況に最適な方法を選択し、快適な生活空間を実現してください。 最終打ち合わせまでに、建築士や住宅メーカーとしっかりと相談し、不安な点を解消してから決定しましょう。

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