職場のアルバイトスタッフによる自宅への侵入:警察への相談と対応について

職場のアルバイトスタッフが、私の部屋の鍵を盗み勝手に部屋に入りました。被害はありません。ストーカー?家宅侵入?罪になりますか? 私は39歳女性です。 ある店の店長をしています。 自宅はお店から徒歩3分のマンション(オートロック)で一人暮らしをしています。 2か月くらい前、深夜自宅に帰り玄関のドアを開けると、見覚えのない傘が玄関の床に置いてありました。 そのせいか、何とも言えない異様な雰囲気を感じ、そのまま鍵を閉めて実家に帰りました。 実家に帰り、落ち着いて考えてみると、 ある一人のアルバイトスタッフ(27歳男性)の行動におかしな所があった事を思い出しました。 お店にスタッフは約20人いますが、私の部屋番号まで知っているのは1人しかいません。 そのスタッフが私のコートのポケットから鍵を盗み部屋に勝手に入ったのではないかと思いました。 ただ、その時点では私のカンでしかなかったので、ピッキングの可能性もありますので、 翌日すぐに鍵を取り替えました。 それから約2カ月たった一昨日、そのスタッフから「店長の部屋に入りました。」と言われました。 それでも「このまま働きたい」との事です。 謝罪などは一切なく、全部話して楽になりたかっただけの様に感じます。 部屋に入った目的も本人にも分からないそうです。 「焦って何をしていたか分からない。」と言っていました。 私は一緒に働く気になれずその日は早退して自宅に帰りました。 翌日会社の上司に相談したところ、会社からは『警察に訴えろ』との返事でした。 会社の人間がそのスタッフと話すのは、その後余計に私の身に危険が生じる可能性があるのではとの事です。 明日、上司と一緒に警察に相談しに行こうと思っているのですが、 訴えるかどうかはまだ決めていません。 何かを盗まれた訳ではなく、付きまとわれたり待ち伏せされた訳でもありません。 それでも警察は動いてくれるのでしょうか? これはストーキング行為の前触れなのでしょうか? 私はそのスタッフに辞めてもらいたいと思っています。 どのように話をしたら良いのか、又、相談は警察で良いのか等、アドバイスをお願い致します。

自宅への侵入:事件の整理と法的観点

まず、今回の事件を整理しましょう。アルバイトスタッフがあなたの鍵を盗み、あなたの自宅に無断で侵入したという事実があります。被害物がないとはいえ、これは明確な住居侵入罪に該当する可能性が高いです。住居侵入罪は、人の住居に無断で侵入した場合に成立する犯罪で、懲役3年以下の刑罰が科せられます。 被害の有無は問われません。 あなたの不安や恐怖感は、正当なものです。

さらに、彼の行動はストーキング行為の前触れである可能性も否定できません。 今回の侵入が単発的な事件なのか、継続的な行為の始まりなのかは現時点では断定できませんが、彼の行動の不自然さや、謝罪がないこと、目的が不明瞭であることなどから、今後の行動に警戒が必要です。

警察への相談と対応

上司の方と警察に相談に行くのは賢明な判断です。警察は、被害の有無に関わらず、住居侵入の疑いがあれば捜査を開始します。 事件の状況を正確に伝え、彼の行動パターンや、あなたが感じた不安などを詳しく説明しましょう。 鍵の交換をしたこと、そして彼が「店長の部屋に入りました」と自白していることも重要な証拠となります。

警察は、あなたの証言、現場状況、そしてアルバイトスタッフの供述などを総合的に判断し、事件の捜査を進めます。 証拠が揃えば、逮捕・起訴される可能性もあります。

アルバイトスタッフへの対応

警察への相談と並行して、アルバイトスタッフへの対応も考える必要があります。 彼を解雇したいというあなたの気持ちは、十分に理解できます。 しかし、解雇は、労働契約に基づいた手続きが必要です。 安易な対応は、後々トラブルに発展する可能性もあります。

まず、会社の上司と相談し、解雇に関する社内規定を確認しましょう。 解雇理由を明確にし、証拠を揃えておくことが重要です。 彼の行為は、会社の業務に支障をきたす重大な行為であり、解雇事由に該当する可能性が高いです。

具体的なアドバイス

* 警察への相談: 明日、上司と警察署へ行き、事件の全容を詳しく説明しましょう。 彼の名前、住所、勤務状況などの情報も提供してください。 証拠として、鍵を交換した際の領収書や、もしあれば、彼の行動に関する記録(メモなど)も提示すると良いでしょう。
* 証拠の確保: 今後、彼の行動に異常を感じた場合は、日時、場所、状況を詳細に記録しましょう。 もし、彼から連絡があったり、接近されたりした場合は、その内容も記録に残してください。 これらの記録は、ストーキング行為の証拠となる可能性があります。
* 安全対策: 自宅の防犯対策を強化しましょう。 防犯カメラの設置、鍵の強化、防犯ブザーの携帯などを検討してください。 一人暮らしの女性にとって、安全対策は非常に重要です。
* 精神的なケア: 今回の事件は、あなたに大きな精神的負担を与えているはずです。 必要であれば、専門機関(カウンセリングなど)に相談することをお勧めします。
* 会社への対応: 会社の上司と連携を取り、アルバイトスタッフの対応について協議しましょう。 会社としても、従業員による犯罪行為には厳正に対処する必要があります。 解雇手続きについても、上司の指示に従い、法的に問題のない方法で進めましょう。
* 弁護士への相談: もし、事件が複雑化したり、法律的な問題が発生した場合には、弁護士に相談することをお勧めします。 弁護士は、あなたの権利を守り、適切なアドバイスをしてくれます。

専門家の視点:弁護士からのアドバイス

弁護士の視点から見ると、このケースは住居侵入罪が成立する可能性が高いです。 被害がないからといって、罪にならないわけではありません。 また、彼の行動がストーキングに発展する可能性も十分に考えられます。 警察への相談は非常に重要であり、早期の対応が重要です。 証拠をしっかり確保し、今後の対応に備えましょう。

まとめ

今回の事件は、あなたにとって大きな恐怖体験だったと思います。 しかし、あなたは一人で抱え込まず、警察や会社、そして必要であれば弁護士に相談することで、適切な対応を取ることができます。 安全を確保し、今後の生活に支障がないように、しっかりと対処していきましょう。 あなたの安全と安心が最優先です。

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