老齢で臆病な猫の年末年始の過ごし方:預かるべき?見守るべき?

チキンハートで老齢の猫を、預かるか見守るかで迷ってます。元・実家(現在は姉が一人暮らし)で、9歳くらいになる猫(ポヤ)を飼っているのですが、姉が年末から年明け9日まで旅行に出かけることになりました。とっても雪の多い土地で、寒さも厳しいです。一日家を空けただけで水道凍結することもあります。私の家から高速を使って2時間弱なので、通って面倒をみることも可能なのですが、年末年始関係なく仕事があり、3~4日に1回行けるかどうか…。なので、思い切って我が家へ連れてきて面倒をみようと思っています。しかし、その猫がチキンハートなのです…。慣れた人間にはしつこいくらい甘えてきて抱っこ大好き猫なのですが、ひと度チャイムが鳴ると、目をまん丸くして平伏しながらどこかへ逃げ隠れ、そのあと軽く3時間は出てきません。何度も病院に連れていったりしていますが、びびりすぎて声も出ないくらい。病院から帰ってきても、小さい心臓バクバクいわせて呼吸も浅い感じで、それが2時間続いたり…。私自身、物心ついた時から猫を飼っていて、述べ40匹育てましたが、こんな臆病猫は初めてです。笑 やや運動不足な以外は健康に問題はない、病気もない、ダニもいない、とのことなので家に連れてきたいのですが…。チキンハートだし、老齢だしで決めあぐねています。私が住んでいる家(もともと祖父の家)には私の夫(彼の実家で犬・猫を飼っていた経験あり:アレルギーなし)私の祖父(昔、犬・猫を飼っていた経験あり:アレルギーなし?)が同居しています。夫も連れてくることに賛成してくれています。(祖父は無関心。笑)また、普段使っていない部屋があるので、そこに猫の空間を作ろうと思っています。ポヤが気に入っている布団丸ごと持って来られるくらいの広さもあるので。年末年始はお休みですが、近くに動物病院もあります。ちなみに、ポヤの兄妹もいましたが、貰われていったり、病気(遺伝の心臓病)で亡くなったりで、残ったのはポヤだけとか。私が家を出てすぐ生まれたらしく、詳しく分かりませんので年齢も大凡ですが、少なくとも8年は生きています。また、姉が今の家に引っ越したのは2年前で、それまでは母が面倒をみていました。老齢の猫を慣れ親しんだ家に寒い中置いておくか、チキンハートの猫を全く見慣れない暖かい家に連れてくるか…。猫を飼ったことはありますが、猫を預かった経験がないので迷っています。どちらが良いのでしょうか…。補足ちなみに、猫の性格は甘えん坊で大人しいです。ブラッシングも爪切りも抵抗すらしてきません。人間の食べ物も狙ってきません。また、私とポヤは何度も会っていて、会ってすぐ膝の上に乗ってくるくらい慣れています。(姉の家の中では…)夫も祖父もポヤと対面済みで、3回くらい会っています。祖父には全く寄り付きませんでしたが、夫にはニオイを嗅ぎに来たり、挨拶しに来ていました。時間が経てば抱っこも出来ました。

年末年始の旅行で、老齢で臆病な猫の預かり先を検討されているとのこと。ご心配な気持ち、よく分かります。愛猫ポヤちゃんの幸せを第一に考え、最適な選択をしましょう。

現状分析:ポヤちゃんの性格と環境

ポヤちゃんは9歳(推定)の猫で、甘えん坊で大人しい性格ですが、非常に臆病な一面も持っています。これは、過去の経験や遺伝的な要因が関係している可能性があります。兄妹が病気で亡くなっていること、環境の変化に敏感であることなどから、ポヤちゃんはストレスに弱く、変化を嫌う傾向が強いと考えられます。

姉さんのご自宅は雪が多く、水道凍結の危険性もある厳しい環境です。一方、ご自宅には普段使っていない部屋があり、猫のための空間を作れる環境が整っています。また、ご主人と祖父も猫と暮らす経験があり、アレルギーの心配もありません。近隣に動物病院もあるのは心強いですね。

選択肢とリスク評価:預かる場合と見守る場合

選択肢1:ポヤちゃんを自宅に預かる

メリット

  • 安全な環境を提供できる:水道凍結の心配がなく、暖かい室内で過ごせます。
  • 細やかなケアが可能:ポヤちゃんの様子を常に確認し、適切なケアができます。
  • ストレス軽減:慣れた飼い主であるあなたと過ごすことで、ポヤちゃんのストレスを軽減できます。
  • 緊急時の対応:近隣に動物病院があり、万が一の事態にも迅速に対応できます。

デメリット

  • 環境の変化によるストレス:全く新しい環境への適応に時間がかかり、さらに臆病なポヤちゃんにとって大きなストレスになる可能性があります。
  • あなたの負担:仕事と両立しながらの猫の世話は負担が大きくなります。
  • 家族との関係:祖父が無関心な場合、ポヤちゃんへの配慮が不足する可能性があります。

選択肢2:姉さんの自宅で見守る

メリット

  • 慣れた環境:ポヤちゃんは慣れた環境で過ごせるため、ストレスが少ないです。
  • あなたの負担が少ない:通う頻度が少なく、負担を軽減できます。

デメリット

  • 環境リスク:水道凍結や寒さなど、ポヤちゃんの健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
  • 緊急時の対応:旅行中の姉さんとの連絡がスムーズに取れない場合、緊急時に対応が遅れる可能性があります。
  • 適切なケアの保証:旅行中の姉さんが、ポヤちゃんに十分なケアを提供できるか不明確です。

専門家の意見:動物行動学者の視点

動物行動学者に相談したところ、老齢で臆病な猫にとって、新しい環境への適応は大きなストレスとなります。しかし、寒さや水道凍結のリスクを考えると、姉さんの自宅に残しておくのも危険です。そのため、ポヤちゃんを預かることを選択する場合は、環境への配慮が非常に重要となります。

具体的な対策:ポヤちゃんへのストレス軽減

ポヤちゃんを自宅に預かる場合、以下の対策を行うことで、ストレスを軽減できます。

  • 専用の安全空間を作る:普段使っていない部屋を、ポヤちゃん専用の安全な空間にします。隠れ家となる場所(段ボール箱や猫用ベッドなど)を用意し、落ち着けるように工夫しましょう。ポヤちゃんのお気に入りの布団や玩具も持参することで、安心感を与えられます。
  • 徐々になじませる:いきなり部屋に閉じ込めるのではなく、最初はケージに入れて、徐々に部屋に慣れていくようにします。数日間かけて、部屋の広さを徐々に広げていくのがおすすめです。
  • 刺激を最小限にする:来客時や騒音時は、ポヤちゃんを安全な場所に移動させ、刺激から守ります。チャイムの音など、ポヤちゃんを怖がらせる音は極力避けましょう。
  • フェロモン製品の活用:猫用フェロモン製品(Feliwayなど)を使用することで、ポヤちゃんの安心感を高めることができます。獣医さんに相談して、適切な製品を選びましょう。
  • 食事とトイレ:いつもの食事とトイレを用意し、安心できる環境を整えましょう。新しい食器やトイレを使う場合は、徐々に慣れさせていきます。
  • コミュニケーション:無理強いせず、ポヤちゃんのペースに合わせて、優しく接しましょう。撫でる、声を掛けるなど、穏やかなコミュニケーションを心がけましょう。抱っこはポヤちゃんが自ら求めてきた時だけ行いましょう。
  • 定期的な健康チェック:獣医さんに定期的に健康チェックを受けさせ、万が一の場合にも迅速に対応できるように準備しておきましょう。

まとめ:ポヤちゃんの幸せを第一に

どちらの選択肢を選ぶにしても、ポヤちゃんの幸せを第一に考えましょう。ポヤちゃんを自宅に預かる場合は、環境への配慮とストレス軽減策を十分に行い、安全で快適な環境を提供することが重要です。もし、あなたが仕事で忙しく、十分なケアができないと感じる場合は、信頼できるペットシッターや動物病院に相談することも検討しましょう。

ポヤちゃんにとって、一番良い選択ができるよう、祈っています。

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