老老介護とヘルパーさん、そして拭き掃除問題:円満解決への道

ヘルパーさんが掃除した後拭き掃除する姑 私の大姑は101歳で、介護度3です。 同居してる80歳の姑も、今介護認定の結果待ちです。 腰痛がひどく、広い居宅を掃除するのが苦痛、掃除機もかけることが出来ないとの訴えで先月から生活支援として大姑の部屋の掃除を週1回掃除に来てもらうことになりました。 ところがヘルパーさんが来た翌日も普通に拭き掃除しているそうです。 担当のケアマネの方の話によると、基本的に出来ないことを援助する制度なので、そういうことなら援助を続けていくのは難しいとのことです。 たぶん他人がすることが気に入らない性格なので、ヘルパーさんが来た日でも後から拭き掃除をしたりしているらしいです。 ヘルパーさんにめちゃ失礼だと思うのですが、もともと自分の思うようにしないと絶対気に入らない性格なので言っても聞かないと思います。 でも老老介護で心配なので定期的にヘルパーさんに来てもらった方が何かあった時すぐ対応できるように手配してもらっているので安心です。私としては掃除機をかけるだけでも来て貰えるとありがたいのですがそれだけだと45分でも余ってしまうようです。 20数年前、私と同居いているときも私が掃除したあとやり直されたり、洗濯しなおされたり、毎日嫌がらせを受けていました。 この、人に任せることが出来ない性格というのは直らないものですかね~ 腰がイタイイタイと訴え続け、医師が高齢だから手術はやめたほうがいいと言っているのに聞きません。痛みは医師が治すものと思い込んでて、医師がいくら歩きなさいと言っても歩きません。そして無理をして痛い痛いと言い続けています。 大姑のほうがしっかりしてて、毎日筋トレをがんばってます。 いずれにせよ掃除したあとしなおしをしていると、ヘルパーさんがかなり怒っているみたいです。 どうまるく収めるものか考えあぐねています。

問題の整理:老老介護における掃除とヘルパーさんの役割

ご質問は、101歳と80歳の姑との老老介護の中で、ヘルパーさんの訪問介護サービスと、姑の拭き掃除へのこだわり、そしてその解決策についてです。ヘルパーさんが掃除した後、姑が再度拭き掃除をすることで、ヘルパーさんが不満を抱き、サービス継続が危ぶまれている状況ですね。さらに、姑の頑固な性格や、医師の助言に従わない姿勢も問題となっています。 これは、介護サービスの利用方法、高齢者の心理、そして家族間のコミュニケーションの複雑な絡み合いが原因となっています。

解決策:段階的なアプローチで状況改善を目指す

この問題を解決するには、段階的なアプローチが必要です。焦らず、一つずつ丁寧に解決していくことが重要です。

ステップ1:ヘルパーさんとの良好な関係構築

まずは、ヘルパーさんと良好なコミュニケーションを築くことが不可欠です。ヘルパーさんの気持ちを理解し、感謝の気持ちを伝えることが重要です。

  • 定期的な感謝の言葉:掃除後などに、感謝の気持ちを直接伝えるようにしましょう。「いつもありがとうございます。おかげで助かっています。」などのシンプルな言葉でも効果があります。
  • 状況説明と協力を求める:姑の性格や状況を丁寧に説明し、協力を依頼しましょう。「母は他人の仕事に口出しする癖があり、申し訳ございません。ヘルパーさんにもご負担をおかけしますが、ご協力いただけると助かります。」と伝えることで、ヘルパーさんの理解を得やすくなります。
  • 困っていることを伝える:ヘルパーさんが困っていること、不満に思っていることを直接尋ねましょう。そして、その問題を一緒に解決しようと提案することが重要です。

ステップ2:姑とのコミュニケーション:感情に寄り添いながら現実的な解決策を提示する

姑の行動の背景には、他者への不信感や、自分自身で完璧にしたいという強い願望がある可能性があります。直接的な批判ではなく、共感と理解を示すことが重要です。

  • 感情に寄り添う:「腰が痛いのに掃除するのは大変よね。でも、ヘルパーさんが来てくれると少しは楽になるんじゃないかしら?」と、姑の気持ちに寄り添う言葉をかけましょう。
  • 具体的な提案:「ヘルパーさんが掃除してくれた後は、軽く拭き掃除するだけで十分よ。完璧にしようとせず、少し手を抜いても大丈夫よ。」と、具体的な提案を行いましょう。完璧主義を少し緩和する提案が重要です。
  • メリットを強調:「ヘルパーさんが掃除してくれることで、あなたの腰の負担を減らすことができるわ。その分、好きなことに時間を使えるようになるわよ。」と、ヘルパーさんを利用することのメリットを強調しましょう。
  • 代替案の提示:掃除の範囲を限定する、拭き掃除をする箇所を限定するなど、代替案を提示しましょう。例えば、「ヘルパーさんには、大姑さんの部屋の掃除機がけと、トイレの掃除をお願いして、その他の拭き掃除はあなたが出来る範囲でお願いする」などです。

ステップ3:ケアマネージャーとの連携

ケアマネージャーは、介護サービスの専門家です。現状を正確に伝え、相談することで、適切なアドバイスやサービスの見直しを提案してもらうことができます。

  • 現状の報告:ヘルパーさんとの連携状況、姑の行動、そして家族の悩みを詳細に報告しましょう。
  • サービスの見直し:ヘルパーさんの訪問時間を調整したり、サービス内容を見直したりする必要があるかもしれません。例えば、掃除以外のサービス(入浴介助など)を追加することで、掃除にかける時間を短縮できる可能性があります。
  • 他のサービスの検討:家事代行サービスなどを検討することもできます。ヘルパーさんとは別に、家事代行サービスを利用することで、姑のこだわりを満たしつつ、ヘルパーさんの負担を軽減できる可能性があります。

ステップ4:専門家の活用

必要に応じて、精神科医や心理士などの専門家に相談することも検討しましょう。姑の性格や行動の背景を専門家の視点から分析してもらうことで、より効果的な解決策を見つけることができるかもしれません。

インテリアと高齢者介護:快適な空間づくり

高齢者の生活空間は、安全で快適であることが重要です。掃除のしやすさ、転倒防止、そして精神的な安らぎを考慮したインテリア選びが、介護を円滑に進める上で役立ちます。

  • 滑りにくい床材:フローリングは滑りやすいので、マットやカーペットなどを敷くことをお勧めします。特に浴室やトイレは、滑り止め加工が施された床材を選びましょう。
  • 手すりや補助具:階段やトイレなどに手すりを取り付けることで、転倒リスクを軽減できます。また、立ち上がり補助椅子なども有効です。
  • シンプルで清潔感のあるインテリア:掃除がしやすいように、家具はシンプルで、収納は整理整頓しやすいものを選びましょう。清潔感のあるインテリアは、精神的な安らぎにも繋がります。
  • 明るくて開放的な空間:高齢者は、暗い空間で不安を感じやすいため、窓から自然光を取り入れられるように工夫しましょう。カーテンの色や素材も、明るくて清潔感のあるものを選びましょう。

まとめ:継続的な努力と柔軟な対応が鍵

老老介護における問題は、一朝一夕に解決できるものではありません。ヘルパーさん、姑、そしてご自身を含め、関係者全員が協力し、継続的な努力と柔軟な対応を続けることが重要です。焦らず、一歩ずつ問題に取り組むことで、必ず解決の糸口が見えてきます。

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