老犬との暮らし方と留守番対策:15歳マルチーズとの幸せな時間

老犬との暮らし方、留守番について。15歳になるマルチーズを飼っています。私が小さな頃から実家で飼っていた犬で結婚とともに連れてきて旦那と犬と暮らしています。とても私になついており、私がお風呂やトイレにいっただけでも鳴きます。旦那は世話を手伝ってくれますが、あまりなついてはいません。幸せなことに体は健康ですが、痴呆が最近ひどくなりつつあります。留守番をさせるとずっと吠え続けるみたいで(昔はそんなことはありませんでした)しばらく専業主婦として家にいたのですが、そこまでやることもなく退屈なので先週からパートを始めました。5時間ほどですが、帰ってくると吠えています。ゲージ内や体がウンチだらけになっていることも多く毎日帰ってきたら洗います。パートに出始めてから、置いてかれると不安なのかすぐに起き上がっては私を確認しにきます。(目はほとんど見えてないと思います)そして夕方ごろから疲れがピークなのかしんだように眠ります。以前はたまに買い物にいく時間30分から長くて1時間、旦那と出かけるときはなるべく旦那の実家にあずけていたのですが、以前は部屋に私がいればずっと寝ていました。小型犬は心臓が弱いといいますし(今は検査しても特に問題がありません)きっとずっと吠えて負担もかかるだろうしマンションなので周りにも迷惑かかると思います。でも私も家にこもっているのは正直辛いです。まだまだ元気な犬で介護までは必要ないので、介護している方もたくさんいるでしょうし、私は自分勝手な飼い主だな・・・と思います。これからどのように犬に接し、生活していけばいいのでしょうか。家にいてあげたほうがいいでしょうか。それともしばらく続ければ留守番にも慣れてくれるでしょうか。どうしたらいいのか毎日悩んでいます。よろしくお願いします。

15歳マルチーズの留守番と飼い主さんの心の負担

15歳という高齢のマルチーズちゃんとの生活、そして留守番の悩み、よく分かります。 愛犬への愛情と、自分の生活とのバランスに苦しんでいる飼い主さんは少なくありません。 痴呆の進行による行動変化、そしてそれに伴う飼い主さんの罪悪感… これらの問題を一つずつ解決していく方法を考えていきましょう。

老犬の行動変化と痴呆について

まず、愛犬の行動変化の原因の一つとして考えられるのが「認知機能障害(犬の認知症)」です。 年齢を重ねるにつれて、記憶力や判断力が低下し、不安や混乱が生じることがあります。 以前は問題なかった留守番で吠え続けるようになったり、排泄の失敗が増えたりするのは、認知症の症状の一つとして考えられます。 獣医師への相談が最も重要です。 現在の症状を詳しく説明し、適切な診断とアドバイスを受けることをおすすめします。 必要であれば、認知機能改善のサプリメントなどを処方してもらえる可能性もあります。

留守番対策:安心できる環境づくり

愛犬が留守番中に吠え続ける、排泄を失敗するといった問題を解決するために、まずは安心できる環境づくりが重要です。

ゲージの工夫

* 快適な空間を確保:ゲージ内は、愛犬が落ち着いて過ごせる広さであるか確認しましょう。 小さすぎるとストレスになります。 また、清潔で、快適な寝床を用意しましょう。 愛犬が好きなぬいぐるみやタオルなどを一緒に入れてあげると安心感が増します。
* 視覚的な安心感:ゲージの近くに、飼い主さんの写真や匂いのついた衣類などを置いておくのも効果的です。 愛犬は飼い主さんの存在を感じることができれば、少し安心するでしょう。
* 音の対策:留守番中に吠え続けることで近隣に迷惑がかかることを懸念されているとのことですが、ホワイトノイズ発生器などを活用して、外部の音を遮断し、愛犬の不安を軽減する効果が期待できます。 また、音楽を流すことも有効です。 ただし、音量には注意しましょう。

留守番時間を短縮する

いきなり長時間留守番をさせるのではなく、徐々に時間を延ばしていくことが大切です。 最初は1時間、その後2時間と、少しずつ時間を増やしながら、愛犬の様子を観察しましょう。 留守番前に十分な散歩や運動をさせて、疲れて眠くなるように促すのも効果的です。 また、留守番前に十分な排泄を促すことも重要です。

安心できるおもちゃ

知育おもちゃ噛むおもちゃを与えて、留守番中の退屈さを紛らわせるのも有効です。 これにより、愛犬は精神的な負担を軽減し、落ち着いて留守番できるようになります。

パートとの両立:時間管理とサポート体制

パートを始めたことで、愛犬との時間が減り、罪悪感を感じているとのことですが、ご自身の生活も大切です。 パートの時間を短縮したり、休みの日にしっかり愛犬と過ごす時間を確保したり、時間管理を見直すことで、バランスを取ることができます。

ペットシッターやドッグウォーカーの利用

どうしても留守番が難しい場合は、ペットシッターやドッグウォーカーを利用するのも一つの方法です。 短時間でも、愛犬の様子を見てくれる人がいることで、飼い主さんの不安も軽減されます。 信頼できる業者を選ぶことが重要です。 事前に面会し、愛犬との相性などを確認しましょう。

家族や友人への協力を仰ぐ

ご家族やご友人などに、一時的に愛犬の世話をお願いできるか相談してみるのも良いでしょう。 信頼できる人に預けることで、安心してパートに出かけることができます。

専門家の意見:獣医師・動物行動学者

老犬の介護や行動問題については、獣医師動物行動学者に相談することが大切です。 専門家のアドバイスを受けることで、愛犬にとって最適なケア方法を知ることができます。 特に、認知症の症状が進行している場合は、獣医師の診察を受け、適切な治療やケアを受けることが重要です。

まとめ:愛犬との幸せな時間を大切に

15歳という高齢のマルチーズちゃんとの生活は、喜びと同時に多くの課題も伴います。 しかし、愛犬の幸せと飼い主さんの心の健康を両立させることは可能です。 獣医師や専門家のアドバイスを受けながら、愛犬にとって最適な環境を作り、時間管理やサポート体制を整えることで、安心してパートを続けながら、愛犬との幸せな時間を過ごせるようにしましょう。 焦らず、少しずつ改善していくことが大切です。 愛犬への愛情を忘れずに、一緒に穏やかな時間を過ごしてください。

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