老犬との時間を大切に過ごすために:11歳ミニチュアダックスとの幸せな日々

ワンコとの残りの時間、「しておくべきこと」「しておけばよかったこと」等、教えて下さい 実家には、11歳のミニチュアダックス♀がいます。緑内障で両目失明して、目が見えません。クッシング症候群にもかかっているらしく、まだ自覚症状はありませんが、皮膚の炎症が起きやすくなりました。失明したのが2か月前なので、ショックは隠せません。犬の方はけっこうぶつかったりしていますが、目が見えないのに散歩に行きたがるようにまで慣れてくれました。まったく見えないのに散歩に出すと歩くのです!その姿には感動しました。 目が見えない、クッシング症候群以外には今のところ病気はありません。 でも11歳といえば老犬です。犬は元気で15歳くらいまでしか寿命がないと良く聞きます。もちろん1日でも長く生きてほしいと思っていますが、一方で、この子と一緒の時間は確実に少なくなっているのも事実です。 愛犬を亡くされた方、いままさに病気と闘っている方、そうでなくともワンコが大好きな方。 10歳を過ぎた犬とのこれからの「過ごし方」について、「ああしてあげればよかった」「今からでもこうすべき」といった後悔や進言があればなんでも教えて下さい。これからのこの子との時間の過ごし方に活かしたいです。 今わたしがやっていることは、 ●実家に帰った時は必ず一緒の布団で寝てあげる(他の家族は布団に入れない習慣なので私だけです。そして実家暮らし時代からそうしてあげてきたことを犬はちゃんと覚えていて、私がいまでも実家に帰ると部屋の布団に一緒に来てと誘います。) ●大好物の甘いものをあげる(あげすぎは良くないですが、私が帰省したときくらい、と思ってプリンやケーキをあげています) ●帰省したときはとにかく一緒にいてあげる(何するわけでもありません、体の一部が少しでも長い時間触れ合っていられるように近くにいるようにしています。犬が寝ていても、片足が私の足に触れているだけ。これだけでも犬は安心していてくれてそうです) –くらいです。もっと、ワンコが喜ぶことをしてあげたいのです。 「ああしておけばよかった」という後悔を1つでもしたくないために・・・。

老犬との生活:今できること、そして後悔しないために

11歳という年齢は、犬にとってシニア期に突入した時期です。緑内障による失明とクッシング症候群という状況は、飼い主さんにとって大きな心配事でしょう。しかし、愛犬はまだ散歩を楽しんでいること、そして飼い主さんとの触れ合いを大切にしていることは、とても素晴らしいことです。残りの時間を後悔なく過ごすために、できることを一緒に考えていきましょう。

老犬の介護と生活の工夫:具体的なアドバイス

1. 健康管理の徹底

* 定期的な獣医健診: クッシング症候群の管理は非常に重要です。獣医師の指示に従い、定期的な検査と適切な治療を継続しましょう。薬の服用や食事療法など、指示されたことをきちんと守ることが、愛犬の健康と寿命を延ばすことに繋がります。
* 食事: 老犬用の高栄養価で消化の良いフードを選びましょう。 クッシング症候群の症状に合わせて、獣医師から適切な食事指導を受けることが大切です。
* 口腔ケア: 歯周病は老犬の健康を大きく左右します。毎日歯磨きをして、歯石の付着を防ぎましょう。歯磨きが難しい場合は、獣医さんに相談して適切なケア方法を選びましょう。
* 皮膚ケア: クッシング症候群による皮膚の炎症には、獣医師の指示に従い、適切なケアを行いましょう。清潔な環境を保ち、刺激となるものから遠ざけることが重要です。

2. 生活環境の調整

* 安全な空間の確保: 目が見えないため、転倒やケガのリスクがあります。段差をなくしたり、滑りにくい床材を使用したり、家具の配置を工夫して安全な環境を整えましょう。
* 補助具の活用: ハーネスやリードなど、散歩を安全にサポートする補助具を活用しましょう。
* 視覚以外の五感を刺激: 目が見えない分、嗅覚や聴覚を刺激するおもちゃや遊びを取り入れることで、愛犬の生活を豊かにすることができます。
* ゆっくりとしたペース: 散歩や食事など、すべての行動をゆっくりとしたペースで行いましょう。焦らず、愛犬に合わせて行動することが大切です。

3. 心のケア

* 愛情表現: 言葉かけ、撫でる、抱きしめるなど、積極的に愛情表現をしましょう。老犬は、飼い主さんの愛情を強く求めます。
* 安心できる場所: 愛犬が安心して過ごせる場所(ベッドやクッションなど)を用意しましょう。
* ストレス軽減: 大きな音や急激な変化は、老犬にとって大きなストレスになります。静かで穏やかな環境を心がけましょう。
* 遊び: 老犬でも楽しめる、穏やかな遊びを取り入れましょう。ボール遊びやぬいぐるみなど、愛犬の体力や状態に合わせて遊びを選びましょう。

4. 「しておけばよかった」を減らすために

* 写真や動画の記録: 日々の様子を写真や動画で記録しておきましょう。後で振り返ると、かけがえのない宝物になります。
* 思い出作り: 愛犬との思い出をたくさん作りましょう。一緒に散歩に行ったり、おやつを食べたり、ただ一緒に過ごすだけでも、大切な思い出になります。
* 専門家への相談: 不安なことがあれば、獣医師や動物行動学者などに相談しましょう。専門家のアドバイスを受けることで、より適切なケアを行うことができます。

専門家の視点:動物病院院長からのメッセージ

多くの老犬は、様々な疾患を抱えながら生活しています。大切なのは、その子の状態に合わせて、生活環境やケアを調整していくことです。無理強いせず、愛犬のペースに合わせて接することが、幸せな時間を過ごす秘訣です。 定期的な健康診断で早期発見・早期治療に努め、少しでも長く、快適な生活を送れるようにサポートしてあげましょう。

まとめ:後悔しないために、今できることを

愛犬との時間は、かけがえのないものです。 今できることを精一杯行い、後悔しないように過ごしましょう。 今回のアドバイスが、少しでも皆様の助けになれば幸いです。

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