老朽化学生寮の修繕問題と適切な対応

管理人さんが閉鎖が決まってから修理をしてくれなくなりました。今は学校が運営する学生寮で暮らしていますが、老朽化のため本年度いっぱいで閉鎖が決まりました。閉鎖が決まってからというもの、あちこちに不備が出ても管理人さんは「あと○ヶ月だから我慢してくれ」「もう閉鎖なんだからあんまりお金掛けたくないんだよ、分かるやろ?」「修理してもあと○ヶ月しか使わないからね…」「まだ完全には壊れて無いんだね?じゃあ完全に壊れてから言ってくれ」「僕に言われてもね…素人の僕にどうしろって言うんだ?」と、元々頼んでも素人考え・個人的な考えで動いてたのが益々悪化し放置箇所が増えて困っています。寮は部屋は個室、トイレ・炊事室・洗面所・大浴場が共同です。特に大浴場は閉鎖が決まる前から建て付けが悪かったのを報告していたのに「まだ閉まるんだろ?大丈夫大丈夫、そんなので一々お金出してられないよ」とか「どうしても気になるなら君が出してくれる?出来ないよね?」と相手にしてくれず、結果完全に壊れて閉まらなくなり今は管理人さんがガムテープで補強して無理矢理閉めてますが付け焼き刃で、勝手に扉が開いてみんな寒さに震えてるような状況です。費用が…と言う割りに自分が朝寒いからという理由で深夜人のいないロビーと管理人室は暖房付けっ放しです。前に一人暮らししていた時、不動産屋さんから、「貸す側には物件をちゃんと使える状態にして提供しなければいけない義務があるから、借りた側の過失で無い限り、経年劣化などで修理が必要な場合は全額大家さんの負担になるし大家がそれを断る事は出来ない」と教えてもらいました。管理人さんは学校が業務を委託している会社の人で、修理の必要な時は管理人に報告→管理人から学校へ報告→学校が審議してOKすれば修理を呼ぶという感じで、今は管理人の個人的判断で学校に連絡が行かず審議すらしてもらえません。不動産屋さんに教えて頂いたことは学生寮でも適用されるのでしょうか?また今のような現状を学校側に報告してもいいものでしょうか?以前この管理人は普通なら逮捕されるか住人に訴えられるようなことをやらかして厳重注意されており、また問題発生となると今後寮生がどうなるかちょっと不安です。

学生寮における修繕義務と管理人さんの責任

学生寮の老朽化による修繕問題、そして管理人さんの対応に困っているとのこと、大変お辛い状況ですね。まず、ご安心ください。あなたの状況は決して珍しいものではなく、多くの学生寮で同様の問題が発生しています。そして、あなたの権利を守るために、適切な行動をとることは可能です

以前不動産屋さんから聞いた「貸す側には物件をちゃんと使える状態にして提供しなければいけない義務がある」というお話は、学生寮にも基本的に適用されます。これは民法上の「瑕疵担保責任」という概念に基づきます。ただし、学生寮は一般の賃貸物件とは異なり、学校という管理主体が関与するため、少し複雑になります。

重要なのは、修繕が必要な状態を「借り主の過失」ではなく「経年劣化」として明確にすることです。大浴場の扉が壊れた件は、明らかに経年劣化によるものであり、あなたの過失ではありません。管理人さんの「あと○ヶ月だから我慢してくれ」という発言は、この責任を回避しようとする不適切な発言です。

経年劣化と修繕責任の明確化

  • 写真や動画で証拠を確保する:大浴場の扉の状態、その他の不備箇所を写真や動画で記録しましょう。日付と時間もしっかり記録しておきましょう。
  • 修理依頼の記録を残す:管理人さんへの修理依頼とその回答を、メールや書面で記録しておきましょう。管理人さんの発言も記録に残すことが重要です。
  • 他の寮生への聞き込み:同じような不備を経験している寮生がいるか、聞き込み調査を行いましょう。証言はあなたの主張を裏付ける強力な証拠となります。

学校側への報告と具体的な対応策

現状を学校側に報告することは、あなたの権利を守る上で非常に重要です。管理人さんの対応は明らかに不適切であり、学校は管理人を通して適切な修繕を行う責任を負っています。報告する際には、以下の点を踏まえましょう。

学校側への報告方法

  • 書面で報告する:メールだけでなく、内容証明郵便で報告することで、証拠として残ります。学校側の対応を記録に残すことも重要です。
  • 具体的な問題点を箇条書きで列挙する:大浴場の扉、その他の不備箇所を箇条書きで明確に伝えましょう。写真や動画を添付すると効果的です。
  • 改善を求める具体的な要求を提示する:例えば、「大浴場の扉の修理」「ロビーと管理人室の暖房の適切な使用」など、具体的な改善策を提示しましょう。
  • 期限を設定する:学校側にいつまでに対応を求めるか、期限を設定しましょう。期限までに回答がない場合は、次のステップに進みましょう。

専門家への相談

学校側が適切に対応してくれない場合、弁護士や消費者センターに相談することをお勧めします。弁護士はあなたの権利を擁護し、学校側との交渉を支援してくれます。消費者センターは無料で相談を受け付けており、適切なアドバイスを受けることができます。

弁護士への相談

  • 証拠となる資料を準備する:写真、動画、メール、書面などの証拠を整理して弁護士に提示しましょう。
  • 相談料を確認する:弁護士への相談料は事務所によって異なりますので、事前に確認しましょう。

消費者センターへの相談

  • 相談窓口を確認する:お住まいの地域の消費者センターの相談窓口を確認しましょう。
  • 相談予約をする:電話やインターネットで相談予約を行いましょう。

まとめ

管理人さんの不適切な対応に、不安を感じるのは当然です。しかし、あなたは一人で戦う必要はありません。証拠をしっかり集め、学校側に報告し、必要であれば専門家に相談しましょう。あなたの権利は守られるべきであり、安心して暮らせる環境を確保するために、積極的に行動を起こすことが大切です。 状況を改善するために、積極的に行動を起こすことをお勧めします。 あなたの安全と快適な生活を願っています。

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