老朽化した賃貸物件でトラブル発生!引っ越し費用は請求できる?

不動産屋に「サッサと出て行けばいいだろう」と云われ、納得できません。引っ越しをする費用など請求できませんか? まだ越して9か月のアパートですが、越してすぐにシャワーの元の部分から水が出てしまい使えないし、台所、風呂の排水が異常に遅くて(洗面、歯磨きしただけで、20分位かかる)すぐに不動産会社に連絡して業者に修理してもらいましたが、1か月も経たない内にまた詰まり連絡、その時に「この前直したばかりなのにアンタ何してんの!」と怒られましたが、修理に来た方の話では、私の過失では無いとの事ですし、古いからかな?と思いつつ、一言謝るどころか文句を言われ嫌な感じの不動屋だとは思っていました。契約は他の会社で済ませたため管理している不動産屋には住み始めてから会いました。そして24日金曜日に友人の誕生祝から夜中に帰ると、下の住人と警察が居て、水が漏ってきていると聞き、部屋に入ると、トイレの中が水浸しでした。すぐにドライバーで水を止め間もなく不動産屋が来て、拭きだしたので、「拭くのは私がやるので、修理の連絡して下さいトイレ使えないと困りますから」すると「朝になったらする」と言いながら、風呂場をいきなり開け「毛が落ちてるだらしない!掃除しないからだ!こんなに汚くしてなんだここは!」といっそう声を張り上げたので見ると、髪の毛をキャッチするシートの上に出掛けに浴びたシャワーの時の分がありましたが、その都度軽く掃除をしてから出るので、汚れてはいませんし、勝手に開けるなんて信じられない。トイレも週に2~3度は床も拭いているし、男性ばかりの所で、表にまで聞こえるように何度もしつこく言われ、「拭くのでお引き取り下さい!」と何度かいい、やっと、部屋から出てもらい、「まだ1年も経っていないのに水回り3回目ですし、私の過失では無いのに文句を言って怒られても困ります。」と、サッサと出て行けばいいだろうと捨て台詞の様に言い帰りました。家賃を持って行ってもだらしない云々(滞納や遅れはありません)とにかく口汚く酷い。トイレも部品の故障で、全部替えるしかないが、当分は使えるようにしておきますと修理の方に言われました。自分の勘違いやミスでもすぐ電話してきて怒るのに、その時は携帯に着信も無です。契約時の不動産屋に相談したら、「もう年だし…」で終わりでした。長くてスミマセン。部屋に入って来そうで眠れません。引っ越すにもお金掛かるし、何より納得したいので、アドバイスお願いします。補足 もちろん近所とのトラブル等一切ありませんし、心当たりが全く無いです。家賃の度に嫌な思いをするので振込にしたいと言うと、勝手なこと言うなと半ば怒鳴られました。不動産屋はすぐ近くにあります。

賃貸トラブルの現状と解決策

あなたは、老朽化したアパートで、相次ぐ水回りトラブルと、不動産会社からの不当な扱いを受けている状況です。 9ヶ月という短い期間で3回もの修理を要する状況は、明らかに賃貸物件側の責任が問われる可能性が高いです。 さらに、不動産会社からの暴言や、プライバシー侵害に当たる行為は、許されるものではありません。 この状況を改善し、精神的な負担を軽減するために、具体的なステップを踏んでいきましょう。

1. トラブルの記録と証拠の確保

まず、これまで発生した全てのトラブルについて、詳細な記録を残すことが重要です。 具体的には、以下の情報を記録しましょう。

  • 日付
  • トラブルの内容(箇条書きで具体的に)
  • 連絡を受けた不動産会社担当者名
  • 修理業者名
  • 修理内容
  • 修理業者のコメント(特に、あなたの過失ではないという発言は重要です)
  • 不動産会社からの発言(日付、時間、発言内容を正確に記録)
  • 写真や動画の証拠(水漏れの様子、汚損箇所など)

これらの記録は、後々の交渉や、必要に応じて法的措置を取る際に非常に重要な証拠となります。 写真や動画は、日付と時刻情報が記録されているものを優先しましょう。 また、全てのやり取りを記録したメモや、メールのやり取りのスクリーンショットなども保存しておきましょう。

2. 契約書と重要事項説明書を確認

賃貸借契約書と重要事項説明書を改めて確認し、修繕義務に関する条項を確認しましょう。 多くの場合、賃貸物件の修繕責任は大家または不動産会社にあります。 特に、老朽化による故障は、借主の責任とはみなされないケースがほとんどです。

3. 不動産会社への再交渉

記録を元に、書面で不動産会社に改めて苦情を申し立てましょう。 口頭でのやり取りは証拠が残りにくいため、書面で伝えることで、記録を残し、対応を求めることができます。 その際、以下の点を明確に伝えましょう。

  • これまでのトラブルの経緯と、その度に受けた不当な扱い
  • 修繕責任は大家または不動産会社にあることを明確に主張
  • 今後の対応として、適切な修繕と、精神的苦痛に対する慰謝料の請求
  • 状況改善が見られない場合、弁護士に相談する可能性を示唆

書面を送付する際には、配達記録付き郵便を利用し、送付記録を残しておきましょう。

4. 弁護士への相談

不動産会社との交渉がうまくいかない場合、または、脅迫的な言動を受けた場合は、弁護士への相談が不可欠です。 弁護士は、あなたの権利を擁護し、適切な法的措置をアドバイスしてくれます。 弁護士費用は負担が大きいかもしれませんが、不当な扱いを受けた場合、その費用を不動産会社に請求できる可能性もあります。

5. 賃貸住宅紛争処理システムの利用

弁護士への相談と並行して、賃貸住宅紛争処理システムの利用を検討しましょう。 これは、国土交通省が設置した紛争解決の制度で、専門家の仲裁によって、比較的迅速かつ低コストで紛争解決を図ることができます。

6. 引越し費用請求の可能性

老朽化による建物の欠陥が原因で、居住に支障をきたしている場合、引っ越し費用を請求できる可能性があります。 ただし、これは裁判などを通じて主張する必要があり、弁護士の助言が不可欠です。 裁判に至るまでには時間と費用がかかりますが、証拠がしっかりしていれば、請求が認められる可能性があります。

専門家の視点:不動産管理士の意見

不動産管理士の立場から見ると、今回のケースは、不動産会社側の対応に重大な問題があります。 借主の過失がないにもかかわらず、一方的に非難する行為は、賃貸借契約における信頼関係を著しく損なうものです。 また、部屋に無断で入室する行為は、プライバシー権の侵害にあたり、法的責任を問われる可能性があります。 借主の方は、毅然とした態度で、権利を主張していくことが重要です。

具体的なアドバイス

* 全てのトラブルを詳細に記録し、証拠を確保することを最優先にしてください。
* 書面で不動産会社に連絡し、今後の対応を求めることをお勧めします。
* 弁護士に相談し、法的措置の可能性を検討しましょう。
* 賃貸住宅紛争処理システムの利用も検討してください。
* 精神的な負担を軽減するために、信頼できる友人や家族に相談することも大切です。

まとめ

今回のケースは、老朽化した賃貸物件におけるトラブルと、不動産会社による不適切な対応が重なった複雑な問題です。 しかし、適切な手続きと証拠の確保によって、あなたの権利を守ることが可能です。 迷うことなく、専門家の力を借りながら、積極的に問題解決に取り組んでください。 あなたの状況が改善することを願っています。

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