老朽化した借家での家賃交渉:雨漏り、害虫、傾斜…どうすれば家賃を下げられる?

借家に住み6年がたちます。借家の前に別棟で店があり、店と家を合わせ、家賃が13万です。契約時は、15万と言われましたが、部屋は、張り替えなどしない条件で、13万なりました。両方とも建物はかなり古く二階建ての自宅の方は、雨漏りする、夏には必ずネズミがでる、鳥がいつも住み着きフンだらけ、建物が斜めになってるのか、ビー玉をおくと触ってもないのに転がります。雨漏りは、一階からします。雨漏りを何とかしてほしいと不動産屋に電話する予定なのですが、この家の状態で、家賃を下げてほしいと言える条件でしょうか?またもしそうでしたら、うまく家賃を下げれる言い方とかありますでしょうか?詳しい方是非教えて下さい。補足雨漏りは直してもらおうと思っています。雨漏り以外にも記載したように心配な点や、ネズミなど困っている点があります。雨漏りを直してもらったら、家賃を下げてほしいという条件は難しいものでしょうか?お店が道路に面しているので、次に入居したい方がいるかわかりませんが、駐車場がかなりとめにくい。つめて4台しかとめれない。私たちはよそ者で知らなかったのですが、入居する前は外国人の泥棒が入ったと有名な場所です。

老朽化による居住環境の悪化と家賃交渉

6年間居住されている借家において、雨漏り、害虫、建物の傾斜など、居住環境に深刻な問題を抱えている状況ですね。 契約時に15万円から13万円に家賃が下がった経緯も踏まえ、現状の家賃に見合うだけの居住性があるとは言い難い状況です。 家賃値下げ交渉は決して簡単ではありませんが、状況を冷静に整理し、適切な対応を取ることで成功の可能性を高められます。

家賃値下げ交渉の成功ポイント:証拠と冷静な説明

家賃値下げ交渉を成功させるためには、以下の3点が重要です。

  • 具体的な証拠の提示:雨漏りの状況を写真や動画で記録しましょう。ネズミや鳥の糞についても同様に証拠を確保することで、不動産会社に現状を客観的に理解してもらえます。建物の傾斜についても、ビー玉が転がる様子を撮影するなど、視覚的な証拠があると効果的です。
  • 冷静で客観的な説明:感情的な言葉ではなく、事実を淡々と説明することが重要です。例えば、「雨漏りにより、天井にシミができ、家具にも被害が出ています。」といった具体的な被害状況を伝えましょう。ネズミや鳥の問題についても、健康被害や清掃の手間などを具体的に説明することで、不動産会社に状況の深刻さを理解してもらえます。
  • 交渉の戦略:まずは雨漏りの修理を依頼し、その対応状況を見てから家賃交渉を行うことをお勧めします。雨漏りの修理が迅速かつ適切に行われたとしても、他の問題(ネズミ、鳥、建物の傾斜、駐車場の狭さ、治安の悪さ)は依然として残ります。これらの問題点を指摘し、家賃値下げを交渉する際には、これらの問題が居住環境に与える影響を具体的に説明し、家賃の妥当性を主張しましょう。

具体的な交渉例:不動産会社への電話とメール

不動産会社への連絡は、まず電話で行い、状況を簡潔に説明し、後日改めて詳細を伝える約束を取り付けましょう。その後、以下の内容を含むメールを送信することをお勧めします。

**件名:〇〇(住所)家賃に関するご相談**

本文例:

〇〇不動産の〇〇様

いつもお世話になっております。〇〇(住所)に居住しております、〇〇です。

この度、居住している物件において、深刻な問題が発生しているため、家賃に関するご相談をさせて頂きたくご連絡いたしました。

具体的には、以下の問題が発生しております。

* **雨漏り**: 一階から雨漏りが発生しており、天井にシミが生じ、家具にも被害が出ております。(写真添付)
* **害虫**: 夏場にはネズミが発生し、不衛生な環境となっています。(写真添付)
* **鳥の糞**: 鳥が常に巣を作り、糞害に悩まされています。(写真添付)
* **建物の傾斜**: 建物が傾斜しているようで、ビー玉が自然に転がる状態です。(動画添付)
* **駐車場**: 駐車場が狭く、4台しか駐車できず、非常に不便です。
* **治安**: 入居前に外国人の泥棒が侵入したという情報があり、不安を感じています。

これらの問題により、居住環境は著しく悪化しており、現状の家賃13万円は、居住性に見合っていないと考えております。

つきましては、上記の問題点を踏まえ、家賃の値下げについてご相談させて頂きたく存じます。具体的な金額については、後日改めてご相談させて頂きたいと考えております。

ご多忙の中大変恐縮ですが、早急にご対応頂けますようお願い申し上げます。

敬具

〇〇

専門家の意見:弁護士や不動産鑑定士への相談

交渉が難航する場合は、弁護士や不動産鑑定士に相談することを検討しましょう。専門家は、法律的な観点や不動産の市場価格などを考慮し、適切なアドバイスやサポートを提供してくれます。特に、建物の傾斜や雨漏りなど、重大な瑕疵がある場合は、専門家の意見は強力な武器となります。

家賃値下げ交渉における注意点

* **感情的にならない**: 冷静に、事実を基に説明することが重要です。
* **脅迫的な言動は避ける**: 「家賃を下げなければ出ていく」といった脅し文句は逆効果になる可能性があります。
* **交渉の記録を残す**: 電話やメールでのやり取りは記録しておきましょう。
* **契約書を確認する**: 契約書に記載されている事項を確認し、交渉に役立てましょう。

まとめ:諦めずに交渉を!

老朽化した借家で、居住環境に問題を抱えている状況は、決してあなただけではありません。多くの借家人の方が同様の悩みを抱えているでしょう。 重要なのは、諦めずに、冷静に、そして粘り強く交渉することです。 証拠を揃え、客観的な説明を行い、必要であれば専門家の力を借りることで、家賃値下げを実現できる可能性は十分にあります。 快適な住環境を取り戻すため、積極的に行動を起こしましょう。

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