老朽住宅解体と新築にかかる費用|手続きから費用まで徹底解説

誰も住まなくなった家を壊し、そこへ新築する場合の質問です! 今は亡き、大工だった曽祖父が増改築を繰り返した古い家(築80年?何坪とかは分かりませんが、座敷4つ、部屋4部屋、その他台所、風呂トイレ、物置部屋3つ‥とにかく大きく古いです)があります。そこを壊すのにいくらくらいかかるかだいたい分かる方いますか??そしてそこに新築する場合、どのような経費がかかるのでしょう??ちなみに名義は父で、新築は私達夫婦と子供が住みます。補足 説明下手ですみませんm(__)m新築する場合の経費というのは、更地にした後、「ここに家を建てていいですよ」という許可?がおりるまでです。新築の見積りはでています!更地にしてさらに何か手続きあるのでしょうか??水道はひいていますし‥‥無知なまま土地に取り掛かる前にこちらで学ばせて頂きたいです(>人<;)

老朽住宅解体費用と新築にかかる費用

築80年の老朽住宅の解体と新築にかかる費用は、家の大きさ、解体方法、立地条件、そして新築の規模や仕様によって大きく変動します。そのため、正確な金額を提示することはできませんが、それぞれの費用項目と概算費用、そして注意点を解説します。

1. 解体費用

解体費用は、建物の大きさ、構造、アスベストの有無、残置物の処理方法、立地条件(アクセス、近隣への影響など)によって大きく異なります。

* **建物の大きさ**: 面積が大きければ大きいほど、解体費用は高くなります。質問文にあるように座敷4つ、部屋4つ、その他多数の部屋があることから、相当な規模と推測されます。
* **構造**: 木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造など、構造によって解体方法や難易度が異なり、費用も変わります。古い家屋は、構造が複雑になっている場合も多く、解体費用が高くなる可能性があります。
* **アスベスト**: 古い建物には、アスベストが含まれている可能性があります。アスベストの有無の調査と、アスベスト除去費用は別途必要になります。これは非常に重要な点であり、費用も高額になる可能性があります。
* **残置物**: 家の中に残っている家具や家電、不要な資材などは、事前に処分する必要があります。処分費用も解体費用に含まれる場合と、別途費用がかかる場合があります。
* **立地条件**: アクセスが悪い場所や、近隣への影響が懸念される場所では、解体費用が高くなる可能性があります。

概算費用: 解体費用は、坪単価で計算されることが多く、木造住宅の場合、坪単価3~10万円程度が相場です。質問者様の家の規模を考慮すると、最低でも数百万円、場合によっては1000万円を超える可能性も考えられます。正確な費用を知るためには、複数の解体業者に見積もりを依頼することが重要です。

2. 新築にかかる費用(更地造成まで)

新築にかかる費用は、解体費用に加えて、以下の費用が発生します。

* **地盤調査費用**: 地盤の強度を調査する費用です。地盤改良が必要な場合は、追加費用が発生します。これは新築において非常に重要です。地盤が弱いと、家が傾いたり、ひび割れが生じたりする可能性があります。
* **造成費用**: 更地にするための造成費用です。既存の基礎や地盤の整地、不要な土砂の撤去などが含まれます。家の規模や地盤の状態によって費用が大きく変動します。
* **申請費用**: 建築確認申請や各種許可申請に必要な費用です。市町村によって費用は異なります。
* **測量費用**: 土地の境界を測量する費用です。
* **設計費用**: 建築設計事務所に依頼する場合、設計費用が必要です。
* **その他費用**: 仮設トイレ設置費用、近隣への挨拶費用など。

概算費用: これらの費用は、土地の状況や建物の規模によって大きく異なりますが、数百万円から数千万円かかる可能性があります。

3. 手続き

更地にした後、新築を始めるには、いくつかの手続きが必要です。

* **建築確認申請**: 建築基準法に基づき、建築する建物の設計図書を提出して、建築確認を受けなければなりません。
* **各種許可申請**: 建築物に関する許可申請が必要な場合があります。例えば、都市計画法に基づく開発許可、道路占用許可などです。
* **近隣への挨拶**: 近隣住民への挨拶は、工事中のトラブルを避けるために非常に重要です。

専門家への相談

解体と新築は、高額な費用と複雑な手続きが伴います。そのため、不動産会社、建築会社、解体業者など、複数の専門家に相談することを強くお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、費用を抑え、スムーズに手続きを進めることができます。

具体的なアドバイス

1. **複数の業者に見積もりを依頼する**: 解体業者、建築業者、設計事務所など、複数の業者に見積もりを依頼し、費用やサービス内容を比較検討しましょう。
2. **アスベスト調査を必ず行う**: 古い建物にはアスベストが含まれている可能性があります。アスベスト調査は必ず行い、アスベスト除去費用を見積もりに含めるようにしましょう。
3. **地盤調査を怠らない**: 地盤調査は、建物の安全性を確保するために不可欠です。地盤改良が必要な場合は、費用を見込んでおきましょう。
4. **資金計画をしっかり立てる**: 解体費用、新築費用、手続き費用など、全ての費用を把握し、資金計画をしっかり立てましょう。必要に応じて住宅ローンを検討しましょう。
5. **行政機関に相談する**: 市町村の建築指導課などに相談することで、手続きに関する不明点を解消することができます。

まとめ

老朽住宅の解体と新築は、時間と費用のかかる大きなプロジェクトです。専門家のアドバイスを受けながら、計画的に進めていきましょう。

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