老人ホームでの生活:広間での仮眠と快適な居住空間の確保

祖母が老人ホームに入居したのですが、部屋がないらしく、暫くは広間で寝るみたいです。広間で寝るのは、様子を見るのも兼ねているらしいですが、部屋が空いていないのが気になります。祖母は自宅に居たときも時々、一人で横になって休んでいたときがありました。きちんと休めるか、プライバシーは守れるのかが不安です。また、祖母はとても気を使う人で優しいので、ストレスやいじめが心配です。さらに、見学した際に一人でボートしている老人がいました。(一応、広間なので周りには入居している方々がいらっしゃったのですが、一人で黙って椅子に座っているだけの方が数人いました。)職員があまりかまってくれていない感じでした。人数が多いため、目が行き届かないのでしょうか?施設に入れるしか方法はないのですが、心配や不安だらけです。補足祖母が入所したのは民間の老人ホーム(特老)です。入所人数は100人以上いるみたいです。部屋が空き次第、部屋に入れるみたいですが、いつ部屋が空くのは分からないらしいです。不安ですが、面倒を見れないため仕方ないですね(T-T)週1~2回ぐらいは洗濯物取りに行く予定なので、祖母の様子もきちんと見て来ようと思います。

広間での仮眠とプライバシーの確保:具体的な対策

ご祖母様の老人ホーム入居、そして広間での仮眠という状況、ご心配な気持ち、よく分かります。100名以上の入居者規模の特養ホームでは、お部屋の空き状況が流動的になりがちです。まずは、ご祖母様が安心して過ごせるよう、具体的な対策を考えていきましょう。

快適な睡眠環境の確保

広間での仮眠は、プライバシーの確保が難しい点が大きな課題です。そこで、以下のような対策を検討してみてはいかがでしょうか。

  • パーテーションや目隠しカーテンの利用:ホーム側に相談し、仮眠スペースにパーテーションを設置したり、目隠しカーテンでプライバシーを確保できるか確認してみましょう。多少の費用負担が必要になる場合もありますが、ご祖母様の安眠のためには有効な手段です。
  • 快適な寝具の用意:自宅で使っていたお気に入りの寝具を持参し、少しでも自宅に近い環境を作ることで、安心感を高めることができます。持ち込み可能な寝具の種類やサイズについては、ホーム側に事前に確認が必要です。
  • リラックスできるアイテムの活用:アロマオイルや好きな音楽、ぬいぐるみなど、ご祖母様がリラックスできるアイテムを持参させてあげましょう。これらによって、精神的な落ち着きを得ることが期待できます。
  • 睡眠環境の明るさ調整:ホーム側に相談し、夜間の照明を調整できるか確認しましょう。必要に応じて、遮光性の高いアイマスクなども有効です。

ストレスやいじめへの対策

ご祖母様の性格を踏まえ、ストレスやいじめへの対策も重要です。

  • 職員への相談:ご祖母様の性格や気遣いやすい点を職員に伝え、何かあればすぐに相談できる関係を築くことが大切です。定期的な面会時に、ご祖母様の様子や気になる点を職員に直接尋ねることをお勧めします。
  • 他の入居者との交流:無理強いせず、ご祖母様のペースで他の入居者の方々と交流できる機会を作ることも重要です。共通の趣味を持つ方を見つけ、一緒に活動することで、孤独感を軽減し、心の支えとなる可能性があります。ホーム主催のイベントやレクリエーションへの参加を促してみましょう。
  • 定期的な面会:週1~2回の洗濯物取りだけでなく、可能な限り頻繁に面会し、ご祖母様の様子を直接確認しましょう。会話を通して、心の状態を把握し、必要に応じてホーム側に相談する体制を整えましょう。

職員の対応とケア体制:改善策を探る

見学時に感じた職員の対応や、一人ぼっちで過ごしている入居者については、ホーム側に直接意見を伝えることが重要です。

ホームへの改善要望

  • 人員配置の改善:入居者数に対して職員の数が不足している可能性があります。ホーム側に人員配置の状況や改善計画について質問し、具体的な対応を求めましょう。改善が見られない場合は、他の施設への転居も検討する必要があるかもしれません。
  • 入居者へのケア体制:一人ぼっちで過ごしている入居者へのケア体制についても、ホーム側に確認しましょう。個々の入居者の状況に合わせたケアプランを作成し、定期的に見直しを行う体制が整っているかを確認することが重要です。必要であれば、ケアマネージャーに相談し、適切なケアプランの作成を依頼しましょう。
  • コミュニケーションの改善:職員と入居者、そしてご家族間のコミュニケーションを円滑にするための取り組みについて、ホーム側に確認しましょう。定期的な面談や情報共有の機会を設けるなど、積極的にコミュニケーションを図る努力が求められます。

インテリアの視点から快適な空間を演出

ご祖母様が少しでも快適に過ごせるよう、インテリアの視点からも工夫ができます。

落ち着きのある空間づくり

広間であっても、少しでも落ち着ける空間を作るために、以下のような工夫をしてみましょう。

  • ベージュ系の落ち着いた色調:ベージュは、リラックス効果があり、穏やかな気持ちにさせてくれる色です。もし可能であれば、ご祖母様の寝床周辺にベージュ系のブランケットやクッションなどを置くことで、より落ち着ける空間を作ることができます。ベッドカバーなどもベージュ系を選ぶと、統一感が出て、よりリラックス効果を高めることができます。
  • 間接照明の活用:直接的な照明ではなく、間接照明を使うことで、柔らかな光でリラックスできる空間を演出できます。小さなテーブルランプや、壁掛け式の照明などを活用してみましょう。
  • 自然素材を取り入れる:木製の小物や、天然素材のラグなどを置くことで、温かみのある空間を作ることができます。自然素材は、安らぎを与え、精神的な安定をもたらす効果があります。

専門家の意見:介護福祉士の視点

介護福祉士の経験から、以下のようなアドバイスをさせていただきます。

  • ホーム選びの重要性:入居前に、ホームの雰囲気や職員の対応、ケア体制などをしっかり確認することが大切です。複数施設の見学を行い、ご祖母様に合った施設を選ぶことが重要です。
  • 継続的な観察と情報収集:ご家族としての継続的な観察と、ホームからの情報収集が不可欠です。定期的な面会や連絡を通して、ご祖母様の状態を把握し、必要に応じて対応していくことが重要です。
  • 相談窓口の活用:不安なことがあれば、ホームの担当者やケアマネージャー、地域包括支援センターなどに相談しましょう。一人で抱え込まず、専門家の力を借りることが大切です。

まとめ

ご祖母様の老人ホームでの生活、不安な気持ちはよく分かります。しかし、ご家族としてできることはたくさんあります。今回ご紹介した対策を参考に、ご祖母様が少しでも快適に、安心して過ごせるよう、サポートしていきましょう。そして、何か問題が発生した際には、すぐにホーム側に相談し、解決策を見つける努力を怠らないようにしてください。

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