羽衣セキセイインコと快適な暮らし:鳥かごへの慣れ方と適切な放鳥時間

羽衣セキセイインコを買いました。とても人馴れしていてペットショップでは鳥かごに入れておらず木にとまってました。そのせいかしばらく部屋で遊ばせても鳥かごに入れるととても出たがります。鳥かごに入れると落ち着かず、出すと手に乗って落ち着き寝ます。鳥かごに慣れてないのでしょうか?だいたい1日にどのくらい部屋で遊ばせてあげたら良いですか?

セキセイインコの鳥かごへの慣らし方と放鳥時間

ペットショップで自由に過ごしていた羽衣セキセイインコが、鳥かごに落ち着かないのは、環境の変化によるストレスと、鳥かごを「閉じ込められる場所」と認識している可能性が高いです。 急に環境が変わり、狭い空間に入れられることに抵抗を感じているのでしょう。 大切なのは、鳥かごを安全で快適な場所だと認識させることです。

鳥かごへの慣れ方を促す方法

  • 段階的な慣れ: 最初は鳥かごの扉を開けたまま、お気に入りのオモチャや止まり木を入れて、インコが自由に出し入りできるようにします。数日間はこの状態を維持し、鳥かごに良いイメージを持たせることが重要です。徐々に扉を閉める時間を長くしていくことで、鳥かごに慣れていきます。
  • 快適な環境づくり: 鳥かごの中は清潔に保ち、新鮮な水と餌を常に用意しましょう。お気に入りの止まり木やオモチャを配置し、インコが快適に過ごせる空間を作ることが大切です。適切なサイズの鳥かごを選ぶことも重要です。狭すぎるとストレスになります。
  • 安心できる場所の確保: 鳥かごの中に、インコが隠れられるようなハウスやシェルターを設置すると、安心感を与えられます。特に夜間は、暗く静かな場所で休めるように配慮しましょう。
  • 無理強いは禁物: インコを無理やり鳥かごに入れると、恐怖心を与え、かえって警戒心を強めてしまいます。焦らず、ゆっくりと時間をかけて慣れさせてあげましょう。
  • ご褒美を与える: 鳥かごの中に入った時や、鳥かごに近づいた時に、お気に入りの餌やご褒美を与えると、鳥かごへの良い印象を強化できます。
  • コミュニケーション:優しく声をかけたり、手から餌をあげたりすることで、信頼関係を築き、安心感を与えましょう。インコは人の声や行動に敏感なので、穏やかな態度で接することが大切です。

適切な放鳥時間

セキセイインコの放鳥時間は、1日あたり3~4時間が目安です。ただし、インコの年齢や性格、体調によって調整が必要です。 幼鳥や体調が悪い場合は、短時間から始め、徐々に時間を延ばしていくのが良いでしょう。

  • 様子を見ながら調整: 放鳥中は、インコの様子を注意深く観察しましょう。疲れている様子や、落ち着きがない場合は、早めに鳥かごに戻してあげましょう。
  • 安全な環境: 放鳥する際は、部屋の窓を閉め、危険な物(電気コード、有毒植物など)を片付けて安全な環境を確保しましょう。ケージカバーを使用するのも有効です。
  • 決まった時間: 毎日同じ時間に放鳥し、同じ時間に鳥かごに戻すことで、インコのリズムが整い、落ち着いて過ごせるようになります。

インテリアとセキセイインコの共存

セキセイインコを飼う上で、インテリアとの調和も大切です。 インコが安全に過ごせるだけでなく、部屋全体の雰囲気も良くしたいですよね。

インコに安全なインテリア選び

  • 素材: インコが噛み砕いたり、飲み込んだりしても安全な自然素材の家具やインテリアを選びましょう。例えば、無垢材の家具や、天然素材のラグなどです。塗装されている家具は、インコにとって有害な成分が含まれている可能性があるので避けましょう。
  • 色: インコは鮮やかな色に惹かれますが、刺激が強すぎる色は避けた方が良いでしょう。落ち着いた色合いのインテリアで、インコがリラックスできる空間を作ることを心がけましょう。緑色ベージュなどの自然な色はおすすめです。
  • 配置: 鳥かごは、インコが外の様子を観察できる場所に置き、ストレスを軽減しましょう。また、インコが飛び回れるスペースを確保し、家具の配置にも気を配りましょう。

専門家のアドバイス

鳥類専門の獣医や、経験豊富なブリーダーに相談することも有効です。 インコの様子を詳しく説明することで、適切なアドバイスをもらえます。

まとめ

羽衣セキセイインコが鳥かごに慣れていないのは、環境の変化や、鳥かごへの誤解が原因の可能性があります。焦らず、時間をかけて、鳥かごを安全で快適な場所だと認識させることが大切です。適切な放鳥時間と、インコに安全なインテリアを選ぶことで、インコと快適な生活を送ることができるでしょう。 何か心配なことがあれば、専門家に相談することをお勧めします。

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