羽アリ大量発生!賃貸物件での駆除と大家さんへの対応

羽蟻の大量発生 実家の私の部屋に今朝から大量の羽蟻が(T-T) 毎年GW頃に出ているようですが、一度も駆除したことはありません。 賃貸の古い一戸建てなので、大家さんに何度も相談したんですが全く何もする気配はないし、賃貸とは言え、自分で業者を呼んで駆除するべきなのでしょうか?? 大家さんにお願いする方がまちがってますか?

羽アリ大量発生の原因と対策

GW頃に羽アリが発生するのは、シロアリの羽アリである可能性が高いです。シロアリは木材を餌とする害虫で、家屋構造に深刻な被害を与える可能性があります。 羽アリの大量発生は、家の中にシロアリの巣があることを示唆しており、放置すると建物の腐食や損壊につながるため、早急な対応が必要です。 また、羽アリはアブラムシなどの甘露を餌とするアリの場合もあります。この場合はシロアリほど深刻ではありませんが、不快害虫として駆除が必要となります。

羽アリの種類の見分け方

シロアリとアリの見分け方は以下の通りです。専門家に見てもらうのが確実ですが、自分で判断する際のポイントも知っておきましょう。

  • 体型:シロアリはアリに比べて体が細長く、ほぼ同じ太さの腹部を持っています。アリは腹部がくびれています。
  • 触角:シロアリの触角は直線的で、アリの触角は曲がっています。
  • 羽:シロアリとアリはどちらも4枚の羽を持ちますが、シロアリの羽は前後の羽がほぼ同じ大きさです。アリの前羽は後羽より大きいです。
  • 色:シロアリは白っぽい色をしていることが多いですが、種類によっては茶色っぽいものもいます。アリは黒や茶色など、種類によって様々です。

写真などを撮って、専門業者に相談するのも良いでしょう。

賃貸物件での羽アリ駆除:大家さんへの対応と自己対応

賃貸物件で羽アリが発生した場合、大家さんへの相談は当然の権利です。しかし、大家さんの対応が遅い、または全くない場合は、自分で業者に依頼するのも選択肢の一つです。

大家さんへの対応

まず、大家さんに対して、羽アリの発生状況を写真や動画で記録し、具体的な状況を伝えましょう。 発生場所、発生数、発生時期などを明確に記載した文書で連絡することで、大家さんの対応を促せます。 メールや手紙だけでなく、直接電話で連絡を取り、状況を説明するのも効果的です。 過去の連絡履歴も残しておきましょう。

  • 具体的な状況を伝える:「羽アリが出ている」ではなく、「〇〇部屋の窓枠付近に、毎日大量の羽アリが発生し、生活に支障をきたしている」といったように具体的な状況を伝えましょう。
  • 証拠を提示する:写真や動画で羽アリの発生状況を記録し、証拠として提示しましょう。
  • 書面で連絡する:メールや手紙で連絡を取り、内容を記録しておきましょう。
  • 期限を設ける:「〇月〇日までに対応していただけない場合は、自費で業者に依頼し、費用を請求させていただきます」と伝えるのも有効です。

自分で業者に依頼する場合

大家さんの対応が遅い場合、または全くない場合は、自分で害虫駆除業者に依頼することもできます。 費用は自己負担となりますが、健康被害や建物の被害を防ぐためには必要な措置です。 複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することが大切です。

  • 複数の業者に見積もりを依頼する:複数の業者に見積もりを依頼し、価格やサービス内容を比較検討しましょう。
  • 契約内容をよく確認する:契約内容をよく確認し、不明な点は業者に質問しましょう。
  • 保証内容を確認する:駆除後の保証内容を確認し、再発した場合の対応を確認しましょう。

費用負担について

自分で業者に依頼した場合の費用負担については、賃貸借契約書を確認しましょう。 契約書に明記されていない場合は、大家さんと相談し、費用負担について合意する必要があります。 場合によっては、大家さんが費用を負担してくれる可能性もあります。 しかし、大家さんが費用を負担しない場合でも、健康被害や建物の被害を防ぐために、自己負担で駆除を行う方が賢明な場合もあります。

インテリアへの影響と対策

シロアリ被害は、建物の構造材だけでなく、家具やインテリアにも影響を及ぼします。 特に、木製の家具や床材は被害を受けやすく、修復が困難な場合があります。 羽アリの発生を確認したら、インテリアの点検も忘れずに行いましょう。

インテリアの点検

木製の家具や床材に異常がないか、よく確認しましょう。 異臭や変色、穴などがあれば、シロアリ被害の可能性があります。 早期発見が被害拡大を防ぐために重要です。

予防対策

羽アリの発生を防ぐためには、以下の予防策が有効です。

  • 通気性を良くする:湿気がシロアリの繁殖を促進するため、家の中の通気性を良くしましょう。換気をこまめに行い、湿気の溜まりやすい場所には除湿剤を置くなどしましょう。
  • 木材の防腐処理:木材を使用する際は、防腐処理された木材を使用しましょう。既存の木材には、防蟻剤を塗布するのも有効です。
  • 定期的な点検:定期的に家の中の状態をチェックし、異常を発見したらすぐに対応しましょう。

インテリアの色選びにおいても、明るい色や清潔感のある色は、虫の発生を抑制する効果があると考えられています。 例えば、ブラウン系の家具は高級感がありますが、湿気を吸収しやすい面もあるため、定期的なメンテナンスが必要です。

専門家の意見

害虫駆除のプロフェッショナルに相談することで、的確なアドバイスと効果的な駆除方法を得ることができます。 駆除業者を選ぶ際には、実績や対応エリア、料金などを比較検討することが重要です。 また、無料相談を受け付けている業者もありますので、まずは相談してみるのも良いでしょう。

まとめ

羽アリの大量発生は、放置すると深刻な問題につながる可能性があります。 大家さんへの相談と並行して、状況に応じて自分で業者に依頼することも検討しましょう。 早めの対応が、被害拡大を防ぎ、安心して暮らせる環境を保つために重要です。 そして、インテリアの点検と予防策も忘れずに行いましょう。

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