羽アリ大量発生!築25年住宅の駆除と予防対策徹底ガイド

羽アリに悩まされています。朝起きてカーテンを開けると写真のような状態です。一週間前から毎日です。二週間ほど前にこのアリではない、3ミリ位の小さなアリが、床とクロスの間にあった穴から出入りしているのを見 つけました。ありの巣コロリを置いたのですが数日後羽アリもその穴に入っていったのを見たので、そこを塞げばよいものかと思い塞いだのですが、小さなアリは見かけなくなったものの、羽アリが…。 窓ガラス内側に20匹位います。出入り口を探すのですが、わかりません。 朝、見つけたものを駆除すると、日中や夕方は現れません。 朝カーテンを開けるのが憂鬱でたまりません。 これは黒アリの羽アリ、でしょうか?くびれがあるのでシロアリではない?? アリが出ているのでシロアリもいるのだろうとは思いますが… 築25年の三階建ての社宅一階です。同じ一階の方に聞いてみましたが、羽アリの話は聞きません。 どのような対処をしたらよいのでしょうか?

羽アリ大量発生の原因究明:黒アリの可能性とシロアリとの関連性

まず、ご心配されている通り、羽アリの大量発生は深刻な問題です。写真の状態から、黒アリの羽アリの可能性が高いと考えられます。くびれがあることからシロアリではないと判断できますが、黒アリの巣が近くにある可能性と、シロアリの混在の可能性も考慮する必要があります。

築25年の住宅では、木材の劣化や湿気によるシロアリ被害も懸念されます。黒アリは、シロアリが活動している場所を餌場として利用することもあるため、黒アリの発生は、シロアリの潜伏を示唆する可能性があります。 そのため、黒アリの駆除と同時に、シロアリの有無についても調査することが重要です。

羽アリ駆除と予防:ステップバイステップガイド

羽アリの駆除と予防には、以下のステップを踏むことをお勧めします。

ステップ1:アリの種類の特定と巣の特定

専門業者に相談し、アリの種類を特定してもらうことが最も確実です。アリの種類によって駆除方法が異なるため、正確な特定は非常に重要です。 もし、自分で判断する場合は、羽アリの画像を専門サイトなどで比較検討し、黒アリであることを確認しましょう。

次に、巣の特定が必要です。 小さなアリが出入りしていた穴を塞いだとのことですが、それは巣の入り口の一部だった可能性があります。 床下や壁の中、窓枠周辺など、湿気が多く、餌となるものが存在する場所を重点的に探しましょう。 小さな隙間や割れ目にも注意が必要です。

ステップ2:プロの力を借りる

専門の駆除業者に相談することを強くお勧めします。 DIYでの駆除は、一時的な効果しかなく、かえってアリの繁殖を助ける可能性があります。 専門業者は、アリの種類を正確に特定し、適切な薬剤を使用し、巣を完全に駆除してくれます。 また、シロアリの有無についても調査し、必要であれば予防措置を講じてくれます。

ステップ3:徹底的な清掃と環境整備

アリは餌となるものを探して移動します。 そのため、キッチンや浴室などの水回り、食べこぼしやゴミなど、餌になりうるものを徹底的に清掃しましょう。 特に、床下や壁の隙間などにゴミが溜まっていると、アリの住みかとなりやすいので注意が必要です。

ステップ4:予防策の実施

アリの侵入を防ぐためには、以下の予防策を実施しましょう。

  • 窓やドアの隙間を塞ぐ: コーキング剤などで隙間を完全に塞ぎましょう。
  • 換気を良くする: 湿気をためないよう、こまめに換気を行いましょう。
  • 定期的な点検: 定期的に家の中を点検し、アリの侵入経路がないかを確認しましょう。
  • 防蟻処理: 築年数の古い住宅では、シロアリ予防のための防蟻処理を行うことを検討しましょう。専門業者に相談してください。
  • 餌となるものを放置しない: 食べこぼしやゴミはすぐに片付け、食品は密閉容器に保管しましょう。

専門家の視点:シロアリ被害の可能性と対策

築25年の住宅では、シロアリ被害の可能性も考慮する必要があります。シロアリは、木材を食い荒らし、建物の構造を損なう危険性があります。 羽アリの発生は、シロアリの繁殖期であることを示唆している可能性があります。

シロアリの被害を早期に発見し、適切な対策を行うためには、専門業者によるシロアリ検査が不可欠です。 検査では、建物の状態を詳しく調べ、シロアリの被害の有無や程度を判定します。 必要に応じて、薬剤散布などの駆除・予防措置を講じます。

まとめ:安心安全な住まいを守るために

羽アリの大量発生は、放置すると深刻な問題につながる可能性があります。 早期発見と適切な対処が重要です。 今回ご紹介したステップに従い、専門家の力を借りながら、安心安全な住まいを守りましょう。 特に、築年数の古い住宅では、シロアリ被害についても注意深く確認することが大切です。 早めの対処で、安心して暮らせる住環境を取り戻しましょう。

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