義理の娘の非常識な行動に悩む義母と姉の相談:その心理と対処法

うちの弟の嫁は普段はうちに殆ど寄り付かないのに、いざうちに来るときには必ずお昼時にやってきてご飯を食べていきます。家に来る時も、家の前まで来てから「いま前にいるんですけど~」と突然やってきて、断るに断れません。外出しても近場にいたら、帰ってくるまで待ってるか、外出先まで押し掛けてきたり、スーパーで買い物をしていても現地までやってきます。先日、我が家には何の関係もない自分の友達まで連れてきて、子供と3人連れでお昼時にやって来てご飯を食べて帰りました。その友達とやらに私の分のお昼ご飯をとられてしまい、部屋にあったお菓子を食べていると、「おねえさん、ごはん食べないの?」と笑う嫁。返す言葉もなかったです。ある日は、母が美容院のあとにスーパーに行く、というところに押し掛けてきて、母が何かおかずになるものでも買ってあげようか?というと、惣菜屋さんで自分では買わないような高いものを次々と注文しました。さすがにちょっと…と思い、あんまりじゃない?と母がいうと、「でも●●(子供の名前)とパパが好きだから。ねっ、●●く~ん」と子供と弟をだしにして平然とお会計へ。普通、嫁の立場としたら気を遣って毎回そんな時間に遊びに来ないし、外出先までも来ないだろうし、買い物だって高値のものは義理の親にねだらないと思います。いやらしい話ですが、今までに遊びに来てもせんべい1枚の手土産すら持ってきたことがありません。旅行に行くと聞いていても、お土産も貰ったことがありません。弟の収入は結構良い方で、生活には不自由していないはずですが、家のローンもあるので節約してるようです。最初は甘え上手?と思っていましたが、最近は図々しさしか感じません。これってどういうつもりなんでしょうか?ちなみに母の日のプレゼントは自分の子供の写真をちょっとお高い写真たて(嫁談)にいれたもののみを2年連続で贈られました。意味不明です。母にとっては孫は可愛いかもしれませんが、ちょっと違うよね?と思ってしまいます。弟は母と合わないこともあり、常に嫁の味方なので話す余地もありません。母も私も嫁の図々しさにうんざりしてます。こういうことは普通のことですか?私の心が狭いだけですか?(私と母は公営住宅で質素に生活をしていますので裕福ではありません)

義理の娘の行動:その背景を探る

ご相談の内容、大変お辛い状況ですね。義理の娘さんの行動は、一般的に見て非常識と言えるでしょう。お昼時の訪問、突然の来訪、友人同伴での食事、高価な惣菜の購入、手土産の欠如…これらは、一般的な義理の娘の行動からは大きく逸脱しています。 単なる「甘え」や「図々しさ」で片付けるには、深層心理を探る必要があります。

いくつか考えられる可能性を検討してみましょう。

可能性1:育ちや家庭環境の影響

義理の娘さんが、幼少期からこのような行動を許されて育ってきた可能性があります。親が甘やかす、または、自分の要求を押し通すことを容認する環境で育つと、他者への配慮や遠慮が欠けてしまうケースがあります。 また、家庭環境が不安定であったり、常に自分の要求を満たすことに苦労してきた場合も、このような行動パターンに繋がる可能性があります。

可能性2:コミュニケーション能力の低さ

自分の気持ちを適切に伝えられない、または、他者の気持ちを理解することが苦手な場合、このような行動に出てしまうことがあります。 「断れない」状況を作り出すことで、自分の要求を間接的に伝えるという、コミュニケーション能力の低さが垣間見えます。

可能性3:経済的な事情(逆説的な可能性)

弟さんの収入が良いとはいえ、住宅ローンを抱えているとのこと。義理の娘さんが、経済的な事情から、実家や義理の家に頼ろうとしている可能性も考えられます。ただし、これは高価な惣菜を平然と注文する行動とは矛盾する部分もあります。

可能性4:あなた方への依存

無意識のうちに、あなた方家族に経済的、精神的に依存している可能性も否定できません。 普段は寄り付かないのに、必要な時だけ現れるという行動パターンは、この可能性を示唆しています。

可能性5:意図的な行動

最も可能性が低いですが、あなた方家族をコントロールしようとする意図的な行動である可能性も、完全に排除できません。 弟さんが常に嫁の味方であることを利用し、自分の都合の良いように振る舞っている可能性も考えられます。

具体的な対処法:冷静な対応と境界線の設定

義理の娘さんの行動にうんざりしているお気持ち、よく分かります。しかし、感情的に反論するのではなく、冷静に対処することが重要です。

1. 断る練習をする

「今、都合が悪い」と、はっきりと断る練習をしましょう。 事前に断る理由をいくつか用意しておくと、言い訳がましい印象を与えずに断りやすくなります。例えば、「今日は予定がある」「体調が悪い」「家族で食事をする予定がある」などです。 断られた際に、感情的に反論してきたとしても、冷静さを保つことが大切です。

2. 境界線を明確にする

義理の娘さんとの境界線を明確にしましょう。 訪問時間、食事の有無、買い物の費用負担など、事前にルールを決めて、弟さんにも理解してもらう必要があります。 ルールを明確にすることで、義理の娘さんの行動をコントロールしやすくなります。

3. 第三者への相談

信頼できる友人や専門家(カウンセラーなど)に相談することも有効です。 客観的な意見を聞くことで、冷静な判断ができるようになり、適切な対処法を見つけることができるでしょう。

4. 弟さんとの対話

弟さんとの対話も必要です。 義理の娘さんの行動があなた方家族に負担を与えていることを、冷静に伝えましょう。 弟さんが常に嫁の味方であるとのことですが、状況によっては、弟さん自身も義理の娘さんの行動に気づいていない可能性もあります。 具体的な事例を挙げて説明し、理解を求めましょう。

専門家の視点:家族療法の観点から

家族療法の専門家から見ると、この問題は家族システム全体のバランスが崩れている可能性を示唆しています。義理の娘さんの行動は、家族システム内の役割や境界線の曖昧さを反映していると考えられます。

解決のためには、家族システム全体を見直し、それぞれの役割と境界線を明確にする必要があります。 家族カウンセリングなどを利用することで、より効果的な解決策を見つけることができるでしょう。

まとめ:冷静な対応と家族システムの見直し

義理の娘さんの行動は、決して普通のことではありません。 あなたの心が狭いわけではありません。 冷静な対応と、明確な境界線の設定、そして家族システムの見直しを通して、この問題を解決していくことが重要です。 一人で抱え込まず、周囲の力を借りながら、穏やかな解決を目指しましょう。

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