義母の荷物で溢れる実家…夫婦二人の居場所を確保する方法

義母の考えが理解できません。携帯からの長文で申し訳ありません。文字数が足りないので前回の質問の続きのため合わせて見ていただけると助かります。現在旦那の実家で夫婦二人暮らしですが部屋がなく困っています。前回質問した弟の部屋は不要になりました。今の問題はリビングが片付かないことと、寝室が作れない事です。リビングも寝室も全て義母の物で溢れかえっています。ここ4ヶ月近く義母は月1回ぐらい来ては義母なりに片付けをしているのですが、全く進みません。家は義母名義で家賃としてローンを旦那が支払っています。前回、名義を旦那に変えて自分達所有にするアドバイスを頂きましたが、名義変更する予定は今はないです。私としてはリビングだけでも私達夫婦で片付けをして自由に使わせて欲しいのですが、何せ9割が義母の荷物なので納得してくれません。旦那と家を出て賃貸住宅を借りてもいいんですが、実家を捨てる気か!私(義母)を脅してるのか!と意味不明な罵声が飛んできます。私は義母の家ですから私達の部屋がないのに無理して済む必要はないと思ってます。そもそも義母は個人事業主で自分で家を出て他県を仕事の拠点にしたのですから、私達が犠牲になってまで実家を管理しなければいけないのか?と疑問に思うのです。旦那は家を借りてもいいと言ってくれますが、一応長男で不在になる実家が気になり一歩踏み出せません。リビングや寝室が欲しいので片付けをして欲しいと言う事や、それが無理なら家を出たいと言うのは私のワガママですか?実家というのは、そんなに手放したくないものでしょうか?補足ちなみに旦那も数年前まで実家を出ており、祖母(義母の実母)が一人暮らしでした。祖母の介護が必要になりましたが義母は仕事が手離せず、旦那が仕事を辞めて戻ってきたのです。祖母が亡くなり、そこから旦那が一人暮らしをしていました。

現状の整理と問題点

ご質問を拝見し、ご夫婦の置かれている状況の大変さが伝わってきます。義母名義の実家で、義母の荷物で生活空間が圧迫され、夫婦として快適な生活を送れない状況は、精神的にも大きな負担になっていることでしょう。特に、義母の「実家を捨てる気か!」という反応は、ご自身の気持ちをさらに複雑にしている原因の一つと考えられます。

問題点は大きく分けて以下の3点です。

  • 生活空間の不足:リビングと寝室が義母の荷物で占拠され、夫婦二人で快適に過ごせるスペースがない。
  • コミュニケーションの壁:義母との間で、生活空間の共有に関する意思疎通がうまくできていない。
  • 将来への不安:実家暮らしを続けるか、賃貸へ移転するか、将来設計に迷いが生じている。

義母の気持ちと、ご夫婦の気持ちの整理

義母にとって、実家は単なる住まいではなく、人生の思い出や歴史が詰まった大切な場所である可能性が高いです。長年住み慣れた家を簡単に手放すことに抵抗があるのは、自然な感情と言えるでしょう。また、息子であるご主人を近くに感じたいという気持ちも、背景にあると考えられます。

一方、ご夫婦は、結婚して家庭を築きたいという希望があり、現在の状況ではそれが叶っていないという現実があります。プライバシーや夫婦だけの空間を確保したいという気持ちは、当然の欲求です。

具体的な解決策とステップ

現状打破のためには、段階的に問題解決を進めていくことが重要です。

ステップ1:義母との丁寧なコミュニケーション

まず、義母との対話を重視しましょう。感情的な言葉ではなく、具体的な問題点を冷静に伝え、ご夫婦の気持ちを理解してもらえるよう努めることが大切です。

例えば、「お母さん、私たち夫婦も落ち着いて暮らせる空間が欲しいんです。リビングの一部だけでも、私たちが使えるように整理整頓できれば助かります。」と、具体的な提案をすることで、義母の反発を軽減できる可能性があります。

専門家の視点:臨床心理士によると、感情的な言葉は相手を防御的にさせ、対話を難しくします。具体的な提案と、ご夫婦の気持ちを丁寧に伝えることで、建設的な話し合いを進めることができるでしょう。

ステップ2:具体的な片付け計画の提案

義母が「片付けをしている」と仰っていますが、その方法やペースがご夫婦にとって不十分である可能性があります。そこで、具体的な片付け計画を提案してみましょう。

例えば、

  • エリア分け:リビングを「夫婦スペース」「義母スペース」「共有スペース」に分け、それぞれのエリアの整理範囲を明確にする。
  • スケジュール設定:週に一度、数時間ずつ、一緒に片付けをする時間を設定する。無理のない範囲で進めることが重要です。
  • 不要な物の処分:義母と一緒に不要な物を処分する作業を行う。処分に抵抗がある場合は、写真撮影で思い出を残すなど、代替案を提案する。
  • 収納方法の見直し:収納用品を活用し、効率的な収納方法を提案する。収納のプロに相談するのも良いでしょう。

これらの提案を、具体的な写真や図解を用いて説明することで、義母にも理解しやすくなります。

ステップ3:賃貸への移転も視野に入れる

ステップ1、2で改善が見られない場合は、賃貸への移転を改めて検討しましょう。この際、義母への伝え方も重要です。

「実家を出てしまうと、お母さんに心配をかけてしまうかもしれない」というご主人の不安を解消するために、定期的な訪問や連絡、近況報告などを約束することで、安心感を与えましょう。

また、賃貸への移転は「義母を捨てる」のではなく、「夫婦として独立した生活を送るため」という点を強調し、理解を求めることが大切です。

ステップ4:専門家のサポート

どうしても解決できない場合は、家族問題に詳しいカウンセラーや、整理収納アドバイザーなどの専門家のサポートを受けることを検討しましょう。専門家の客観的な視点とアドバイスは、問題解決に大きく役立ちます。

まとめ

義母との良好な関係を維持しながら、ご夫婦が快適に暮らせる空間を確保することは、容易ではありませんが、不可能ではありません。丁寧なコミュニケーションと具体的な計画、そして必要に応じて専門家の力を借りながら、一歩ずつ解決に向けて進んでいきましょう。ご夫婦の幸せな生活を心から応援しています。

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