義家族との帰省:次男家族の来訪をやんわり断る方法

長男一家には帰省して欲しいが、次男一家には来て欲しくない場合。 姑に当たるものです。 今年もお盆になり、東京に住む長男及び次男の一家と県内に住む長女一家が帰省すると行ってきました。 昨年も皆が一堂に会して、賑やかな数日を過ごしました。 場所は本州の地方の小さな町で、古いながらも広い一軒家で、皆が泊まれる部屋も寝具も十分にあります。 今回、長男や長女の家族には是非来てもらいたいのですけれど、次男一家を歓迎出来る気持ちになれません。 と云いますのも、次男嫁には会う度に不愉快な思いをさせられるからです。 昨年の帰省時にも、寝具は十分にあると言っているのに、宅急便数箱で自分達のシーツ、枕カバー、タオルケット、タオル類等を事前に送りつけてきました。 家に着いた当日、お風呂にカビキラーをし、冷蔵庫の掃除もされました。 またピクニックシートを部屋の中に敷いて、その上に当時1歳の孫を座らせたり寝転がらせたりしました。 調理する際は、洗ってしまってある調理器具をもう一度念入りに洗ってから使い、食器類も自分達が使う物だけ熱湯消毒。 台所、洗面所、トイレにはペーパータオルを置かれました。 お風呂も一番風呂に入らせてくれと言い、先に誰かが入ってしまえば、汚れてなくても「お金を払うからお湯を入れ替えていいですか?」と訊いてくる始末。 我が家は近所では良く片付いている方で、不潔になどしていないつもりなのですが、まるで「汚い、不潔」と責められているようで居たたまれないのです。 5月初め、主人が病を得て長男友人の紹介で東京の病院に入院し、退院後も1月は長男の家から通院しました。 1カ月半の間、ずっと長男一家の元に厄介になりましたが、病院にずっと近い次男宅には呼ばれませんでした。 マンション購入に1千万の援助をしたのに招かれていなかったので、「新居を見せて」と帰郷前に日帰りでお邪魔したのですが、その時手土産に持って行ったスイカを露骨に迷惑がられました。 お盆には皆が帰省すると言って来ています。 次男嫁は本心は来たくないのでは?と思い、「お祖父ちゃんが病後だし、東京で会ったばかりだから無理してワザワザ来なくていい」と言ったのですが、「兄さん、姉さんのとこが行くならウチも行く。」との答え。 皆が集まり賑やかな時が過ごせるのは嬉しく、病後の主人の励みにもなります。 しかしあの嫁と過ごす時間は気疲れで憂鬱なのです。 角を立てずに次男一家だけに遠慮してもらえる方法はありませんでしょうか? 私が我慢すれば済むことを、60にもなって大人げないと思われますか? ご意見をお聞かせ下さい。補足贈与税はもう納めてしまいましたので、今更貸付に切り替えることは出来ません。 資金援助をしたことで、こちらに従って欲しいという気持ちはありません。 アチラも汚いと感じる我が家に来るのは気が進まぬはずと思って断り易くしたのですが、来ると言い張られて気鬱なのです。 可愛い息子や孫と絶縁まではしたくありませんが、あの嫁と数日を過ごす心の余裕が今は有りません。

義家族との良好な関係:難しい問題への具体的な解決策

高齢の姑として、家族の帰省を巡る複雑な感情を抱えていることはよく理解できます。次男嫁さんの行動は、確かに戸惑いと不快感を招くものでしょう。しかし、ご家族との関係を良好に保ちつつ、ご自身の精神的な負担を軽減する方法を探ることは可能です。

次男家族へのやんわりとした断りの方法

まず、次男家族に直接「来なくていい」と伝えるのではなく、状況を説明し、やんわりと遠慮してもらえるように働きかけることが大切です。直接的な言葉は、関係悪化につながる可能性があります。

  • 具体的な理由を伝える:「お盆は主人もまだ体調が万全ではないので、大人数での賑やかな集まりは負担が大きいかもしれない。今年は少し静かに過ごしたいと考えている」など、具体的な理由を伝えることで、断りの理由を理解してもらいやすくなります。
  • 代替案を提案する:「今年は少し静かに過ごしたいけれど、近いうちに東京でゆっくりと会いたいね」など、別の機会に会うことを提案することで、断りの言葉への抵抗感を和らげることができます。 東京での食事会や、次男家族宅への訪問などを提案してみましょう。
  • 感謝の気持ちを伝える:「いつも気を使ってくれてありがとう。でも今年は少し事情があって…」と感謝の気持ちを伝えることで、相手への配慮を示し、良好な関係を維持することができます。
  • 夫を仲介役にする:夫を通して伝えることで、直接的な衝突を避け、より円滑なコミュニケーションが可能になります。夫は息子夫婦との関係を理解しているので、適切な伝え方をアドバイスしてくれるでしょう。

次男嫁さんの行動への対処法

次男嫁さんの行動は、あなたへの配慮というよりも、自身の潔癖性や不安感の表れかもしれません。その行動の背景を理解しようと努めることで、対応が変わる可能性があります。

  • 事前に連絡を取り合う:帰省前に、次男嫁さんと連絡を取り合い、滞在中の予定や持ち物について話し合ってみましょう。事前に「寝具は十分用意しているので、必要ありませんよ」と伝えることで、不要な持ち込みを防ぐことができます。
  • 家の清潔さを伝える:「家はいつも綺麗に掃除しているから安心してね」と伝えることで、次男嫁さんの不安を解消する効果が期待できます。写真などを送るのも有効です。
  • 家事の分担について話し合う:事前に家事の分担について話し合うことで、次男嫁さんの負担を軽減し、余計な行動を防ぐことができます。「一緒に料理をしたり、片付けを手伝ってくれると助かるわ」と伝えましょう。

専門家の意見:臨床心理士からのアドバイス

このような家族関係の悩みは、臨床心理士などの専門家に相談することも有効です。専門家は、客観的な視点から問題点を分析し、具体的な解決策を提案してくれます。

特に、次男嫁さんの行動の背景にある心理的な要因を分析することで、より効果的なコミュニケーション方法を見つけることができるでしょう。例えば、潔癖症や不安障害といった可能性も考慮し、適切な対応策を検討する必要があります。

自分の気持ちを大切にする

60歳になっても、自分の気持ちを大切にすることは決して大人げないことではありません。無理に我慢を続けることで、心身の健康を損なう可能性があります。

  • 自分の限界を知る:自分の精神的なキャパシティを理解し、無理をしないようにしましょう。必要であれば、休息を取ることを優先しましょう。
  • 家族に気持ちを伝える:長男や長女に、自分の気持ちを正直に伝えましょう。理解ある家族であれば、あなたの気持ちを尊重してくれるはずです。
  • 趣味や友人との時間を大切にする:自分の時間を持つことで、精神的なバランスを保ちましょう。趣味や友人との交流は、ストレス解消に効果的です。

まとめ:良好な人間関係を築くための継続的な努力

家族関係の構築は、常に努力と調整が必要です。今回の問題も、一朝一夕に解決できるものではありません。しかし、次男家族への配慮と、自分の気持ちを大切にするという両立を目指し、継続的に努力することで、より良好な関係を築いていくことができるでしょう。 専門家の意見を参考にしながら、ご自身のペースで解決策を探っていきましょう。

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