義実家の古い家具に囲まれた生活…どうすれば解決できる?

義両親の残していった家具を処分したい。数ヶ月前に主人の義両親が新居を建てたので、空いた義実家に入りました。引越し前に家具など使うなら置いて行くよ?と言われたので、私たちがマンションで使っていた家具・家電を持って行きたいので処分をお願いしました。ですが、義両親はとにかく片付けが出来ない人達なので、危ないなとは思ったんですが、引っ越しの前日になってもほとんどの家具が残った状態で、うちの家具を処分して入れと言われました。義実家の家具のほとんどは家を建てた25年前から使っているもので汚れているし、室内で犬を飼っていたので、椅子やテーブルもかじられてガタガタ…。ソファもシミだらけだったので、どうしても使いたくないと思い、急ぎで不用品を回収してくれる業者を見つけてお願いしました。そのことを伝えると、この家にはこの家具の方があってるだの何だの言われ、マンションの家具を処分するようにと業者にも言い出し、慌てて主人に相談するも、そっちの方が引っ越しも楽だからと押し通され、結局お気に入りの家具たちを捨て、義実家の家具をそのまま使っています。そのほかにも掛け軸や天狗、わけのわからない置物などもすべて置いていかれ、趣味じゃないので処分しようとしたら、これは大切なものだから飾っておいてと言われ、そんなに大切な物なら新居に持って行ってと思い、やんわり伝えたのですが、うちにはそんなスペースがないと言われ、そのままの状態。主人に再度相談しても、実家にタダで住まわせて貰ってるんだから親の言う通りにしろと言われます。毎日使いづらい家具や置き物に囲まれて気分が落ちるので、どうにか主人を説得したいです。どうにか喧嘩にならず、義両親にも納得してもらえる方法はないでしょうか?よろしくお願いします。

状況整理と問題点の明確化

まず、現状を整理してみましょう。あなたは義実家に住んでおり、古い家具や不要な置物などに囲まれて生活している状況です。これらの家具は古く、汚れや傷みがあり、あなたの好みにも合いません。さらに、義両親はこれらの家具に強い愛着があり、処分することに反対しています。そして、夫は「タダで住まわせてもらっている」という理由で、あなたの意見を聞き入れようとしません。 この状況における主な問題は、以下の2点に集約されます。

  • 古い家具や置物による生活空間のストレス:古くて汚れた家具や趣味に合わない置物によって、快適な生活が送れない。
  • 夫と義両親との意見の食い違い:あなたの意見が夫や義両親に受け入れられず、話し合いがうまくいかない。

夫へのアプローチ:共感と具体的な提案

夫を説得するには、まず彼の気持ちに共感することが大切です。彼は「タダで住まわせてもらっている」という責任感や、義両親への気遣いから、あなたの意見を聞き入れにくいのかもしれません。 そこで、感情的な言い合いを避け、具体的な提案をすることが重要です。例えば、以下のようなアプローチを試みてみましょう。

  • 感謝の気持ちを示す:「実家に住まわせてくれて本当に感謝している。でも、今の家具だと生活しづらいから、一緒に解決策を探したい」と伝える。
  • 具体的な問題点を示す:「このソファは座ると沈み込むし、テーブルは傷だらけで使いにくい。毎日ストレスを感じている」と具体的に説明する。
  • 代替案を提示する:「義両親の大切な家具は、一部を残して、他の家具は処分して、代わりに私たちが使いやすい家具を少しずつ揃えていこう。費用は私たちが負担する」と提案する。
  • 妥協点を探す:「すべての家具を処分するのではなく、本当に必要なものだけを残して、整理整頓しよう。専門の整理収納アドバイザーに相談してみるのもいいかもしれない」と提案する。
  • 将来の展望を示す:「将来、私たちが家を建てたり、引っ越したりする際に、義両親の家具をどのように扱うか、一緒に考えていこう」と長期的な視点で話す。

義両親へのアプローチ:感謝と丁寧な説明

義両親へのアプローチも、感謝の気持ちと丁寧な説明を心がけることが大切です。感情的な言葉は避け、具体的な提案を交えながら、あなたの気持ちを伝えましょう。

  • 感謝の気持ちを伝える:「実家を快く貸していただき、本当に感謝しています」と伝える。
  • 現状の不便さを丁寧に説明する:「古い家具は使い勝手が悪く、生活に支障が出ている」と、具体的な不便さを説明する。
  • 代替案を提示する:「大切な家具は、いくつか選んで残し、他の家具は処分して、代わりに新しい家具を少しずつ揃えていきたい」と提案する。
  • 写真や資料を活用する:気に入った家具の写真や、整理収納術の資料を見せながら、具体的なイメージを共有する。
  • 専門家の意見を参考にする:インテリアコーディネーターや整理収納アドバイザーの意見を参考に、説得力を持たせる。

具体的な解決策:段階的なアプローチ

問題解決には、段階的なアプローチが効果的です。

ステップ1:写真撮影と整理

まず、現状の家具や置物の写真を撮影し、整理します。不要なものはリストアップし、残したいものと処分したいものを明確に区別します。

ステップ2:夫との話し合い

夫とじっくり話し合い、あなたの気持ちを伝え、具体的な提案をします。夫の意見も聞き入れ、お互いに納得できる妥協点を見つけ出すことが重要です。

ステップ3:義両親との話し合い

夫と合意が得られたら、義両親と話し合います。感謝の気持ちを伝え、現状の不便さと、あなたの提案を丁寧に説明します。写真や資料を活用し、具体的なイメージを共有することで、理解を得やすくなります。

ステップ4:専門家の活用

話し合いがうまくいかない場合は、インテリアコーディネーターや整理収納アドバイザーなどの専門家に相談してみましょう。専門家の客観的な意見は、説得力を持つとともに、具体的な解決策の提案にも繋がります。

専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、古い家具や不要な置物で溢れた空間は、生活空間としての機能性を損ない、居住者の精神的なストレスにも繋がります。 快適な生活空間を実現するためには、まず不要なものを処分し、必要な家具を配置することが重要です。その際、既存の家具と調和する新しい家具を選ぶことで、スムーズな移行が可能です。 また、整理収納アドバイザーの協力を得ながら、収納スペースの有効活用を図ることで、より快適な空間を創り出すことができます。

まとめ:良好な関係を維持しながら解決を目指す

義実家の古い家具の問題は、単なる家具の処分問題ではなく、家族間のコミュニケーションや関係性の問題でもあります。感情的な対立を避け、感謝の気持ちと具体的な提案を交えながら、段階的に解決を目指しましょう。夫や義両親との良好な関係を維持しながら、あなたにとって快適な生活空間を実現することが、最終的な目標です。

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