義両親との同居か離婚か…夫婦の未来と幸せな暮らし方

夫が義両親(夫の両親)との同居を考えていて、私が同居に同意できなければ離婚するしかないと言っています。 義両親とは、8年前夫と結婚して2年ほど経った頃、義父の病気がきっかけで同居をすることになりました。 夫名義の建てたばかりの家で、半身麻痺になった義父を介護していたのは義母で、私は食事の用意をしたり、夫は男手が必要な事を手伝うなどサポートをしていました。 が、同居して5年ほど経った頃、夫が経営していた会社(開業して3年)が倒産して、ローンの残っている自宅を手放さないといけなくなりました。 ※事業を始めたのは、子供が生まれてから5人が安心して暮らせる収入が持てると思ったこと、自分の時間が持てるので、義父や子供の突発的な事態に備えられると思ったことが大きかったみたいです。 家は売りに出し、家族は義両親世帯と私たち夫婦世帯とに分かれ、今は同じ賃貸のマンションの別々の部屋に住んでいます。 同居していた時、四六時中家にいる義母とは価値観や考え方が合わず、過度の干渉に嫌気がさしていたり、鬱にもなったりしたので、別居に至ったのは大歓迎でした。 むしろ、家を手放してでも別居したいと思うほど義母との関係はよくなかったです。 別居して1年経とうとしている今になり、義母が夫に年金暮らしでは生活がなりたたないと言ってきました。 家賃、義父の介護費、医療費、交通費にお金がかかる為、年金では足りず貯金を切り崩して生活をしているとの事。 そこで、市営住宅に応募したり、生活保護の相談をしてみたりしましたが、希望する住宅の抽選からもれ、空いている住宅が古く住みたくないという理由から義母は拒絶。ならば生活保護はどうかと聞くと貯金が持てなくなるので、葬式代くらい残したいから生活保護は受けたくないと拒絶。 そこで、今の生活を維持できるようにお金を援助しようかと申しでたところ、夫の体を壊したくないからと拒絶されました。 確かに我が家は、破産したばかりで貯金もなく生活はカツカツなので、仕事を増やして援助しようと考えていました。 夫は義母や義母の兄弟から、これ以上親不孝するなと言われているらしく、自責の念からもう同居しかないと考えています。 でも、私は同居をしていた時の義母とのいざこざを忘れられず、同居に賛成できずにいます。 同居していた時は義母が改まって生活費を入れることはなく、同居のルールも作らずあやふやなままスタートしていました。 当時の義母の支援 ・家の周りの整備(コンクリをうつ、フェンスをたてる、物置等)費用の一部 ・月に一度買うお米1俵(6300円)(お米をよく食べるのは義両親) ・新聞代(元々義両親が読む為のもの) ・電話代(義父名義で義父母宅からもってきたもの) ・NHK受信料 ・時々、食材や紙類などの購入 ・たまに生活費が足りなくなった時など、夫がいくらか借りていたことも 食事は主に朝食を義母(味噌汁のみ)、昼食(仕事が休みの時)・夕食を私。 洗濯はさせてもらえず、義母がほとんどしていました。 1階の掃除は義母が、2階の掃除は私が担当です。 生活費などの管理は私がしていました。 やりくりが厳しかったので、毎月2万くらい入れてもらえないか言ったこともありましたが、言うと義母の機嫌が悪くなり、それも数か月でいれてくれなくなりました。 今では、同居したら毎月お金を入れると言っているようです。 ですが、今度住むとしたら3LDKのマンションで、夫婦の寝室と義父母の部屋とはふすまでしきられただけの間取りになっているので、以前以上に話もできないでしょうし、遅くまで起きていたり、自分の時間も持てなくなるのは目に見えています。 夫の両親を大事にしたい気持ちや、夫の気持ちを尊重したい気持ちはあります。 しかし、それと同時に自分を殺さないといけなくなることが耐えられません。 最初にも書いたとおり、夫には、同居か離婚かを迫られています。 どちらがいいのか決められず、悩んで、悩んで、こうして質問させていただくことにしました。 どうかよろしくお願いします。補足・市役所にて生活保護の相談をした際、預金から先に生活費などに使ってからでないと申請できないと言われた事を義母に伝えたところ、貯金は葬儀代にしたいと思っていることを話していました。 ・義父母ともに同居には賛成しています。義母も同居の時のいざこざを忘れていませんが、お互い様だから仕方ないと言っているようです。 ・義母は離婚の話が出ていたことは全く知らないと思います。 ・私は今、パートで事務の仕事に就いています。

深刻な問題:義両親との同居か離婚か

あなたのご状況、本当に辛いですね。夫からの「同居か離婚か」という究極の選択、そして過去に経験した義母との難しい関係…、容易に決断できる問題ではありません。まずは、あなたの気持ちを受け止め、冷静に状況を整理していきましょう。

問題点の整理と分析

現在の問題点は大きく分けて3つあります。

1. 義両親の経済的な困難

年金だけでは生活が苦しく、貯金を切り崩している状況です。市営住宅への応募や生活保護の申請も断念しており、経済的な支援が必要な状態です。

2. あなたと義母の関係

過去の同居生活で、義母との価値観の相違や過剰な干渉により、あなたは強いストレスを感じ、鬱状態にもなりました。この経験から、再び同居することに強い抵抗を感じるのは当然です。

3. 夫の葛藤

夫は親孝行の意識が強く、義母や親戚からのプレッシャーも感じています。そのため、自責の念から同居という結論に傾いているようです。

解決策を探るためのステップ

離婚という選択肢は、最後の手段として残し、まずは以下のステップで解決策を探りましょう。

ステップ1:経済状況の明確化

義両親の具体的な収入と支出を明確にしましょう。家賃、介護費、医療費、交通費などを具体的に把握することで、必要な支援額を正確に計算できます。夫と義両親と話し合い、収支を明らかにすることが重要です。家計簿アプリなどを活用するのも効果的です。

ステップ2:義両親への支援方法の検討

生活保護は、貯金がなくなることを懸念して拒否されていますが、葬儀費用を確保しつつ生活を支える方法を検討しましょう。

  • 生活保護の再検討: 葬儀費用を確保するための方法を社会福祉協議会などに相談し、生活保護申請のハードルを下げる方法がないか確認してみましょう。手続きの複雑さや不安を解消することで、義母も受け入れやすくなるかもしれません。
  • 民間の福祉サービスの利用: 介護サービスや家事支援サービスなどを利用することで、義両親の負担を軽減し、生活費の節約に繋げることができます。介護保険サービスの利用も検討しましょう。
  • 金銭的な援助: あなたがパートで働いているとのことですが、できる範囲で金銭的な援助を行うことも検討しましょう。ただし、あなたの生活を圧迫するような支援は避け、無理のない範囲で援助することが大切です。援助額や支払い方法などを明確に文書化しておくことで、後々のトラブルを防ぐことができます。
  • その他の支援: 近親者や地域住民によるボランティア活動などを活用することで、金銭的な負担を軽減できる可能性もあります。地域包括支援センターなどに相談してみましょう。

ステップ3:同居生活におけるルール作り

もし同居することになった場合、過去の失敗を繰り返さないために、明確なルール作りが不可欠です。

  • 生活費の分担: 具体的な金額や支払い方法を明確にしましょう。義両親にも負担を求めることが重要です。これは、義両親への敬意を示すだけでなく、あなた自身の精神的な負担を軽減するためにも必要です。
  • 家事分担: 具体的な家事内容と担当者を明確に決めましょう。役割分担を明確にすることで、不満やストレスを最小限に抑えることができます。掃除、洗濯、料理など、それぞれの得意分野や負担能力を考慮して分担しましょう。
  • プライバシーの確保: 3LDKのマンションとのことですが、プライバシーを確保するための工夫が必要です。例えば、夫婦の寝室と義両親の部屋の間仕切りを強化したり、それぞれの部屋に鍵をかけるなど、物理的な工夫も重要です。さらに、時間管理を明確にすることで、お互いのプライベートな時間を確保しましょう。
  • コミュニケーションルール: 意見交換の場を定期的に設け、お互いの気持ちを伝え合う機会を設けましょう。不満やストレスをため込まずに、冷静に話し合うことが大切です。

ステップ4:専門家の相談

一人で抱え込まず、専門家の力を借りましょう。

  • 家族相談: 家庭問題に詳しい専門家に相談することで、客観的な視点と具体的な解決策を得ることができます。
  • 弁護士: 必要に応じて、離婚に関する法律相談も検討しましょう。
  • 社会福祉士: 義両親の生活支援に関する相談や、生活保護などの手続きに関するアドバイスを受けることができます。

夫とのコミュニケーション

夫には、あなたの気持ちを正直に伝えましょう。過去の辛い経験、そして現在の不安を具体的に説明し、理解を求めることが大切です。同居によってあなたがどれだけの精神的な負担を負う可能性があるのかを、具体的に説明する必要があります。

「夫の両親を大事にしたい気持ち」と「自分の気持ちを大切にする気持ち」は両立できる可能性があります。しかし、そのためには、あなた自身の気持ちをしっかりと伝え、夫と真剣に話し合う必要があります。

まとめ

義両親との同居は、経済的な問題だけでなく、あなたと義母の関係、そして夫婦関係にも大きな影響を与えます。安易な決断は避け、冷静に状況を分析し、ステップを踏んで解決策を探ることが重要です。専門家の力を借りながら、あなたと夫、そして義両親にとって最善の解決策を見つけてください。離婚という選択肢は、最後の手段として残しておきましょう。

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