網戸の表裏、どっちが部屋側?取り付け方と選び方のポイント

網戸ってどっちが部屋側に入るほうですか? 網戸の裏表?がわかりません。 真ん中あたりに横に桟のようなものがついている面と、その裏の網のみの面がありますよね? 部屋側に入るのはどちらの面がふつうでしょうか?

網戸の表裏の見分け方と正しい取り付け方

網戸の表裏で迷う、というお悩みは意外と多いものです。特に古い網戸や、初めて自分で取り付けをする場合などは、戸惑ってしまうのも当然です。実は、網戸には表と裏があり、どちらを部屋側にするかで、機能性や見た目が大きく変わってきます。

網戸の構造と表裏の見分け方

多くの網戸は、枠に張られた網の部分と、その枠を支えるフレームから構成されています。 質問にある「真ん中あたりに横に桟のようなものがついている面」は、通常、部屋側(室内側)に設置する面です。この桟は、網戸の強度を保つための補強材であり、室内側から見た方が見た目もすっきりします。

一方、「網のみの面」は室外側になります。この面は、風雨や汚れに直接さらされるため、耐久性の高い素材が使われていることが多いです。

  • 桟のある面:室内側
  • 桟のない面:室外側

簡単に言うと、補強材(桟)のある方が室内側です。 この桟は、網戸の開閉時の強度を保つ役割も担っており、室内側から見た方が、より安定して使用できます。

間違った取り付けによるデメリット

網戸の表裏を間違えて取り付けると、以下の様なデメリットが生じることがあります。

  • 見た目が悪い:補強材が外側にあると、見た目が悪く、せっかくのインテリアが台無しになる可能性があります。
  • 耐久性が低下:本来室内側にあるべき補強材が室外側にあると、風雨や紫外線による劣化が早まり、網戸の寿命が短くなる可能性があります。
  • 機能性の低下:補強材の位置が適切でないことで、網戸の開閉がスムーズに行えなくなる可能性があります。

網戸選びのポイント:素材、色、機能性

網戸は、単なる虫よけだけでなく、インテリアの一部としても重要な役割を果たします。 そこで、網戸を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

素材:耐久性とデザイン性の両立

網戸の素材には、主にアルミ、ステンレス、樹脂などがあります。

  • アルミ:軽量で安価、一般的な素材です。しかし、耐久性はやや劣ります。
  • ステンレス:耐久性が高く、長持ちします。価格はやや高めです。
  • 樹脂:軽量で耐久性があり、近年人気が高まっています。デザイン性も豊富です。

ご自宅の環境や予算に合わせて、最適な素材を選びましょう。特に、海沿いの地域など、塩害が心配な場合はステンレス製がおすすめです

色:インテリアとの調和

網戸の色は、窓枠や建物の外壁の色と調和させることが大切です。 グレーの網戸は、多くの住宅の色と合わせやすく、人気があります。 しかし、最近では、ブラウンやブラックなど、より個性的でスタイリッシュな色の網戸も登場しています。 インテリア全体の雰囲気に合わせて、最適な色を選びましょう。

機能性:防虫効果、防風効果、採光性

網戸には、様々な機能が備わっています。

  • 防虫効果:網目の細かさによって、防虫効果が変わります。小さな虫も防ぎたい場合は、網目が細かいものを選びましょう。
  • 防風効果:風の強い地域では、防風効果の高い網戸がおすすめです。特殊な素材を使用したものもあります。
  • 採光性:明るい室内を保つためには、採光性の高い網戸を選びましょう。透明度の高い素材が適しています。

これらの機能を考慮することで、より快適な住空間を実現できます。

専門家からのアドバイス:網戸のメンテナンス

網戸は、定期的なメンテナンスが必要です。 汚れが目立つようになったら、掃除機やブラシで汚れを落としましょう。 ひどい汚れの場合は、中性洗剤で洗い流すのも効果的です。 また、破れや歪みが見つかった場合は、早めに交換することをおすすめします。

専門業者に依頼することで、より安全で確実なメンテナンスを行うことができます。

まとめ:網戸選びから取り付け、メンテナンスまで

網戸の表裏、そして選び方、メンテナンスについて解説しました。 正しい知識を持って、快適で安全な住空間を実現しましょう。 今回ご紹介したポイントを参考に、あなたにぴったりの網戸を選んでください。

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