網戸のアルミ枠の劣化対策:ゴムパッキン交換で快適な住まいを!

網戸の枠部分についての質問です。部屋側にある網戸のアルミ部分のゴムパッキンのようなものがボロボロになってしまいました。自分で埋めなおしたいと思うのですが、このゴムパッキンのようなものの名前はなんというのでしょうか?網戸の網おさえゴムとは全く別物のようです(それは外側にありました)。写真ですと、白く見える筋のようなものです。(すでに上の部分は劣化して落ちてしまいました)宜しくお願い致します。

網戸のアルミ枠の劣化:原因と対策

網戸のアルミ枠から白い筋状のものがボロボロになっているとのこと、ご心配ですね。これは一般的に「アルミサッシの気密材」または「気密パッキン」と呼ばれています。網戸の網押さえゴムとは異なり、アルミ枠とサッシ枠の間の隙間を埋めて、気密性と防水性を高める役割を果たしています。経年劣化や紫外線、雨風などによって劣化し、ボロボロになることがあります。

気密パッキンの劣化原因

気密パッキンの劣化は、主に以下の原因が考えられます。

  • 紫外線による劣化:直射日光に長時間当たることで、パッキンが硬化し、ひび割れを起こします。
  • 雨風による劣化:雨や風による湿気や汚れがパッキンに付着し、劣化を促進します。
  • 経年劣化:長年使用することで、ゴム素材が硬化したり、劣化したりします。これは避けられない部分もあります。
  • 温度変化:気温の変化によってパッキンが膨張・収縮を繰り返すことで、劣化が早まります。

自分で気密パッキンを交換する方法

劣化してしまった気密パッキンは、DIYで交換することができます。ただし、種類によっては特殊な工具が必要な場合もあります。まずは、現状を把握しましょう。

1. 劣化状況の確認と必要な材料の選定

まずは、劣化している気密パッキンの状態を詳しく確認します。どの程度劣化しているか、必要な長さ、幅などを測りましょう。ホームセンターなどで、同じサイズまたは近いサイズの気密パッキンを購入します。材質は、EPDMゴムシリコンゴムなどが一般的で、耐久性に優れています。

2. 古い気密パッキンの除去

古い気密パッキンを取り除きます。ヘラやマイナスドライバーなどの工具を使用すると便利です。ただし、アルミ枠を傷つけないように注意しましょう。慎重に、少しずつ剥がしていくのがポイントです。

3. 新しい気密パッキンの取り付け

新しい気密パッキンを取り付けます。古いパッキンを取り除いた溝に、新しいパッキンを押し込みます。均等に力を加えながら、隙間なく押し込むことが重要です。はみ出した部分は、カッターなどで切り取ります。

4. 完成と注意点

新しい気密パッキンを取り付けたら、完成となります。網戸の開閉を確認し、スムーズに動くことを確認しましょう。

注意点

* アルミ枠を傷つけないように、作業は慎重に行いましょう。
* パッキンのサイズを正確に測り、適切なものを選びましょう。
* 作業に自信がない場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。

専門家への相談

自分で交換するのに不安がある場合や、複雑な形状の網戸の場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。専門業者は適切な材料を選び、丁寧に作業を行うため、より安心・安全です。費用は作業内容や業者によって異なりますが、数千円から数万円程度が相場です。

専門業者への依頼方法

インターネット検索や、地域の工務店などに問い合わせて、見積もりを取るのが一般的です。複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することで、最適な業者を選ぶことができます。

インテリアとの調和

網戸の交換は、目立たない部分ですが、インテリア全体の印象にも影響を与えます。例えば、窓枠の色や部屋全体の雰囲気に合わせて、パッキンの色を選ぶことで、より統一感のある空間を演出できます。ベージュやアイボリーなどの落ち着いた色を選べば、どんなインテリアにも合わせやすいでしょう。

まとめ

網戸のアルミ枠の気密パッキンは、「気密パッキン」または「アルミサッシの気密材」と呼ばれ、DIYで交換可能です。しかし、作業に不安がある場合は専門業者に依頼しましょう。交換することで、防音効果の向上、断熱効果の向上、防犯効果の向上にも繋がります。快適な住まいを実現するためにも、定期的な点検と適切なメンテナンスを行いましょう。

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